ひもろぎの山辺 4

古代創建の穴師坐兵主神社と相撲神社 2017-11-25参拝  2017-12-15

3週連続の奈良です。
山辺の道の一部ですが、自転車と車で巡りました。

本日のコース
天理市トレイルセンター→長岳寺→崇神天皇陵→景行天皇陵→各伝承地→
相撲神社→穴師坐兵主神社→檜原神社(元伊勢)→玄賓庵→大和神社→
夜都伎神社→石上神宮→弘仁寺→安倍文殊院

穴師坐兵主神社 あなしにいますひょうずじんじゃ(大兵主神社)。
相撲神社 すもうじんじゃ。

創建は3世紀頃で、もう神話の世界。
どちらの神社も垂仁天皇の時代の創建とされます。

穴師坐兵主神社の近くには垂仁天皇の古墳、宮殿跡、集落の遺構など
遺跡がたくさんあります。


第10代崇神天皇陵、第12代景行天皇陵、垂仁天皇宮跡、景行天皇宮跡を
巡って相撲神社と穴師坐兵主神社へ行きます。

行ってないけど纏向遺跡、箸墓古墳、初代斎王の豊鍬入姫が天照大神を
奉斎した神籬(ひもろぎ)遺跡も近くです。

穴師・纏向の地にはこれだけの遺跡がひしめいています。
3世紀にはここが都だったことを物語っているのかも。

山辺の道 (109)

こんな古代都市があったかもしれませんね。

山辺の道 (113)

先に相撲神社があり、穴師坐兵主神社は奥です。

山辺の道 (112)

ここは相撲発祥の地。
今、ゴタゴタしている国技の相撲ですが、ここから始まったわけです。

山辺の道 (101)

垂仁天皇の時代に穴師坐兵主神社の神域の小字カタヤケシにおいて、
野見宿禰(ノミノスクネ)と当麻蹴速(タイマノケハヤ)が、
日本最初の勅命天覧相撲を行いました。

山辺の道 (133)

相撲神社は社殿のない神社です。
鳥居の奥には土俵があり、盛り土の四隅には四本柱の代わりに
桧の木が4本植えられています。

山辺の道 (132)

この相撲神社のある「カタヤケシ」で相撲が行われたんです。
正にこの場所で2000年前(本当は3世紀ごろ)に初の相撲をしたんですね~

勝者は野見宿禰。
その後、垂仁天皇に仕え活躍したそうです。

なんと、埴輪はこの人の考案なんですと。
それまで偉い人が死ぬと殉死の風習があったんですが、それを改めました。
(日本書紀に記述有、確証は無)
土師臣の姓を与えられ、一族は代々天皇の葬儀を司ることとなりました。

山辺の道 (130)

うーん、何とも言えぬお相撲さんの石像。

山辺の道 (129)

小さなお社があります。
もしかしてこちらが野見宿禰さんを祀っているお社かな?

野見宿禰社という御朱印を穴師坐兵主神社で貰えます。

山辺の道 (134)

その穴師坐兵主神社へ行きます。
私たちは自転車で行きますが、車の方はここに停めていかないと、
この先には駐車場がありません。

現在、たくさん停まっている車は参拝の人ばかりではなく、
ミカン狩りの人もいました^^;

山辺の道 (115)

どこか異世界へと続くのかと思えるような、静まり返った緑のトンネル。
この先は神話の世界です。

山辺の道 (116)

三柱の神様が祭神となっていますが、元々はそれぞれ別の神社がありました。
穴師坐兵主神社、巻向坐若御魂神社、穴師大兵主神社の三社で、
すべて式内社です。

かつては上下二社にわかれ、上社は弓月岳に穴師坐兵主神社があり、
下社が現在地にあり穴師大兵主神社であったそうです。
で、弓月岳は一体どの山か、比定地は竜王山、穴師山、巻向山の説があります。

まあ~古い話です。当然なんだけど、古い!

応仁の乱で、穴師坐兵主神社と巻向坐若御魂神社が焼失し、
穴師大兵主神社に合祀されました。

山辺の道 (125)

拝殿の後ろに三つのお社が連なっています。

中殿 兵主神 「崇神天皇の六十年、命を受けて皇女倭姫命が創建され、
天皇の御膳の守護神として祀られ、天孫降臨の際の三体の鏡の一体を御神体とし、
御食津神と申し上げる。」

山辺の道 (123)

右社 若御魂神 「三種の神器を御守護された稲田姫命を御祀りし、
御神体は匂玉と鈴で、芸能の神として崇敬を受けられています。」

左社 大兵主神 「纏向山上の弓月嶽に祀られたが、後に下られて御祀り申し上げています。
御神体は剣(ほこ)で武勇の神、従って相撲の祖神となった。」

山辺の道 (119)

拝殿を横から。
紅葉がきれいなのは良いんだけど、本殿は見えない><

ところで、三柱の神様のご神体が鏡と勾玉と剣って三種の神器と一緒ですね。
何かの意図を感じます。

山辺の道 (120)

境内社。神様は不明。
赤く染めたのかと思うほど赤いです。

山辺の道 (121)

とても綺麗です。
でも、あまりにも静かでちょっと怖いくらいです。

参拝者は他にもいたんですがどこか異世界のようです。
神隠しに遭うならこんな場所かな?って感じです。

山辺の道 (122)

傾いた境内社。
こちらは落ち葉が茶色になってしまっています。

山辺の道 (126)

奥の方には行けもありました。
さらに奥の方には小さな祠がいくつか。

自然に埋もれた感がありますが、この雰囲気のままが良いのか、
もうちょっと整備された方が良いのか、、、、

山辺の道 (118)

立派な社務所がありますが、こちらは閉まって「ご用の方は・・・」と書いてあったので、
もうちょっと下の宮司さん宅で御朱印をお願いしました。

大兵主神社

大兵主神社の御朱印。
私としては穴師坐兵主神社の名前の方が好きかな~

相撲神社

相撲神社の御朱印。
ALLハンコだけど、貰えるだけでも嬉しいです^^

山辺の道 (128)

穴師坐兵主神社は穴師の里の一番奥で、後ろに聳える山は多分、穴師山。
かなり高い位置にありますが、展望は全くないです。
少し残念。

 穴師坐兵主神社 奈良県桜井市穴師1065

山辺の道 (114)

相撲神社まで下ってくると視界が開けて奈良盆地が一望です。

昔、奉納相撲が行われ大鵬が相撲を取ったそうです。
相撲協会も初心に戻って、ここで奉納相撲をしたらどうでしょうか?

次は穴師坐兵主神社より古い檜原神社です。

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伊勢神宮の近所で生まれ育って
現在、伊勢の隣の町に在住。

忙しかった子育ても一段落。
行きたかった神社、お寺、
歴史の舞台、遺跡etc
あちこちお出かけするぞ~~
御朱印ももらっちゃうもんね^^

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