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真言密教の根本道場 東寺 後篇

平安京の幻影 東寺 後篇 2017-12-9参拝 2018-1-12

昨年の参拝記事です^^; 旅の友はOさん。
教王護国寺(東寺)と塔頭の観智院、龍谷山本願寺(西本願寺)、
この二つのお寺だけを1日かけて参拝しました。

宗教法人としての登録名は教王護国寺。
普通に使う「東寺」は通称なのかと思いきや、創建当時からある名前だそうで、
公文書にも「東寺」と書かれていて、ちゃんとした歴史のある名前だそうです。

東寺の前篇では境内を歩いただけで終わってしまいました^^;
後篇では金堂、講堂、五重塔の拝観を書いて行きます。


東寺の有料拝観は普段は金堂と講堂と塔頭の観智院です。
金堂・講堂はセットで500円。観智院は500円。
三か所セットで800円。

私たちはちょうど五重塔の初層内部公開だったので全部セットで1000円でした。
時期によっては宝物館の公開もあります。
詳しくは東寺のHPに載ってます。

東寺・本願寺 (41)

拝観エリアに入るとすぐに休憩スペースがあります。
茶店ではお土産も売ってます。

休憩するにはまだ早い^^ 拝観!拝観!

東寺・本願寺 (31)

講堂、金堂が並びます。

御朱印の授与所の並び具合から、もっと人が多いかと思いましたが、そんなでもないです。
ゆっくり拝観できそうです^^v

東寺・本願寺 (32)

まずは特別拝観の五重塔へ。
高さ54.8メートル。木造塔としては日本一の高さを誇ります。

見上げる者としては、少々の高さの差は分かりません^^;

東寺・本願寺 (34)

五重塔は天長3年(826年)空海により創建着手されますが、
実際の創建は空海没後の9世紀末だったそうです。
人でも費用も足りず苦労したとHPに書いてありました。

塔には空海が唐より持ち帰った仏舎利を納めているそうです。

東寺・本願寺 (36)

空海の創建以来、4度焼失し現在の塔は5代目で、
寛永21年(1644年)、徳川家光の寄進で建てられたものです。

中は東西南北にそれぞれの仏像が安置され、壁画で飾られています。

東寺・本願寺 (35)

法隆寺と同じで、開けられた扉から中を覗くんですが、見える範囲は限られていて、
さらに薄暗いので、凄いんだけどよく分からないと言うのが本音です^^;

どうしても列ができるので、ゆっくり拝観できなかったのが残念です。
もう一回見たかったんだけど、もっと列が長くなっていたので諦めました。

東寺・本願寺 (37)

2013年に滋賀の湖東三山の一つの西明寺の三重塔を拝観して感動して以来、
塔に執着しているのですが、通常非公開がほとんどです。
拝観できても、公開日が決まっていてなかなか予定が合いません。

まあ、ぼちぼち機会を見て行こうと思います。

東寺・本願寺 (7)

次は金堂(国宝)です。

創建時のお堂は文明18年(1486年)の土一揆で焼失し、1世紀近く再建されませんでした。
現在のお堂は慶長8年(1603年)、豊臣秀頼の寄進によって再建したものです。

東寺・本願寺 (12)

東寺は空海の造ったお寺だと認識していたのですが、
空海が東寺を任されたのは創建から27年後なんです。

延暦13年(794年)桓武天皇により平安京遷都が行わます。
遷都後まもない延暦15年(796年)に王城鎮護の寺として羅城門の東西に
東寺と西寺という2つの寺院の建立されました。

弘仁14年(823年)、真言宗の宗祖である空海は、嵯峨天皇から東寺を給預されます。
空海は、中心伽藍となる講堂を建立し、真言密教の根本道場となります。

東寺・本願寺 (16)

何度もの火災に遭い、創建当時の建物は残っていませんが、南大門・金堂・講堂・食堂が
南から北へ一直線に整然と並ぶ伽藍配置や、各建物の規模は平安時代のままです。

西寺や羅城門が時の流れに消え、平安京の遺構を今に伝えるのは東寺のみだそうです。

東寺・本願寺 (17)

金堂のご本尊は薬師如来三尊像。桃山時代(慶長8年/1603年)重要文化財。
元のご本尊は文明18年(1486年)に金堂とともに焼失。
現在のご本尊は仏師・康正により復興されました。

十二神将に支えられた薬師さんは必見!

