ほんのり熊野観光 1
世界遺産 鬼ヶ城 2020-11-22訪問 2020-12-30
2020年も終わりますね。今年は失われた1年でしたね~
そんな中でもそれなりに楽しみました。
1か月前のコロナの第三波の直前、県内でお出かけしてきました。
熊野方面はコロナの発生件数0。
喪中なので神社は行けないので、ずっと昔に行った観光地へ
久しぶりに行ってみることにしました。
コース
鬼が城→松本峠(熊野古道)→鬼ヶ城→オレンジロード→平尾井薬師→
丸山千枚田→赤木城跡→大丹倉
世界遺産 鬼ヶ城。
熊野灘に面して奇岩が1.2km続く岸壁です。
平安時代にこの辺を荒らしまわっていた海賊・多娥丸のアジトであったと伝わります。
山頂には有馬氏の居城の鬼ヶ城跡があります。
2020年も終わりますね。今年は失われた1年でしたね~
そんな中でもそれなりに楽しみました。
1か月前のコロナの第三波の直前、県内でお出かけしてきました。
熊野方面はコロナの発生件数0。
喪中なので神社は行けないので、ずっと昔に行った観光地へ
久しぶりに行ってみることにしました。
コース
鬼が城→松本峠(熊野古道)→鬼ヶ城→オレンジロード→平尾井薬師→
丸山千枚田→赤木城跡→大丹倉
世界遺産 鬼ヶ城。
熊野灘に面して奇岩が1.2km続く岸壁です。
平安時代にこの辺を荒らしまわっていた海賊・多娥丸のアジトであったと伝わります。
山頂には有馬氏の居城の鬼ヶ城跡があります。
11月の三連休。
実は福井の小浜方面の人のほぼ来ない山奥にお寺と紅葉を見に行く計画を
立てていましたが、コロナが増えてきたので、県外は諦めました。
そこで、熊野の観光地へ行くことにしました。
子供のころはなんだか知らないけど、よく連れて来られた鬼ヶ城。
そして那智へ行って勝浦に泊まったことを覚えています。
高速道路が今のように発達してなかった昔は丁度良い旅先だったんでしょう。
鬼ヶ城に来るのは30年ぶりくらいです。

鬼ヶ城の思い出というと、ただただ岩が続いていた、という事。
大して面白くもないのに、なんでみんながこの岩を見に来るのか
子供心に不思議でした。

9時半に到着。駐車場は無料です。
以外にもたくさんの車が停まっているのにびっくり。
まあ、3連休だしGO TO トラベルもあるしね。
熊野の観光地といえば鬼ヶ城だしね~

鬼ヶ城の駐車場から見える海。
さすがに海はキレイです。
海の色が違います。

鬼ヶ城センターという施設があります。
世界遺産になって新しく立て替えられたようです。
私が最後に来た時は、まだ昭和感あふれる施設でした。
いくつかの店が建ち並んで、おばちゃん達が店先でお客さんを呼び込んでました。

岩の説明です。

いざ、鬼ヶ城へ。
まず目を惹く沖の小島は魔見ケ島(まみるがしま)です。
魔を見る島っていったい何を見たのか?

魔見ケ島の説明。ちょっと読みにくいかな。
平安時代、坂上田村麻呂は桓武天皇に鬼退治を命じられました。
近くの烏帽子山に大馬権現の化身の天女が現れ、鬼の隠れ家(鬼ヶ城)を教えたが
岩が厳しくそびえ、磯は波が激しくとても立ち寄れませんでした。
その時、沖の魔見ケ島に童子が現れ、舞い唄い、軍勢も加わって大騒ぎをしました。
鬼神が油断をして岩戸を開く一瞬に将軍が神通の矢を放ち、見事一矢でしとめました。

鬼を仕留めると、童子は光を放って北の峰に飛び去ったので後を追って行くと、
紫雲たなびき芳香 に満ちた洞窟(清滝の上流)があり、
守仏の千手観音を納め安置しました。
熊野古道にある清水寺の観音さんのことで地名が泊(とまり)というので
泊観音と呼ばれ信仰を集めたそうです。
が、ネットマップで清水寺を探すとボロボロに崩れたお堂と
なっていました;;

