安楽芭蕉天神

天神さんを祀る安楽寺 2017-10-28参拝 2017-11-9

台風が迫る雨の中、三重県内を巡礼。

本日のコース
有久寺(紀北町)→多岐原神社(大紀町)→石前神社→安楽寺

安楽寺と近くの須賀神社、宇気比神社に行きました。

西方山 無量院 安楽寺 あんらくじ(多分、合っていると思う。。。)
安楽天神が有名なお寺です。

田舎の小さなお寺なので、すごい由緒はないんですが、
それでも伊勢参りに絡む安楽天神の伝説があります。
伊勢参宮街道が近く、昔はきっと賑わったことでしょう。


先に行った中万の石前神社から櫛田川沿いに下ってくると、
伊勢参宮街道にぶつかります。
その少し手前にあるのが安楽寺。

石前神社同様、何度も前を通っており、その都度「安楽天神」の看板を見て、
行ってみよう、行ってみようとずっと思っていました。

紀北と松阪 (56)

県道701から看板に従って曲がるとすぐです。

安楽天神と書かれた石標の反対側に6~7台停められるスペースがあります。

紀北と松阪 (57)

田舎の小さなお寺だと思っていましたが、キレイな境内の立派なお寺でした。

天正年間(1573~1592年)に「朝田庵」という念佛道場が始まりみたいです。
天和年間(1681~1683年)日譽卓弁上人が、浄土宗知恩院の直末である
「西方山無量院安楽寺」としました。

紀北と松阪 (58)

境内は天神さんの幟がずらっと並んでいます。
そして本堂の屋根が修理中。

紀北と松阪 (59)

本堂。
なかなか立派なお堂です。
ご本尊は阿弥陀如来。

建立時期は不明。
天和二年(1682年)」に修繕の記録があるそうで、それより前の建立みたいです。

境内で多分、お寺の若奥さんと檀家さん2人がお話し中。
本堂にお参りしたいけど、職人さんもいるし、近寄り難い雰囲気なので
参拝は遠慮しました。

紀北と松阪 (60)

鐘楼。
宝永元年(1704年)に明譽泰順上人が創立。
鐘には江戸時代の名僧・祐天上人の名号が刻まれているそうです。

紀北と松阪 (61)

本堂と向かい合って建っているのが天神さんのお堂。
天神さんの横にも門があります。

紀北と松阪 (62)

こっちの門が表ですね~正面に本堂があります。

紀北と松阪 (67)

安楽芭蕉天神。
横にもなんかお堂があります。
その横にも屋根付きのベンチ?休憩所かしら?絵馬があるので絵馬殿?
天気のいい日には座ってのんびり境内を眺めていたい雰囲気です。

紀北と松阪 (64)

安楽天神。
鈴が付いてますよね、やっぱり神社ですよね。
神仏習合がそのまま残ったんですね。

紀北と松阪 (63)

安楽芭蕉天神の由来。
寛延2年(1749年)の正月、三河国額田郡(現岡崎市)信光明寺の一譽忍龍上人が
伊勢参宮の途中、安楽寺へお立ち寄りましが、突然の病気になり、一向に回復しません。

命が尽きかけた頃、上人の夢に神霊が現れて、芭蕉の葉を授けました。
夢から醒めた上人は、庭前の芭蕉の葉を煎じて飲むと、あら不思議~治ってしまいました。
そして無事、伊勢神宮参拝を終えることが出来たのでました。

「芭蕉」と言うと「松尾芭蕉」が絡んでいるんだと思ってしまうんですが、
植物の「芭蕉」なんですね~

紀北と松阪 (65)

上人は三河に帰った後も、この事が忘れがたく、安永8年(1779年)の5月、
自ら安楽寺の第十一世となり、三河国・岩津天満宮より分祀を得て、
菅原道真公の尊像を勧請し、鎮守としてお祀りました。

この話は各地に広まり、当病平癒、寿命長久にご利益のある「芭蕉天神」、
のちに「安楽天神」の名で有名になったそうです。

なんで菅原道真を勧請したんでしょう?
病気関係なら薬師如来じゃないのかな?
ふと思いましたが、何か理由があるのでしょうね。

紀北と松阪 (66)

私がウロウロしていると、檀家さんが来て、毎月25日に縁日があると教えて頂きました。
いろいろお話をして頂けました^^

取り込み中な感じで御朱印もお願いしなかったんですが、近いですし、
25日の縁日にまた来たいと思います。

紀北と松阪 (74)

境内の隅にあった梅園。

伝説の芭蕉が境内に残っているんだそうです。
2カ所にあるそうですが、写真の奥の方にワサワサと生えてるのがそうかしら?

紀北と松阪 (75)

あっ、この写真の左端にちらっと写っている葉っぱは芭蕉だよね、きっと。
左奥のでっかい木は広葉杉といって、葉っぱの幅が広いらしいです。

来年の春、梅が咲く頃に来たいと思います。25日にね!

 安楽寺 三重県松阪市安楽町31

安楽寺の横にあったのが須賀神社。

紀北と松阪 (68)

この須賀神社は明治に元伊勢の飯野高宮神山神社に合祀されましたが、
戦後に分祀として元の場所に戻したそうです。

紀北と松阪 (70)

神社もお寺も地元の方が大切にしているのが分かります。

紀北と松阪 (76)

車に戻ろうと歩いていると田んぼの向こうの山の麓に鳥居を発見。
では、行ってみよう!

紀北と松阪 (77)

こちらは宇気比神社。

紀北と松阪 (78)

調べましたら、この神社も明治に神山神社に合祀され、
戦後に分祀され元の場所に帰ってきたそうです。

紀北と松阪 (80)

神山神社には明治期に22社を合祀したそうで、その内の七社が元の場所に戻りました。

明治の合祀は多かったんですが、自分たちの村で鎮守の神様、氏神様として長い間、
拝んできた神社が行き成り無くなるって、信心深い昔に人はどう思ったでしょう?
きっと神の怒りに触れるとか祟りがあるとか恐れ慄いたんじゃないかしら。

紀北と松阪 (81)

山の神。

戦争も終わり、世の中が落ち着いたころには、やっぱり自分たちの神様は
近くにいて欲しいと思ったんでしょうね、氏子たちの願いにより元に戻ってきました。

紀北と松阪 (82)

こんな言葉が貼ってありました。
なるほどね~
神様は人の為にいるんじゃないとは思ってましたが、
人と共にいる存在なんですかねぇ。
合祀に対する批判もあるように思います。

村を守る神様は村にいてこそだと思うし、また村に邪悪なものが
入らないようにする結界の意味のある神社もありますしね。
むやみに動かすのは良くないかも。

と浅い知識なりに一生懸命考えました^^;

 宇気比神社 松阪市山下町

紀北と松阪 (84)

今日は生憎の天気で景色はイマイチですが、晴れた日は良いですよ。
地図を見るとこの辺は神社と寺がわんさかあります。
有名所は無く、小さい所ばかりですが、ぼちぼち参拝しようと思います。
面白い伝説や歴史が見つかりそうな気がします^^v

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伊勢神宮の近所で生まれ育って
現在、伊勢の隣の町に在住。

忙しかった子育ても一段落。
行きたかった神社、お寺、
歴史の舞台、遺跡etc
あちこちお出かけするぞ~~
御朱印ももらっちゃうもんね^^

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