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ひもろぎの山辺 3

弘法大師創建の長岳寺 2017-11-25参拝  2017-12-12

3週連続の奈良です。
山辺の道の一部ですが、自転車と車で巡りました。

本日のコース
天理市トレイルセンター→長岳寺→崇神天皇陵→景行天皇陵→各伝承地→
相撲神社→穴師坐兵主神社→檜原神社(元伊勢)→玄賓庵→大和神社→
夜都伎神社→石上神宮→弘仁寺→安倍文殊院

釜の口山 長岳寺 ちょうがくじ。
山辺の道の丁度、真ん中に位置します。
花の寺として有名で、つつじは1000株以上あるそうです。

天長元年(824年)に淳和天皇の勅願により弘法大師が
大和神社の神宮寺として創建しました。
盛時には48もの塔頭が建ち並んでいました。


天理市トレイルセンターに車を停め、折り畳み自転車を組み立て、
自転車で長岳寺へ来ました。

長岳寺の駐車場はいっぱいで観光バスも3台ばかり停まっています。
団体さんが来る有名所とは知りませんでした。

山辺の道 (52)

右側が駐車場。あまり広くは無いです。

門の前で、木から木に渡された注連縄が切れていました。

山辺の道 (50)

大門。
新しい門だと思ったら1640年の再建。結構古いです。

山辺の道 (53)

お堂まで100mくらい歩きます。

参道の両側は個人所有の果樹園だったり、荒れ地になっている所もありました。
(冬なので落葉して荒れてるように見えるだけかもしれないけど)
昔は恐らく僧坊なんかが建っていたんでしょうね。

でも果樹園の持ち主が取れたて農産物を売っているのは、ちょっと楽しいです。
商業活動って活気を感じるんですね。団体さんは買ったりしてました。

山辺の道 (54)

お寺が近づくと石垣があり、垣根もきれいに切り揃えられています。

山辺の道 (55)

白い塀が現れました。
ちょい、荒れ気味かと思いましたがなかなか立派なようです^^

山辺の道 (56)

建物が見えてきましたが、入口はもっと奥です。

受付で拝観料350円と御朱印をお願いして中に入ります。

山辺の道 (57)

長岳寺は天長元年(824)淳和天皇の勅願により、
弘法大師が大和神社の神宮寺として創建されました。
盛時には塔中四十八ヶ坊、衆徒三百余名を数えました。

文化財がたくさん残るお寺です。

山辺の道 (58)

鐘楼門。重要文化財。日本最古の鐘門だそうです。
創建当初の唯一の建物と言われていますが、
下層は室町~安土桃山時代、上層は平安時代末期で
弘法大師の時代よりは後の建立だそうです。

山辺の道 (59)

読めなくもないけど、、、、応仁の乱などで焼失、秀吉に寺領を取り上げられるなど
困難にも遭いましたが、江戸時代に寺領を復活。
明治の廃仏毀釈で廃寺の危機にありましたが、根強い弘法大師信仰に支えられ、
寺運を取り戻し、現在に至ります。

山辺の道 (61)

本堂。 天明3年(1783年)に再建。

ご本尊は阿弥陀三尊仏。
仁平元年作(藤原時代の1151年)の墨書銘があり、重要文化財。

増長天、多聞天も藤原時代の重要文化財。
元は大神神社の神宮寺である大御輪寺にありましたが、明治の廃仏毀釈で
大御輪寺が廃絶したため長岳寺に移されました。

同じ神宮寺でしたが廃仏毀釈は運命の分かれ道ですね;;

山辺の道 (62)

本堂では団体さんに住職さんが絵解きをしていました。

長岳寺には安土桃山時代に狩野山楽が描いた極楽地獄図があります。
9幅の掛け軸からなる壁一面の巨大な絵図です。

私は絵解きが終わってからゆっくり見ました。
大き過ぎてどこを見ていいのやら分からず、あまり記憶に残ってないです。
やっぱり絵解きを聞かないとダメなんですね~

山辺の道 (64)