鬼ヶ城の入り口って感じですね~
門になっていたかも?ですね^^

おお~~すごーいっ
久々に見たら凄いですよ、やっぱり景勝地になっただけありますね。

初めて来た娘も「ここ、凄いじゃん」と、はしゃいでます。

岩の隙間の黄色い野花に生命力を感じます。
癒されますね~

子供のころは鬼退治と言えば桃太郎なので、
桃太郎の舞台は熊野なんだと思っていました。

ただ、子供ながらにも鬼はいるわけないと思っていたので、
昔の人は凄い岩だから鬼がいると考えていたんだと思いました。
でも、鬼はいたんですね~桃太郎じゃなかったけど、
坂上田村麻呂が海賊という鬼を退治したんですね。
こういう史実からお話が出来上がるんでしょう。

うひゃー凄い道。こんな道だったっけ?
TVで見た中国の山奥の道を思い出しました。
中国の道よりはこの柵は信用できるかも?

鬼ヶ城の案内図。
いろいろ岩に名前がついています。

釣り人、最強!
どうやってそこま持って下りたのか?釣り道具を持って。
どこかにそこまで行けるルートがあるのか?

岩に彫られた階段はあるけど、足を滑らせたら
ちょっと大変なことになりそう。

もろい岩なんでしょうね。やっぱり不思議な岩です。

鬼の風呂桶という岩です。
風呂じゃなくて風呂桶なんだ。

ほんのりハートに見えません?

最強釣り人、ここにも。
鰐岩(わにいわ)と言う岩ですが、離れ小島(?)なんですよ。

ほらほら、離れているでしょ?
どうやって行ったんだろう?女性も子供もいましたよ。
釣り人はこれくらいどうってことないのかなぁ。

奇岩が延々続きます。

ぱっくり割れた岩。
オレンジのは挟まったブイ。

飛渡り
そんなに幅はない亀裂ですが、下には波が見え風が吹きあがって来ます。
橋がないとちょっと怖いです。

こういう平坦な岩場がたくさんあります。
前は荒波で後ろは急峻な山で、海賊の隠れ家にはちょうど良かったのかもしれません。

鬼の見張り場
どこで見張ったのかな?岩の上の窪みかな?

太平洋が見えます。

七里ヶ浜と熊野の町が見えます。
海賊たちは海を見渡して獲物や敵を見張っていたんでしょうね。

荒波を撮りたかったんですが、今日は穏やかです。

ここは平らな岩場が二層になってます。
二階建てですね~

あちこちにある平坦な岩場で海賊はちょっとした建物を造って
生活していたのかもしれませんね。

もしかして結構たくさんの海賊がいて、それなりの軍団だったのかも?
都から将軍が退治に来るくらいですものね。
地元の人も熊野詣での人も随分と困っていたことでしょう。

右に水溜りが見えます。

人が生活するには水は不可欠。
ここには裏の山から流れてくる水場があります。
丸く小さな池や水の流れる溝が彫られています。
これがいつ彫られたのかは分かりませんけど。

水谷。
岩が谷になっていて後ろの山からジャンジャン水が流れてきます。
この水で何人くらい生活できるかな?

熊野の景勝地の獅子岩が見えます。
間に喫茶店を挟んで左にある岩は神仙洞。
この二つの岩は熊野の山奥にある大馬神社の狛犬と言われています。
2015年に行った大馬神社の記事 >>

大馬神社は坂上田村麻呂が退治した鬼の首を埋めた上に
建てられた神社と言われています。
緑に埋もれた大馬神社は平安時代から時が止まったような場所です。
車がないと行きにくいですが、おすすめの神社です。

波切不動。
ロープを使って登ります。
どう見たらお不動さんに見えるのか???
登って岩の周りをぐるっと回ってみましたが、よく分かりませんでした。

お不動さんを見つけることができますか?

