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初瀬の里の浅春 10

元伊勢伝承のある長谷山口坐神社  2018-3-10参拝  2018-4-4

長谷寺(登廊・本堂・諸堂・本長谷寺・本坊御開帳)→能満院→與喜天満神社→法起院→長谷山口坐神社→白髭神社

長谷山口坐神社(はせやまぐちにいますじんじゃ)

延喜式に載っている創建不明の古社。
延喜式内社で「山口」と付くのは14社あり、その中でも大和六所山口神社の一つ。
古代の大和国にとって大切な神社だったようです。

そして「磯城厳橿之本(しきいつかしのもと)」という元伊勢の伝承地。
「伊豆加志本(いつかしのもと)」とも書きます。
先に行った與喜天満神社も伝承地(他にもあり)ですけど。

とにかく昔は凄い神社だったようです。


長谷山口坐神社は長谷寺参道の入口というか、駅に近いところにあります。
周辺はお店も少なく、電車で来る人は前を通るでしょうけど、
車で来る人はここまでは来ないと思います。

そして、長谷山口坐神社の入口は非常に分かりにくいです。
與喜天満神社や法起院も通り過ぎてしまうけど、その比ではないくらい分かりません。

初瀬の里 (205)

まずは道沿いにある遥拝所を見つけましょう。
神社はこの後ろにある山の中です。

看板の下に←と「2軒先の小道より参拝できます」と書かれています。
でも、そちらは裏参道です。私は表から行きたい!

初瀬の里 (208)

目印は「藤木書店」
その向かいの細い路地から入ります。
一応、路地の入口に「長谷山口坐神社→」と書かれています。

朱塗りの橋は神河橋といいます。

初瀬の里 (210)

長谷寺縁起文や古文書によれば、この地は古くから三神の里と呼ばれ、河を神河といいます。
現在の川の名前は初瀬川です。
「長谷川」姓の発祥の川ですってよ~

川の先に見える山は與喜天満神社の鎮座する與喜山です。
與喜山のずっと向こうには、本地主神の瀧蔵神社がある瀧倉山があります。

「三神」とはどの三柱の神様のことでしょうね?

初瀬の里 (212)

元伊勢 磯城伊豆加志(厳橿)之本宮伝承地の石碑。

初瀬の里 (211)

由緒。

この由緒を読むと、二代目斎王の倭姫が天照大御神を祀った地がが
長谷山口坐神社で、初代斎王の豊鍬入姫が祀った地が與喜天満神社みたいですけど、
まあ、他にも伝承地があるのですから、結局分からないです。

こうじゃないかと思うけど確証はなし、結局「分からない」って
すご~くモヤモヤした気分になりますよね~
いつか、分かる日が来るのかしら?

初瀬の里 (213)

さあ、お参りに行きましょう。

初瀬の里 (214)

「山口」と付く神社は「山の口にいます神」で、水の神、祈雨の神、五穀豊穣の神として
祈願祭が行われるなど朝廷より重要とされた神社です。

だいたい神様は山の上に降臨するもんね、
その神様のいる山の入口に神社を建てて祈ったってことなんでしょうね。

初瀬の里 (215)

参道の途中に水神様がいらっしゃいました。

初瀬の里 (216)

やっと建物が見えてきました。
與喜天満神社よりは参道は短いですが、同じくらいキツイです。

初瀬の里 (223)

拝殿と本殿。
境内はとても狭いです。

初瀬の里 (217)

拝殿は小さいお社ですが屋根はやたらと立派です。

初瀬の里 (218)

この神社は太古より山の神である大山祇神を祀っていました。

倭姫命が、この地域の「磯城厳橿の本」に天照大神をおまつりになった時、
随神 としてこの地に天手力雄神を、また北の山の中腹に豊秋津姫命を祀る二柱を鎮座せられた。

一説によると天照大御神は與喜天満神社の場所に、長谷山口坐神社には天手力雄神を
祀ったのではないかと言われています。
ちなみにこの地域の字は「手力雄」です。

初瀬の里 (219)