東寺・本願寺 (40)

さあ、空海渾身の作、立体曼陀羅のある講堂(重要文化財)へ。

講堂はこの写真の手前の赤い建物です。
なんと、講堂の写真を撮ってない・・・失態でした><

天長2年(825年)空海により着工、承和2年(835年)頃完成。
しかし、文明18年(1486年)の土一揆による火災で焼失し、
室町時代の延徳3年(1491年)に再建されたのが現存する講堂です。

東寺・本願寺 (51)

多分、この写真が講堂ではないかしら?
後ろ側から撮ったんだと思います。

密教の教えを絵にしたのが曼陀羅。
胎蔵界曼荼羅と金剛界曼荼羅があるのですが、絵を見ても分からな人の為に
具現化させたのが立体曼陀羅。
実際に仏像を並べちゃおうって発想です。

ですがねぇ~実物を見ても、やはり知識がないと分からないんですね。
ああ、凄い仏像が並んでる~って思ってる人が大半だと思います。

残念ながら私もしっかりとは理解できていません。
知りたいと思って、何度も説明を読んだんですけどねーー;

と言う事で、よく分からない人は東寺きってのイケメン帝釈天を拝んできて下さい^^;

hyaku_mandara.jpg
*「KAZU_SANの百時巡礼」よりお借りしました。

講堂の立体曼陀羅の配置図。
あまり聞いたことのないお方が多いですよね。

神様も難解ですが、仏様もまた難解です。

東寺・本願寺 (13)

これは金堂です。

講堂では、たくさんの仏像に圧倒され、何を見ていいやら分からなくなり、
とにかく全部見よう!と思って時間をかけてウロウロしましたが、
もうちょっと空海の想いを感じながら参拝すれば良かったなと反省してます。

東寺・本願寺 (38)

すみません、また金堂の写真です^^;

弘法大師空海は、東寺に住房を構え、東寺の造営という大事業と並行して、
高野山に伽藍の建立を進めていました。
都にある東寺を密教の根本道場に、高野山を修禅道場とするためです。
空海は晩年は高野山で過ごし生涯を終えます。

最後は華やかな都より自然溢れる高野山が良かったんでしょうね。
故郷の四国にも通じる所があったのかもしれませんね。

東寺・本願寺 (42)

講堂の拝観を終えた後、あっちも行きたい~とOさんを引っ張って行ったのは毘沙門堂。
右側の修理中なのは国宝の御影堂。
空海の住まいのあった所です。

東寺・本願寺 (43)

毘沙門天は都七福神です。
兜跋毘沙門天(国宝)は現在宝物館に収蔵。

もともとは羅城門の楼上に安置され王城鎮護の役目を果たしていましたが、
羅城門倒壊の折、東寺に移されました。

平安京からこの地ををずっと見てきた仏様です。

東寺・本願寺 (44)

修理中の御影堂の入口に国宝・不動明王の文字が。
さっき知りましたが、この不動明王は空海の念持仏で、
誰も目にした事のない絶対秘仏らしいです。

東寺・本願寺 (49)

御影堂の修理は2019年までかかります。

これもさっき知りましたが、御影堂は上がって拝観しても良かったようです。
うわ~残念~~~修理完了したらまた来なくちゃ。

東寺・本願寺 (45)

修理中と言う事もあり、この一角にはほとんど人は来ませんが、
お地蔵さんがあったり宝印塔があったり、ああ、お寺だなって感じる所です。

東寺・本願寺 (46)

何のお堂か分からなくなっちゃいました。

東寺・本願寺 (47)

三面大黒天と・・・

東寺・本願寺 (48)

なんとか明王と読める。
そろそろ疲れてきました。すでに東寺に一時間三十分も滞在中です。

他にもパワースポット的な石やら石碑やらあったのですが、
今になって知ったので後の祭り状態。

東寺・本願寺 (50)

この門もなに門か分からないけど重要文化財じゃないかな?

東寺・本願寺 (54)

ついに北大門(重要文化財)より出て、東寺を後にします。

見逃したもの、宝蔵とか東大門とか、多数あり^^;
次回は国宝満載の宝物館の開いている時期に来たいです。

 東寺 HP >>

次はセットチケットの東寺の塔頭である観智院へ行きます。

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tag : 東寺 教王護国寺 朱印 弘法大師 空海 立体曼陀羅 五重塔

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Author:じゅみーcoco
伊勢神宮の近所で生まれ育って
現在、伊勢の隣の町に在住。

忙しかった子育ても一段落。
行きたかった神社、お寺、
歴史の舞台、遺跡etc
あちこちお出かけするぞ~~
御朱印ももらっちゃうもんね^^

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