さあ、鬼ヶ城も終わりに近づいてきました。

弁天神社への参道。
なんだか参道も荒れているように見えたんですが、
ネットで見るとちゃんと整備された神社があるようです。

鬼ヶ城のマップがあります。
ここから少し歩いて鬼が城歩道トンネルを通ると車を停めた鬼ヶ城センターへ戻れます。
今回はここから世界遺産の熊野古道の松本峠を通ってみたいと思います。

松本峠。
鬼ヶ城センター >>
松本峠の頂上から鬼が城の方へ行くと鬼ヶ城跡へ行けます。
鬼ヶ城に本当にお城があったのは知りませんでので、行ってみます。
<< 寳珠山 大観音寺 熊野2 松本峠 >>
実は福井の小浜方面の人のほぼ来ない山奥にお寺と紅葉を見に行く計画を
立てていましたが、コロナが増えてきたので、県外は諦めました。
そこで、熊野の観光地へ行くことにしました。
子供のころはなんだか知らないけど、よく連れて来られた鬼ヶ城。
そして那智へ行って勝浦に泊まったことを覚えています。
高速道路が今のように発達してなかった昔は丁度良い旅先だったんでしょう。
鬼ヶ城に来るのは30年ぶりくらいです。

鬼ヶ城の思い出というと、ただただ岩が続いていた、という事。
大して面白くもないのに、なんでみんながこの岩を見に来るのか
子供心に不思議でした。

9時半に到着。駐車場は無料です。
以外にもたくさんの車が停まっているのにびっくり。
まあ、3連休だしGO TO トラベルもあるしね。
熊野の観光地といえば鬼ヶ城だしね~

鬼ヶ城の駐車場から見える海。
さすがに海はキレイです。
海の色が違います。

鬼ヶ城センターという施設があります。
世界遺産になって新しく立て替えられたようです。
私が最後に来た時は、まだ昭和感あふれる施設でした。
いくつかの店が建ち並んで、おばちゃん達が店先でお客さんを呼び込んでました。

岩の説明です。

いざ、鬼ヶ城へ。
まず目を惹く沖の小島は魔見ケ島(まみるがしま)です。
魔を見る島っていったい何を見たのか?

魔見ケ島の説明。ちょっと読みにくいかな。
平安時代、坂上田村麻呂は桓武天皇に鬼退治を命じられました。
近くの烏帽子山に大馬権現の化身の天女が現れ、鬼の隠れ家(鬼ヶ城)を教えたが
岩が厳しくそびえ、磯は波が激しくとても立ち寄れませんでした。
その時、沖の魔見ケ島に童子が現れ、舞い唄い、軍勢も加わって大騒ぎをしました。
鬼神が油断をして岩戸を開く一瞬に将軍が神通の矢を放ち、見事一矢でしとめました。

鬼を仕留めると、童子は光を放って北の峰に飛び去ったので後を追って行くと、
紫雲たなびき芳香 に満ちた洞窟(清滝の上流)があり、
守仏の千手観音を納め安置しました。
熊野古道にある清水寺の観音さんのことで地名が泊(とまり)というので
泊観音と呼ばれ信仰を集めたそうです。
が、ネットマップで清水寺を探すとボロボロに崩れたお堂と
なっていました;;

鬼ヶ城の入り口って感じですね~
門になっていたかも?ですね^^

おお~~すごーいっ
久々に見たら凄いですよ、やっぱり景勝地になっただけありますね。

初めて来た娘も「ここ、凄いじゃん」と、はしゃいでます。

岩の隙間の黄色い野花に生命力を感じます。
癒されますね~

子供のころは鬼退治と言えば桃太郎なので、
桃太郎の舞台は熊野なんだと思っていました。

ただ、子供ながらにも鬼はいるわけないと思っていたので、
昔の人は凄い岩だから鬼がいると考えていたんだと思いました。
でも、鬼はいたんですね~桃太郎じゃなかったけど、
坂上田村麻呂が海賊という鬼を退治したんですね。
こういう史実からお話が出来上がるんでしょう。

うひゃー凄い道。こんな道だったっけ?
TVで見た中国の山奥の道を思い出しました。
中国の道よりはこの柵は信用できるかも?

