石切さんを歩く 4

石切劔箭神社 上之社 2017-3-19参拝 2017-4-4

本日のコース
石切劔箭神社→石切商店街→石切大仏→千手寺→石切劔箭神社上之社
興法寺(生駒山)→石切商店街→石切不動明王→石切劔箭神社

石切劔箭神社 上之社。
元宮で奥の院として信仰されてきました。

明治38年に下之社に合祀されましたが、その後も奥の院としての信仰があり、
昭和7年に解体保存されていた本社の旧本殿を上之社に移し、
昭和47年に往古の姿を取り戻し現在の上之社になりました。

下之社から上之社へは石切商店街をのんびり歩いて25分。
お店は見てないけど、途中、千手寺へ参拝したので、
まっすぐ来たら10分程度かな。ただし、ずっと上り坂です。

石切さん 038

商店街の中はキョロキョロしながら楽しく歩けるのですが、
お店も無くなって普通の道になると、けっこうキツイ坂だと気が付きます^^;

石切さん 065

上之社への入口。

石切さん 066

上之社の鳥居。

向かい側に5台くらい停められる駐車場があります。

石切さん 067

鳥居の横には閉鎖になった石切夢観音。
立派な建物なのにね~

背景にうっすら写っているのが生駒山。
山が二重になっているのがわかると思いますが、
手前の低い山がおそらく宮山。

石切さん 114

上之社から興法寺(生駒山)への登り道の途中に、宮山への登山道がありました。

宮山は祭神の饒速日命(ニギハヤヒ)が降臨した場所で、
石切劔箭神社の元々宮です。
現在も奥の社として祠があるそうです。

石切さん 068

天孫降臨は天照大神の孫の瓊々杵尊(ニニギ)が高天原に降臨します。
こちらも天孫降臨で生駒に降臨したニギハヤヒはニニギのお兄さんらしいです。

神武天皇はニニギの曾孫です。
と言う事はニギハヤヒは神武天皇の大大伯父ですかね?

石切さん 069

斜面に建つ建物は一番上の階が休憩所になってます。
拝殿前の広場から入れます。

ニギハヤヒが生駒に降臨した時、このあたり一帯にはすでに国がありました。
それが長髄彦(ナガスネヒコ)の国です。

石切さん 070

神武東征で最大の敵となるのがナガスネヒコです。

ナガスネヒコはニギハヤヒの部下みたいに書かれてますが、
ナガスネヒコが王様だったんじゃないのかな?

石切さん 071

石段を上りきって振り返ると木々の間に大阪の街が見えます。
夜は街の明りがキラキラのステキな夜景が見れそうですね。

ニギハヤヒは生駒に降臨した後、ナガスネヒコの妹の三炊屋媛(ミカシキヤヒメ)と
結婚し、もう一柱の祭神の可美真手命(ウマシマデ)が生まれます。

石切さん 073

拝殿。
下之社や商店街にはあんなに人がいたのに、ここはなんとも静かです。

イワレビコ(神武天皇)は一度目はナガスネヒコに撃退されます。
で、熊野からぐるっと回ってもう一度やって来て、ついに勝利し大和の王となります。

出雲の国譲りよろしくニギハヤヒはすんなりとイワレビコに国を渡します。
それに反対したのがナガスネヒコです。
神話では、ナガスネヒコはニギハヤヒに殺されたことになってます。

石切さん 075

拝殿の前の石には、神輿を置く台なので荷物を置くなと書いてあります。
間違えても座ったりしないように!バチが当たりそう^^;

出雲の国譲りも神武東征も天皇家に都合よく書かれているのはわかってるんですけど、
なんでそうなる?と思う所が多くて、当時の作者の苦労が伺えます。
お上に逆らうと命に関わるもんね~

石切さん 077

拝殿の奥に本殿がありますので、行ってきます^^

石切劔箭神社は神武天皇紀元二年に宮山にウマシマデがニギハヤヒを祀ったのが上之社、
崇神天皇の時代にウマシマデを祀ったのが下之社です。

石切さん 078

なかなかステキな本殿です。

とても残念なことに700年前の足利時代に社殿も宝庫もすべて兵火にかかり、
何もかもすべて燃えてしまったそうで、神社の文献は何も残ってないそうです。
なので他の古文書から石切劔箭神社について書かれていることを探して繋げている状態んですね。

