石山~笠取~大石 5

松尾芭蕉の住んだ幻住庵 2017-8-19参拝  2017-9-12

滋賀県大津市石山から京都府宇治市笠取を通って大津市大石を巡る旅です。

今回のコース
石光山石山寺→新宮神社(石山)→幻住庵(大津)→岩間山正法寺→
奥宮神社(宇治笠取)→東笠取清瀧宮→西笠取清瀧宮→佐久奈度神社→
湖雲山龍音寺→八幡神社(大石)→富川磨崖仏→春日神社(大石富川)

かつて松尾芭蕉が住み「幻住庵記」を著した幻住庵。
幻住庵は近津尾神社の境内にあります。
そして、すぐ近くには国分聖徳太子堂があります。

近津尾神社も国分聖徳太子堂も思たより立派(失礼^^;)で、
太子堂は琵琶湖が一望できて、景色が良いです。

それぞれは小さいのですが、三つセットで巡ると良いです^^v


「幻住庵記」の書き出しが「石山の奥、岩間のうしろに山あり、国分山といふ」なんだそうですが、
確かに石山寺の山の裏側で、岩間山は割と遠いんだけど、後ろと言えば後ろかも?
国分山は私が思うに今は住宅街になっている所ではないでしょうか?

幻住庵の周りは住宅街なんですが、アップダウンがかなりあって、
昔は山だったのは間違いない!
実際、この辺りの住所は「大津市国分」です。
ちなみに幻住庵から1km弱で近江国分寺跡(国昌寺跡)があります。

で、その国分山であったであろう住宅街を抜けて幻住庵へ向かいます。

石山笠取 (155)

場所は奥まった所でちょっと分かり難いですが、道案内の看板がありました。
駐車場は10台くらい停められるかな?

石山笠取 (156)

えっ?すごい山じゃん。想定外。

上っていくと一人のおじいさんが丁寧に掃除しています。
どこから来たの?と話しかけられ、三重県ですと話してみると、
なんと、うちの近所の高校を卒業したそうです。
三重県出身の方でした。

これも「縁」ですね~

石山笠取 (157)

幻住庵記にも出てくる清水が現存します。
芭蕉は気が向くとこの水で自炊したらしいですが、気が向かないと食事はどうしてたのか?
あ、弟子が料理したのかもね。

石山笠取 (177)

まだまた続く階段。想定外。。。

幻住庵は松尾芭蕉が「奥の細道」の旅を終えた翌年、約4ヶ月間隠棲した小庵。
えっ4ヶ月だけ?

松尾芭蕉って人は放浪癖のある人だったんですねぇ。
カッコよく言えば吟遊詩人。旅をしないと良い歌は読めないのかもね。

この人は伊賀出身なだけに、実は忍者で各地の情報を集めていたって
昔聞いたことがあるけど、案外それが真実かもね。

石山笠取 (158)

なんだかカワイイ門もあります。

この庵は元は伯父幻住老人(菅沼定知)の別荘で、没後放置されていたのを手直したものだそうです。
近津尾神社境内にあり、芭蕉は当時の印象を「いとど神さび」と言いました。

「幻住老人」って呼び名?もなんか、良いよね~
「いとど神さび」って、流石、趣がある言い方だね~、でもさ、、、

「幻住老人」って恐らく偏屈ジジイで「いとど神さび」って寂れた神社かねぇ?
モノは言いよう。

石山笠取 (159)

この建物は1991年9月に芭蕉没後300年記念事業で復元しました。
中にも入れますよ^^ 台所は今のキッチンでした^^;

石山笠取 (160)

視界はちょっと狭いです。
見える景色は多分、岩間山方面の山々。

石山笠取 (162)

こうやって景色を見ていたら、次はあの山の向こうへ行ってみようって思うんでしょうね。

石山笠取 (161)

4ヶ月間、ここに住んで石山寺へ行ったりしながら幻住庵記を書いたんですね。
飽きたら次へ行くわけですな。

さすが吟遊詩人。

石山笠取 (164)

幻住庵より一段低い所に近津尾神社があります。
「ちかつおじんじゃ」と読みます。

石山笠取 (174)

ここに幻住庵の説明もありました。

石山笠取 (176)

こちらは幻住庵記の複製モニュメント。
こういうの、読めるようになりたいな。理解できるかは次の問題。

石山笠取 (165)

近津尾神社の神門。
神社の表参道は私たちが来たのとは別の道があります。
行ってないけど、地図で見るとすごい階段です。

石山笠取 (167)

石山寺記録によりますと承安3年(1173年)に石山寺の座主公祐僧都が
同寺の鎮守社として創建しました。

石山笠取 (171)

祭神は誉田別尊。

幻住庵記にはご神体は阿弥陀仏と書かれているそうです。
お坊さんが創建した神社ですからねぇ、不思議ではないのかもしれないけど、
それならお堂で良いのでは?と思ってしまいます。

石山笠取 (170)

境内社は山ノ神神社、洞神社、雨壺神社があります。

松尾芭蕉の頃に寂れた神社だったらしいけど、今は整備された神社です。
幻住庵と共に綺麗になったのかな?

まあ、無人で御朱印は無かったですけど;;

石山笠取 (175)

「先づたのむ椎の木もあり夏木立」芭蕉の句碑。
分かり難いですが、後ろにあるのが椎の木。
当時のものかは不明。

さっきの山道を下りて道向かいの国分聖徳太子堂へ行きます。
さっきのおじいさんはやっと下まで掃き清めた所でした。

きっとこのおじいさんが神社もキレイにしているんでしょうね。
お疲れ様です。

石山笠取 (178)

駐車場から道を挟んで登り口があります。
想定外の石段。

石山笠取 (179)

登った!と思ったら、まだ先がある;;

石山笠取 (180)

太子堂は小さな祠があるのかと思っていたら大きいなお堂でした。
境内も広い。

石山笠取 (181)

年表的なことが書いてあったんですが、読めな~い。

ご本尊は聖徳太子二歳像。
元享元年(1321年)法眼宗圓の作。

石山笠取 (185)

扉を開けてもらってます。

神仏分離令のより明治2年に五代目真田武左衛門によって石清水八幡宮より移されました。

石山笠取 (182)

扉は閉まってます。縁日には開くのかも?
お堂の中は簡素です。

石山笠取 (183)

大津の街、琵琶湖と比叡山、その向こうに比良山系。

石山笠取 (184)

三角の尖がった山は近江富士と言われる三上山。
瀬田の唐橋の伝説にも出てくる山ですね。

右の山々は今年のゴールデンウイークに行った金勝寺のある金勝アルプス。
この後は岩間山、笠取山とまたまた山の中を彷徨います^^

 幻住庵 滋賀県大津市国分2丁目5
 近津尾神社  滋賀県大津市国分2丁目442
 国分聖徳太子堂 滋賀県大津市国分1丁目

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伊勢神宮の近所で生まれ育って
現在、伊勢の隣の町に在住。

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あちこちお出かけするぞ~~
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