鬼ヶ城の案内図。
いろいろ岩に名前がついています。

釣り人、最強!
どうやってそこま持って下りたのか?釣り道具を持って。
どこかにそこまで行けるルートがあるのか?

岩に彫られた階段はあるけど、足を滑らせたら
ちょっと大変なことになりそう。

もろい岩なんでしょうね。やっぱり不思議な岩です。

鬼の風呂桶という岩です。
風呂じゃなくて風呂桶なんだ。

ほんのりハートに見えません?

最強釣り人、ここにも。
鰐岩(わにいわ)と言う岩ですが、離れ小島(?)なんですよ。

ほらほら、離れているでしょ?
どうやって行ったんだろう?女性も子供もいましたよ。
釣り人はこれくらいどうってことないのかなぁ。

奇岩が延々続きます。

ぱっくり割れた岩。
オレンジのは挟まったブイ。

飛渡り
そんなに幅はない亀裂ですが、下には波が見え風が吹きあがって来ます。
橋がないとちょっと怖いです。

こういう平坦な岩場がたくさんあります。
前は荒波で後ろは急峻な山で、海賊の隠れ家にはちょうど良かったのかもしれません。

鬼の見張り場
どこで見張ったのかな?岩の上の窪みかな?

太平洋が見えます。

七里ヶ浜と熊野の町が見えます。
海賊たちは海を見渡して獲物や敵を見張っていたんでしょうね。

荒波を撮りたかったんですが、今日は穏やかです。

ここは平らな岩場が二層になってます。
二階建てですね~

あちこちにある平坦な岩場で海賊はちょっとした建物を造って
生活していたのかもしれませんね。

もしかして結構たくさんの海賊がいて、それなりの軍団だったのかも?
都から将軍が退治に来るくらいですものね。
地元の人も熊野詣での人も随分と困っていたことでしょう。

右に水溜りが見えます。

人が生活するには水は不可欠。
ここには裏の山から流れてくる水場があります。
丸く小さな池や水の流れる溝が彫られています。
これがいつ彫られたのかは分かりませんけど。

水谷。
岩が谷になっていて後ろの山からジャンジャン水が流れてきます。
この水で何人くらい生活できるかな?

熊野の景勝地の獅子岩が見えます。
間に喫茶店を挟んで左にある岩は神仙洞。
この二つの岩は熊野の山奥にある大馬神社の狛犬と言われています。


大馬神社は坂上田村麻呂が退治した鬼の首を埋めた上に
建てられた神社と言われています。
緑に埋もれた大馬神社は平安時代から時が止まったような場所です。
車がないと行きにくいですが、おすすめの神社です。

波切不動。
ロープを使って登ります。
どう見たらお不動さんに見えるのか???
登って岩の周りをぐるっと回ってみましたが、よく分かりませんでした。

お不動さんを見つけることができますか?

さあ、鬼ヶ城も終わりに近づいてきました。

弁天神社への参道。
なんだか参道も荒れているように見えたんですが、
ネットで見るとちゃんと整備された神社があるようです。

鬼ヶ城のマップがあります。
ここから少し歩いて鬼が城歩道トンネルを通ると車を停めた鬼ヶ城センターへ戻れます。
今回はここから世界遺産の熊野古道の松本峠を通ってみたいと思います。

松本峠。

松本峠の頂上から鬼が城の方へ行くと鬼ヶ城跡へ行けます。
鬼ヶ城に本当にお城があったのは知りませんでので、行ってみます。
<< 寳珠山 大観音寺 熊野2 松本峠 >>
![]() にほんブログ村 | ![]() にほんブログ村 | ![]() ブログランキング | ![]() ブログランキング | ![]() ブログランキング |
スポンサーサイト