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初めての泉州社寺巡り 18

数奇な運命を辿った根来寺 後篇  2019-4-28参拝  2019-9-8

泉州は和泉国日根郡の社寺巡り。
9月になってしまいました~ ;;
これでついに終わりです~~

1日目
泉佐野市 意賀美神社→慈眼院→日根神社→蟻通神社→八幡神社→
貝塚市 水間観音→脇浜戎大社→泉佐野市 加支多神社→泉州磐船神社→
奈加美神社→清水地蔵尊→火走神社

2日目
泉南市 長慶寺→林昌寺→信達神社→金熊寺観音院→岩出市 根来寺

総本山 根來寺 ねごろじ

新義真言宗(真言宗の宗派の一つ)の総本山です。
大治5年(1130年)に覚鑁(かくばん)上人が高野山内に一堂を建て、
伝法院と称したのが根来寺の始まりです。

国宝は大塔。
重要文化財は大師堂とご本尊の三尊像など、多数あります。

本堂、大塔、大師堂を拝観しまして、本坊へやってまいりました。
本坊では御朱印を頂けます。
こちらでは御本尊の大日如来と開祖の興教大師の御朱印がもらます。

ちなみに不動堂で不動明王と愛染明王の御朱印がもらえます。

2019-5 泉州 (360)

現代って感じと前に書きましたが、よーく写真を見ると、
ただ前に車がたくさんあるだけで、建物はとても現代ではないですね^^;

2019-5 泉州 (361)

総本山の本坊です。立派ですね~

光明真言殿(光明殿)享和元年(1804年)の建立です。

2019-5 泉州 (362)

名勝庭園。

2019-5 泉州 (363)

光明殿の正面です。
まっすぐ向こうに見えるのは鐘楼門。

光明殿には開山興教大師覚鑁のご尊像を安置しています。

2019-5 泉州 (364)

順路で進んでいきます。井戸です。
建物の中になあるので、てっきり風呂か厠かと思いました。

2019-5 泉州 (365)

神聖な水でなのでありました。。。

2019-5 泉州 (366)

こちらは行者堂です。
渡り廊下で繋がっています。

2019-5 泉州 (367)

渡り廊下から見える聖天池です。

2019-5 泉州 (368)

渡り廊下の先には聖天堂がありました。
丸い窓がおしゃれ~~~

2019-5 泉州 (369)

格子なしの聖天池。

2019-5 泉州 (370)

真っ暗な廊下を通ってどこに行くのか?

2019-5 泉州 (371)

さっき行った聖天堂が見えます。

2019-5 泉州 (373)

向かいの建物は本坊です。
本坊は湊御殿、名草御殿、別院(すべて江戸時代建築)等があります。
こちらには池を配した庭園があります。

2019-5 泉州 (375)

こちらは枯山水庭園です。

2019-5 泉州 (377)

本坊へ来まして、池泉式庭園が見えます。

2019-5 泉州 (376)

池泉式蓬莱庭園でございます。

本堂や大塔を楽しみに根来寺に来ましたが、
本坊も見所たっぷりでした。

2019-5 泉州 (378)

本堂エリアと本坊エリアの間に奥の院へ行く道があります。
どこのお寺でも廟がある奥の院は、行く人は少ないので、とても静かで、
なんだか神秘的で異空間の雰囲気があって大好きです。

2019-5 泉州 (380)

根来寺を開いた、興教大師・覚鑁(かくばん)上人の御廟所(お墓)です。

覚鑁上人は平安時代後期の人です。
高野山に入り、空海の再来と言われます。
大治5年(1130年)に高野山内に根来寺の前身である伝法院を建立します。

鳥羽上皇の病を治し帰依を受け、金剛峯寺座主となります。
堕落した高野山の立て直しを図りますが反対勢力によって高野山を下りることとなります。

2019-5 泉州 (382)

落ち着いた赤い色の門の向こうの小さな山がお墓です。
この中に覚鑁上人がいるんですね~

高野山から移ったこの地・弘田荘には豊福寺があり、
その境内に学問所として「円明寺」と「神宮寺」を建てました。
そして康治2年12月12日(1143)に円明寺にて49歳の生涯を閉じました。

2019-5 泉州 (381)

その後、根来寺はたくさんの僧兵を抱える一大勢力となっていきます。
この様子を覚鑁上人はここからどんな思いで見ていたんでしょうね?

根来寺が強くなったのは、根来の僧が種子島まで出向いて鉄砲を手に入れ、
鉄砲の製造に成功したらしいですよ。
紀州鉄砲集団・根来衆となり、信長とは協力関係であったそうです。

が、秀吉は脅威に感じ、根来攻めに繋がります。

2019-5 泉州 (383)

根来寺の最後に不動堂へ行きます。
不動堂は入山受付の手前にあるので、無料で入れます。

2019-5 泉州 (384)

不動堂も県の文化財です。

2019-5 泉州 (385)

正面からは角円堂は見えません。
横から見ると後ろの方に八角堂が見えます。
延宝5年(1677年)までに再建されたと考えられているそうです。

2019-5 泉州 (386)

正面はこちら。
不動堂の中に入ってお参りもできますし、御朱印も頂けます。

入り口の門にも「身代不動尊」と書いてありましたが、
ご本尊は錐鑽不動(きりもみふどう)と言い、伝説を持つ仏様です。

2019-5 泉州 (387)

覚鑁上人が高野山にいた頃、反発する勢力によって襲われた「錐もみの乱」があります。

密厳院不動堂にいた覚鑁の命を狙って僧徒が乱入しましたが、
一体しかないはずの不動明王が二体並んでいました。
僧徒は一体は覚鑁が変化したものと考え、血を流した方が覚鑁と考え、
二体の像の膝を錐で刺したのでありました。
が、しかし!

2019-5 泉州 (392)

両方の像から血が流れ、覚鑁は不動明王に守られていると、慄いた僧徒は逃げ帰り
覚鑁は命を救われたので、身代わり不動尊、きりもみ不動尊と呼ばれます。

2019-5 泉州 (393)

覚鑁上人の命を救った「きりもみ不動尊」も覚鑁と一緒に高野山を下り、
現在の不動堂のご本尊となっています。

2019-5 泉州 (391)

不動堂の入り口。
こちらには駐車場もあります。

根来寺3

身代わり不動尊の御朱印。

根来寺4

愛染明王の御朱印。

愛染明王も不動堂の中に安置されています。

2019-5 泉州 (396)

最後に駐車場の道を挟んだ向かい側にあるお堂です。

2019-5 泉州 (397)

菩提院の跡でした。

2019-5 泉州 (395)

しっかり拝観したつもりですが、やっぱり見落としがあります。

三部権現社や四国八十八か所巡りもあり、周辺には石仏や石碑も散らばってます。
あと、カフェもいくつかありまして、時間があったら行きたかったです。

これで泉州と根来寺を巡った旅の記事を終わります。
ノロノロ時間をかけて書きましたが、最後まで読んでいただきましてありがとうございます。

予告です。7月14日に和歌山市へ行ってきました。
紀三井寺や和歌浦へ行ってきました。
また、ぼちぼち記事を書きます。

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tag : 泉州 根来寺 朱印 朱印帳 覚鑁 国宝 きりもみ不動

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じゅみーcoco

Author:じゅみーcoco
伊勢神宮の近所で生まれ育って
現在、伊勢の隣の町に在住。

忙しかった子育ても一段落。
行きたかった神社、お寺、
歴史の舞台、遺跡etc
あちこちお出かけするぞ~~
御朱印ももらっちゃうもんね^^

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