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古代の里へ 11

大神神社の別当寺であった平等寺  2020-2-23参拝 2020-6-7

初瀬の里、次に大神神社を中心に三輪の里と山の辺の道、
それから多武峯街道沿いの社寺へ行きました。
初瀬谷や三輪山から香具山の辺り一帯には天皇や皇后の宮が
13もあったと伝えられ、宮が飛鳥に移るまで大和王権の中心地域でした。

さて、初瀬谷の次は三輪の里です。

三輪の里・山の辺の道コース
大神神社→狭井神社→八大龍王弁財天大神→大美和の杜→久延彦神社→
大直禰子神社→大神神社の摂社・末社→平等寺→志貴御縣坐神社→
三輪坐恵比須神社

三輪山平等寺 みわさんびょうどうじ

大神神社の三つの神宮寺の中で唯一復活したお寺です。

聖徳太子の開基と伝承されています。
空海弘法大師によって遍照院建立。
中興祖、慶円三輪上人によって真言灌頂の道場「三輪別所」が建立。
島津義弘公が関ヶ原の合戦後に平等寺に70日間滞在。
明治に廃仏毀釈により廃寺となりましたが、再興しました。



大神神社から摂社末社を巡りながら(いくつか飛ばしてしまいましたが)、
平等寺へやってまいりました。

20-2大神神社 (177)

平等寺への入り口。

私は歩いて行きましたが、HPでは駐車場は3台と書いてありました。
もう少し手前には民間の有料駐車場500円もありました。

20-2大神神社 (178)

室町時代の大神神社と平等寺の絵図。
大御輪寺や檜原神社も描かれています。

ちょっと見にくいですが、平等寺のお堂がかなり広範囲に建っています。
大きなお寺であったことが分かります。

当然ですが、今と違って民家はほとんどないです。
三輪山の山麓に広がる神域ですね。

20-2大神神社 (179)

明治に廃寺となった平等寺。
堂宇はほとんど破壊されてしまいましたが、この山門だけが残りました。

20-2大神神社 (181)

現在の境内。

元の平等寺の境内は石垣を残すのみだそうですが、
現在の境内は小西家より寄進を受けたそうです。

すごいな、小西家。

20-2大神神社 (180)

すごいのは小西家だけじゃなんですよ。
廃仏毀釈前の平等寺住職・覚信和尚と町内有志18名が塔頭の一部を現境内に移し、
本尊十一面観世音菩薩、三輪不動尊、慶円上人像、仏足石等を守り、
曹洞宗慶田寺住職・梁天和尚が翠松庵の寺号を移し曹洞宗に改宗し法灯を護持しました。

少し離れた所に慶田寺があります。
立派なお寺で織田有楽斎のお墓があります。
行けばよかったと今思います。

20-2大神神社 (190)

廃仏毀釈時に61体の仏像が散逸しましたが、周辺のお寺で大事に祀られているものも多数あります。
個人宅で守られていた仏像は返納されたものもあります。
いつか仏様が故郷の平等寺に戻って来られるといいですね。

20-2大神神社 (188)

本堂。(本堂拝観は要予約とHPに書いてありました)

平等寺は聖徳太子が国の平和を三輪明神に祈願して開いたお寺です。
大三輪寺と言い、鎌倉時代以降に平等寺となったそうです。

御本尊は聖徳太子自作の十一面観音像、ですが、、、
現在の像は平安時代に復元されたものだそうです。

20-2大神神社 (185)

本堂は閉まっていたので、ガラス越しに拝みました。

御前立の十一面観音像は大御輪寺から聖林寺へ遷されたという、
国宝の十一面観音像を元に復元しました。
写真の中央にほんのり見えてます。

堂内に見える他の仏像は村の人々が守った仏様たちでしょうか?

20-2大神神社 (184)

波切堂。
弘法大師が信仰した波切不動尊を祀ります。

20-2大神神社 (182)

高台にある不動堂。

20-2大神神社 (183)

不動堂には弘法大師自作といわれる三輪不動尊を祀ります。

弘法大師がここに建立した遍照院は江戸時代に聖林寺へ遷されました。
弘法大師の足跡が残っていますが、弘法大師の逸話は無いようです。

20-2大神神社 (186)

二重塔釈迦堂。

鎌倉時代の中興の祖、慶円常観上人は真言灌頂の道場(三輪別所)を建立しました。
真言灌頂とか、よく分からないのですが、慶円上人は神仏両部思想を確立したと書いてあります。
神仏習合をしっかり進めた人と理解しました。

20-2大神神社 (187)

室町時代の絵図に載っている塔を800年ぶりに復元したそうです。
生身釈迦像、平等寺仏足石、仏舎利を祀ります。

平等寺朱印

御朱印。

ご住職に書いて頂きました。かっこいい御朱印です。
少しご住職とお話しさせて頂きました。
平等寺を復興させるために建築を勉強して、自分で設計してお堂を建立したそうです。
人生をかけて来たんだという事がヒシヒシと伝わってきました。
なので、参拝者への対応がとても親切です。

大神神社からは少し離れますが、ぜひ、平等寺へ!

  平等寺 HP >>

20-2大神神社 (189)

なんでこんな写真を撮ったのか。。。
赤いお社はお稲荷さん。
丸い植木の向こうに見えるのが赤門。

この赤門から山の辺の道へでます。
そうすると次に行く志貴御縣坐神社へ行けたんだと思います。

私はネット地図に道が出てこなかったので、道がないと思い込み、
すごーい遠回りをしました。
次はそんな苦労をして行った志貴御縣坐神社です。

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tag : 大神神社 朱印 平等寺 大三輪寺 山の辺の道

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じゅみーcoco

Author:じゅみーcoco
伊勢神宮の近所で生まれ育って
現在、伊勢の隣の町に在住。

忙しかった子育ても一段落。
行きたかった神社、お寺、
歴史の舞台、遺跡etc
あちこちお出かけするぞ~~
御朱印ももらっちゃうもんね^^

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