東山七条2 豊国神社

秀吉を祀る豊国神社  2017-1-7参拝  2017-2-6

本日のコース
豊国神社→方広寺→三嶋神社→香雪院・東山聖天→新日吉神宮→
総本山 智積院→蓮華王院 三十三間堂→養源院→法住寺→京都国立博物館

豊国神社 とよくにじんじゃ。
地元では「ホウコクさん」と呼ばれるらしいです。

豊臣秀吉を祀る出世の神社ですよね。
しかしながら徳川家康により廃絶され、
江戸時代の間は復興する事はありませんでした。

現在の豊国神社が出来たのは明治に入ってからです。


本日、一番初めの参拝は豊国神社から。
駅から山に向かって歩いていくので、ずっと上り坂です。

東山七条 005

京都国立博物館は後で行くので、写真だけ撮って行きます。
豊国神社は博物館の隣なんです。

東山七条 006

博物館から豊国神社へ向かう道沿には、巨大な石で造った石塀があります。
これだけ大きな石を使ってあるのは、お城でも少ないよな、と思うほど大きな石です。

この石組は秀吉の京都大仏の遺構だそうです。
当時の秀吉の威権を感じます。

東山七条 008

神社入口の一の鳥居。

東山七条 010

鳥居をくぐって振り返ると京都の街がずっと見下ろせます。
地図で見たら、この神社の正面の道は「正面通」と言って、
ずっと京都の町の中心まで続いていました。

江戸時代は豊国神社がなかったそうですが、いつから正面通なんだろう?
この場所にはかつて京都大仏があったそうですが、
大仏に対しての正面通なのかな?

東山七条 009

赤い灯篭が並ぶ参道。
その先にあるのが国宝の唐門。

東山七条 012

ちょっと読みたくない字の小ささーー;
木が黒く汚れてきているので、尚さら読みにくいです。

慶長3年(1598)に63歳で秀吉が亡くなり、慶長4年(1599)阿弥陀ヶ峯に、
「豊国大明神」として祀り、麓に壮麗壮大な神社が創建されました。
しかし豊臣氏が滅亡した後は、徳川幕府の命により廃祀。

明治元年(1868年)明治天皇により豊国神社は再興されました。
明治6年(1873年)には、別格官幣社に列し、同13年(1880年)、
方広寺大仏殿跡地に社殿が完成し、名実ともに復興されました。

東山七条 011

国宝の唐門。
この門は、伏見城の廃城後、二条城へと移され、次に南禅寺の金地院へ、
最後に豊国神社の再興にあたってここへと移されました。

東山七条 013

凄く美しい門で、何を写真にとっていいやら分らなくて、
中途半端な写真です><

「豊國大明神」の御神号額は、後陽成天皇宸筆の勅額。
その両横にある鶴は目玉がなく「左甚五郎の目無し鶴」と言うそうです。
なんでも、左甚五郎の彫刻の出来が良すぎたために、鶴に目を入れると魂が宿り
飛び去ってしまうからと、あえて目を入れなかったんですと。ほえ~

東山七条 015

扉の彫刻も凄いです。

当時の唐門は金箔と極彩色で彩られていたそうです。
想像すると日光東照宮みたいな感じかしら?

東山七条 014

唐門から中へは入れません。
中には拝殿、その先に本殿があります。

東山七条 017

豊臣家のシンボル、瓢箪の絵馬。
瓢箪の丸いシルエットが可愛いです。

東山七条 018

ちょっと分りにくいですが、唐門の左右に並ぶ石灯籠は、有名な武将がそれぞれ神社に寄進したもの。
当時は56基あったそうですが、残念ながら現在は8基だけだそうです。

もっと残念なのは、その情報を今知った私は見てない・・・

東山七条 019

社務所の周りは駐車場になっています。
社務所で御朱印を頂き、宝物館の入館料を払います。

東山七条 020

宝物館はここから入っていきます。

東山七条 021

ひっそりとしている宝物館。

前回も見学したんだけど、私のたっての希望でもう一度、入館。
豊臣家に関するお宝がわんさとあるのに、無人で訪問者も少ないんです。

昭和チックな建物に古い歪みのあるガラスに枠は木製、館内は薄暗いし。
床も木でギシギシ言うし、もちろん温度管理も出来てないし、
盗難と保存の両面から大丈夫なんだろうかと心配してしまいます。

しかし、この建物、大正14年(1925年)に開館してまして、
当時としては最高の技術を持って建てられた宝物館だそうです。
展示ケースのガラスは貴重な「大正硝子」。
高級品だそうで。。。歪んだガラスなどと失礼しました。

東山七条 022

撮影禁止と書いてなかったので、写真を撮りました。
宝物館の状態から勝手に「レプリカなんじゃない?だから写真もOKなのよ~」などと
二人で納得していましたが、本物みたいです。