石切さん 079

元下之社の本殿ですが、現在の下之社の本殿は普通でした。
覆いが反射して見づらいですが、かなり細かい模様が書き込まれていました。
色も褪せてしまってますが、もとは極彩色です。
私はこっちの方が優美で好きだな^^

石切さん 074

奥には社務所もあって、祈祷の受付など書いてあるんですが、
ドアも開いていなくて、御朱印もらえず。
ブログではもらっている人がたくさんいたので、上之社の朱印もあるはずなんですが。

帰りにもう一度チャレンジしましたが、やっぱり開いていませんでした;;

石切さん 080

奥にはまだいろいろあるようなので、休憩所で休んだら行ってみます。

石切さん 081

お礼池。池の向こうには滝。

石切さん 084

滝。なんだか分りませんね^^;

石切さん 082

お礼池には小さな亀が奉納されています。
ここはお礼の亀で願掛けは下之社でします。
お腹の穴にお礼を書いて入れるみたいです。

石切さん 083

下之社のどこにあったか見てないんだけど、緑の亀にお願いを書いて
お腹に入れて願掛けをします。
願いが叶ったら上之社でお礼のこの亀を奉納するそうです。

石切さん 086

お礼池の横にある境内社。

石切さん 087

由緒に出てくる穂積氏はニギハヤヒの子孫です。
夫の為に命を捧げるって、今の世の中では賛美されませんよね~

石切さん 085

登美霊社。こちらはニギハヤヒの妻であり、ナガスネコの妹の三炊屋媛を祀っています。

なんとも変わったお社です。
前方後円墳と竪穴式住居を模しているそうです。

石切さん 088

形も変わっているけど、入口も変わっていて、ガラスに合掌した手がデザインされています。
閉まっていたので中には入れませんでした。

なんで登美霊社と言うのかは、どこにも書いてなかったんですが、三炊屋媛の別名が
登美夜毘売(他にも別名あり)と言い、そこらへんから来てるんでしょうね。
(ちなみに生駒の奈良県側に「登美」と付く地名もあります。)

石切さん 090

八大龍王は行き損ねました^^;
細~~い道を通って生駒山登山道へ戻ることができます。

石切さんを調べるうちに、アイヌとの関係を唱える研究者がいると読みました。
「石切」 i-si-kiri はアイヌ語で「その・長い・彼の足」の意味になるんですと。
つまり長髄彦(ナガスネヒオ)を指すというものです。
石切神社の祭神は長髄彦であるという口伝もあるそうです。

「長髄」は足が長いわけではなく、地名を指すと言うのが主流の考えみたいですけど、
アイヌと関係があるっていうのも面白いし、想像が膨らみますよね。

石切さん 089

見えそうで見えない大阪の景色。
私は行かなかったんですが、上之社の裏の山奥に修行のお寺もあるそうです。

石切さんへ来たら下之社と商店街だけでなく、上之社まで足を伸ばすと
ご利益倍増(かもね)で、良い運動にもなりますよ。
賑やかな下之社と静かな上之社、どちらも良いですよ^^

次はちょっと戻って下之社と上之社の間にある千手寺の記事ですφ(..〃)

<< 石切3 石切劔箭神社       石切5 千手寺 >>

にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ にほんブログ村 コレクションブログ 御朱印へ


スポンサーサイト

theme : 神社仏閣
genre : 学問・文化・芸術

tag : 石切 大阪 奈良 生駒 石切劔箭神社 ニギハヤヒ ナガスネヒコ 神武東征 天孫降臨

comment

Secret

FC2プロフ
プロフィール

じゅみーcoco

Author:じゅみーcoco
伊勢神宮の近所で生まれ育って
現在、伊勢の隣の町に在住。

忙しかった子育ても一段落。
行きたかった神社、お寺、
歴史の舞台、遺跡etc
あちこちお出かけするぞ~~
御朱印ももらっちゃうもんね^^

最新記事
Lc.ツリーカテゴリー
フリーエリア
最新コメント
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

最新トラックバック
 
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
FC2カウンター
お勧めショップ

仏教美術の世界にようこそ



ご朱印帳と旅する

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

検索フォーム
神社・寺などの名前を入れてね。
月別アーカイブ
フリーエリア
フリーエリア
リンク
Amazon商品一覧【新着順】
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

FC2ブログジャンキー

「アクセス数が全然伸びない…」そんな悩みをブログジャンキーが解決します!

QRコード
QR
RSSリンクの表示