本堂の端っこで日向ぼっこしながら、足をぶらぶらしている人がいて、
絵解きに飽きた子供かと思ったらおじさんでした^m^
足の振り方が元気で、なんだか可愛かったので写真を撮りました( ´,_ゝ`) プッ

すっかり忘れていて見損ねたんですが、ここの天井は血天井で
血に染まった足跡が残っているそうです。
おじさんの写真なんか撮ってる場合じゃなかったよ。

山辺の道 (63)

本堂前の紅葉がとても美しいです。

山辺の道 (60)

池に映る紅葉と青空がきれいです。
水の色がきれいなら言うことないんですけどねぇ。
残念ながら、どどめ色 ┐('~`;)┌

山辺の道 (67)

本堂の前に建つ古そうな石塔。
これが鎌倉時代の十三重塔かな?13も無もないけど、、、と思いながら撮ったら
やっぱり違うみたいです^^;

山辺の道 (68)

拝堂。弘法大師と書いてありますが、、、

山辺の道 (69)

大師堂はこの後ろのお堂です。

山辺の道 (72)

お賽銭を入れて鐘を撞くことができます。
私もゴ~~~ンと鳴らしてきました^^

山辺の道 (75)

さすがに千年以上の歴史あるお寺です。
古い石仏さんが並んでいます。

山頂近くには奥の院があり、奥の院への参道沿いにも石仏が残っているそうです。

山辺の道 (76)

こちら側から放生池を見ると水の色もわからなくて綺麗に見えます。
気になる蛍光黄緑のジャケットの人は多分、檀家のボランティアさん^^;
彼らが写真に写りこまないように撮るのは至難の業。

山辺の道 (77)

ちょっと気になるのが「釜の口山」という山号。
単純に釜口山にあるから、らしいです。
地元では「釜口大師」と親しみを込めて呼ぶそうです。

4月21日に「釜の口れんぞ」と言う大柴灯護摩が行われます。
「れんぞ」って何ぞ?

山辺の道 (78)

旧地蔵院。寛永7年(1630年)重要文化財。
室町時代の書院造り様式です。

山辺の道 (87)

と言う事で昔はこんな塔頭が48もあったんですね。

山辺の道 (79)

庭があって、小さいながら優雅な感じ。

山辺の道 (80)

奥に見えるのが旧地蔵堂。

山辺の道 (81)

現在はお地蔵さんではないです。
象が見えるので普賢菩薩?よく覚えてなくてすみません;;

山辺の道 (84)

襖絵もきれいです。

山辺の道 (82)

山辺の道 (83)

これは孔雀ですね。

山辺の道 (88)

長岳寺の拝観はなかなか見応えもあり、良かったです。
紅葉もちょうど良かったし、文化財もたくさんありました。

御朱印をもらって、お寺をあとにします。

長岳寺

御朱印。

 長岳寺 HP >>

山辺の道 (89)

市道から長岳寺の大門へ続く道の入口にはたくさんの石仏さん。
昔はこんな小さな石仏が村のあちこちにあったんですよね。

今は道が整備されて、退けられて、ここに集められたんですかね?

山辺の道 (90)

土の塊に木がボコって生えてる光景が懐かしい気がして撮りました。

子供の住んでいた家の隣保の入口にやっぱり石仏さんと
土の塊の上に巨木が生えてました。(今もあるんだけど^^)

こういう光景、見なくなりましたね。

次の記事は穴師坐兵主神社と相撲神社です。

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tag : 山辺 長岳寺 弘法大師 朱印 大和神社 神宮寺 紅葉

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Author:じゅみーcoco
伊勢神宮の近所で生まれ育って
現在、伊勢の隣の町に在住。

忙しかった子育ても一段落。
行きたかった神社、お寺、
歴史の舞台、遺跡etc
あちこちお出かけするぞ~~
御朱印ももらっちゃうもんね^^

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