こちらの由緒はちょっと読みにくいです。

どこかに豊秋津姫神社跡があるって書いてありますね。
與喜天満神社のパンフレットの地図には載ってましたけど、ネット地図には出てきませんでした。

初瀬の里 (220)

狛犬さん。

初瀬の里 (221)

本殿は高いところにあって、全然見えませんが、立派なお社みたいに見えます。
本殿の建築については、江戸時代初期の慶長18年(1613年)の棟札が残っているそうです。

初瀬の里 (222)

頑張ったけど、やっぱりよく見えず。。。

初瀬の里 (225)

中門もなかなか立派です。
忘れ去られた神社ではないようですけど、、、

垂仁天皇の時代には存在していたと思われる神社で、長谷寺より古い歴史があるけど
歴史好きの人しかやってこない神社なんでしょうね~
私たちの他は誰も参拝に来ませんでした。

初瀬の里 (224)

現在の初瀬街道である国道165号側の町が見えます。

「隠口の泊瀬小国と称せられ、大泊瀬山、小泊瀬山の長谷渓谷に位置し、風光明媚な地として知られた」
これがいつの頃の話か分かりませんけど、なんか昔の初瀬の方が栄えていたんでしょうかね?

初瀬の里 (226)

裏参道は左の獣道みたいな方です。
右は山の中の細い車道へ出ます。

初瀬の里 (227)

どこが道だか。。。
でもさ、昔、小学生のころ、こんな山道を探検って言って歩いたな~
今では一体どこの山を歩いていたのか、さっぱりわかりません^^;
ちょっと懐かしいかも^^

初瀬の里 (228)

裏参道もちょっと苔の生えた趣のある石段でしょう^^
濡れていたら、絶対滑りますよねぇ。

初瀬の里 (229)

里へ下りてきたって感じです。

初瀬の里 (232)

振り向いたらこんな感じ。
初めにこの参道へ来たら躊躇するよね、大丈夫?間違ってない?って。

初瀬の里 (230)

この橋を渡って、道とは言えないような路地を抜けると、
通ってきた長谷寺の参道へでます。

初瀬の里 (231)

初瀬川(神河)はやがて大和川になります。
雨の後で濁ってるのかな?普段はもっときれいな水?

初瀬の里 (234)

ここに出ました~

遥拝所に書いてあった「2軒先の小道」です。
見逃さないように。。。

 長谷山口坐神社 桜井市初瀬字手力雄4593

初瀬の里 (236)

道沿いにあった額田王の歌碑。
三室のやまみつつゆけ 吾が背子が い立たしけむ厳樫(いつかし)の本(もと)

額田王がここに来てこの歌を詠んだのかと思いきや、
和歌山の温泉に行く時に遠くから三輪山(三室山)を見ながら詠んだそうです。
「厳樫の本」は「神々しく厳めしい樫の木の根もと」だそうですが、
この地のことなのか、私にはわかりません。三輪山は確かに近い。

初瀬の里 (237)

歌碑の横には厳草庵というのもありました。
そしてこの辺のいくつかの家の表札に「厳樫」と書かれていました。

おお~~~「厳樫さん」がいるんだ~かっこいい名字~
伊勢がこの地にあった頃から続く家柄なのかな?
なんか分からないけど、すごい~と娘と騒ぎました^^;

駐車場まで戻りましたが、まだ時間がありますので、白髭神社も行ってみました。

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tag : 奈良 初瀬 元伊勢 長谷山口坐神社 手力雄 磯城厳橿 伊豆加志

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Author:じゅみーcoco
伊勢神宮の近所で生まれ育って
現在、伊勢の隣の町に在住。

忙しかった子育ても一段落。
行きたかった神社、お寺、
歴史の舞台、遺跡etc
あちこちお出かけするぞ~~
御朱印ももらっちゃうもんね^^

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