重要文化財の紙本著色豊国祭図 六曲屏風一双 狩野内膳筆。

東山七条 026

こちらも豊国祭図だと思います。あやふやですが^^;
この絵が見たくてもう一度、宝物館に来たんです。

毎年8月18日の秀吉の年忌には豊国祭と呼ばれる盛大な祭りが行われるようになり、
この絵は慶長9年度の豊国祭を描いたものです。

東山七条 023

桐の紋の入った瓢箪。

豊国神社は家康に廃祀され、旧社殿に参拝するための通路も閉鎖され、
荒れ放題だったそうですが、これらの宝はどこで保管されていたんでしょう?

秀吉は「豊国大明神」と言う神として祀られていましたが、
この時、「仏」とされ遺体そのものは霊屋とともに山頂に遺されたそうです。

東山七条 024

鎧兜もいっぱいあります。

明治の豊国神社再興の際、阿弥陀ヶ峰山頂に巨大な石造五輪塔を建立しました。
その工事の時に素焼きの壷に入った秀吉の遺骸とおぼしきものが発見されました。
遺骸は丁重に再埋葬されたそうです。
へえ~~~~そうなんだ~~~~って声に出して言ってしまいました@@

東山七条 025

桐唐草蒔絵唐櫃・桐鳳凰蒔絵唐櫃・桐薄蒔絵唐櫃の中のどれか。
重要文化財なんです。
櫃がたくさんあった内の一つです^^;

他にも重要文化財があり、見応えは十分なのに訪問者は少ないようです。
この日も私たちの他に熱心に見ている男性が一人だけ。
入館料300円と安いですし、お勧めですよ。

豊国神社朱印

御朱印。

秀吉の月命日の18日には特別ご朱印がもらえるそうです。
あと豊国廟でも御朱印がもらえるようです。

 豊国神社 京都市東山区大和大路正面茶屋町530

次は境内続きになっている方広寺へ行きます。

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tag : 京都 東山 七条 豊国神社 豊臣 秀吉 阿弥陀ヶ峰 朱印

comment

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No title

豊国神社と書いていたので
豊国廟にも行ったのかと思いましたが
長〜い石段の写真がなかったので
行ってないのですね

私のムスメがこの近所の女子大に4年間行ってましたので
その頃は文化祭などを見にせっせと出かけて
近所を散策しました

もともと右京・車折の住まいですので
遠いんです、割と

通うようになってみて新たに知ったことが多かったです
その後 狩野永徳やら等伯の本を読みまして
またゆっくりと行ってみたいところですね

Re: No title

ねこさん、こんにちは^^

そうなんです、豊国廟には行ってないんです。

Tさんに拒否されました^^;
時間的にもちょっと厳しかったので、仕方ないんですけど。

京都暮らしはいいですね~私も1ヶ月でいいから住んでみたいです。
アルバイトしながら暮らせないかな?と最近ふと思います。

京都は歩けば歩くだけ何か見つかるし、
歴史も調べれば調べるだけ興味深い事がありますよね。

ねこさんに京都を解説してもらいたいですね^^

京都散歩

豊国廟の長い石段
登ってみたかったでしょうね
なかなか 趣のあるところです

昔 SNSに写真があまりの載らない頃
京都紅葉案内
とか
京都穴場こっそり散歩
なんてのを連載したことがあったなあ

いま同じものを書いても
ネットでは
嘘か本当かわからないような軽さになりながら
情報として出回っているから
つまらないでしょうけどね

私が歩いて肌で感じたことを紹介したりして
楽しい時もあったなあと
そういう意味では 京都も色あせてしまったかもしれません
歴史的事実は変化しないのですけどね

もうすぐ登場する三十三間堂なんて
身震いするほどに新鮮味を感じましたけど

Re: 京都散歩

ねこさん、こんにちは。

趣がありますか、豊国廟は。
きっとその内、行ってきますね。
その内っていつになるか分からないけど^^;

ここ数年で京都はずいぶん変わってしまったのかもしれませんね。

私なんぞ、そんなに京都に行ってないけど、
TVで見るだけでも、なんか昔と違うなあって思いますもの。

住んでいた人にとっては、ここは京都か?って思うくらいでしょうか?

私には有名どころ以外は初めての所が多いのですが、
昔ながらの風情があるうちに行きたいなと思ってます。

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プロフィール

じゅみーcoco

Author:じゅみーcoco
伊勢神宮の近所で生まれ育って
現在、伊勢の隣の町に在住。

忙しかった子育ても一段落。
行きたかった神社、お寺、
歴史の舞台、遺跡etc
あちこちお出かけするぞ~~
御朱印ももらっちゃうもんね^^

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