釈迦の遺骨を安置する覚王山

覚王山日泰寺   2016-12-25参拝   2017-1-11

本日のコース 
覚王山日泰寺→揚輝荘→城山八幡宮→八事山興正寺

昨年の暮れに名古屋へ行ってきました。
旅の友は二度目の登場の歴女のOさんです。

覚王山日泰寺 かくおうざんにったいじ。

どこの宗派にも属さない日本の全仏教徒の為のお寺です。
明治37年にシャム国(現タイ王国)よりお釈迦様の遺骨を譲り受け
創建された、なんとも凄いお寺なんです。

「覚王山」と言う名前は地下鉄の駅名として知っていましたが、
そこにお寺があって、さらに釈迦の骨があるとは知りませんでした。
本物のお釈迦様の骨があるって知って、思わず「おお~~」と言ってしまいました^^;

地下鉄の覚王山駅で降りて地上に出ると、日泰寺に向かってほんのり参道っぽい。
しかしまあ、都会なので街並みは普通の都会。

名古屋覚王山 007

まっすぐ参道を歩いてくると見えてくる山門。

しかしその手前にある千躰地蔵堂に吸い寄せられる。。。

名古屋覚王山 001

この千躰地蔵堂の由緒はよく分らないんです。
日泰寺の境内案内に掛かれていなかったので、日泰寺とは別のお寺のようです。

名古屋覚王山 005

堂内には本当にたくさんの仏様。
今日は閉まっていて入れませんが、日泰寺の縁日21日に合わせて
扉が開かれるそうです。

名古屋覚王山 004

古い方も色の残る方もいらして、じっくり拝みたいですが、
残念ながら今日は25日。うーん、惜しい!
ちなみに近くに円空仏のあるお寺もあって、そちらも21日にご開帳だそうです。
うーん、残念!

名古屋覚王山 008

さあ、日泰寺と行きたい所ですが、またまたこちらのお堂に引っかかる。
御詠歌堂と書かれていて、四国八十八ヶ所巡りの一番札所となってます。

名古屋覚王山 009

日泰寺の周辺に八十八箇所が設置されています。
どうやら21日には、たくさんの信者が巡るようです。

名古屋覚王山 010

今度こそ日泰寺へ。

名古屋覚王山 011

昭和61年建立の山門。

名古屋覚王山 012

門で入り口を守っているのは仁王像ではなくて、阿難・迦葉像です。
二人とも釈迦十大弟子です。

名古屋覚王山 013

昭和59年に落成の本堂。

境内はとても広いです。
駐車場になってますが、近所の人が子供の自転車の練習やら、
凧揚げやら公園代わりに遊びに来ていました。

毎月21日の縁日にはこの広い境内と参道に100店以上のお店が並ぶそうです。
なので、人でごった返すそうですよ。
以前、TVで見たことがあります。

名古屋覚王山 014

境内には立派な五重塔と鐘楼もあります。
五重塔には写経が納められていて、仏舎利は別の塔に安置されています。

名古屋覚王山 015

タイの王様からの送られた宝印塔?石灯籠?
やっぱりタイ仕様でエキゾチックです。

名古屋覚王山 017

本堂の様子。
扁額はタイ語。ご本尊は明治33年に釈迦の遺骨と共にタイより贈られた釈迦金銅仏。
なんと、タイの国宝だった1000年の歴史ある仏像だそうです。

本堂は大きくて、ご本尊は遥か遠く。
写真もお堂の外から最大限ズームしてやっとこのくらい。
あまり見えませんでしたが、タイのエキゾチックな仏像です。

本堂で御朱印を頂けます。

覚王山・朱印

御朱印。

名古屋覚王山 016

本堂から見る境内。

ここは名古屋でも少し高台に位置するそうで、視界が開けて気持ちいいです。
ビルに囲まれるとちょっと息苦しく感じますものね(田舎物だからかな?)

さて、肝心のお釈迦様のお骨はどこかと言いますと、ちょっと離れた所にあります。
奉安塔と言いますが、奥の院って感じですかねぇ。もちろん、行きますよ!

名古屋覚王山 018

境内から出て歩くとずっと四国八十八箇所の小さなお堂が並んでいます。
フェンスがあって入れません。どうやら21日に開錠されるようです。

巡る人は多いみたいですね、管理・掃除がしっかりされています。

名古屋覚王山 020

この大きな道を渡ったら奉安塔のある境内です。

この辺はお寺が多く、遠くにも大きなお寺が見えます。
私の調べたところでは、拝観できるお寺が無かったので他のお寺には行きませんでした。

名古屋覚王山 021

すごい立派な入り口です。

日泰寺は創建当初は10万坪あったそうです。
10万坪ってどのくらいの広さか、想像付かないんですけど、
きっと山門から奉安塔までとプラスαでこの辺り一帯が境内だったんでしょう。

それでも現在も4万坪あるそうですけど。
本堂と遺骨のある塔が分断されてしまったのは、ちょっと残念な気がします。

名古屋覚王山 022

写真には写っていませんが右側には大きな墓地があります。
名古屋の名家のお墓がたくさんあるそうです。

左側は広~い駐車場がありました。

名古屋覚王山 031

お墓の中に奇妙な石組。
この辺りは古墳もたくさんあるそうですので、古墳かな?
近くへ行ってみたかったんですけど、ちょっと遠かったんですよね。

名古屋覚王山 024

やっと中門が見えてきました。

ところで、お釈迦様って紀元前500年くらいの人ですよね?
本当にお釈迦様の骨?って思いますよね。

今までもいろんなお寺で水晶の小さな五輪塔に入った仏舎利をみましたが、
誰の骨だかなぁと思ってました。
まあ、きっと高僧の遺骨なんだろうと思って拝んでましたけど。

が、しかし!!ここにある仏舎利は釈迦が実在の人物であったと言うことを
決定付けた世紀の大発見であった遺骨の一部なんです@@!!

名古屋覚王山 026

中門から中へは入れません。
そして、中門の向こうにもう一つ、門があります。

名古屋覚王山 027

うーん、遠い~~

名古屋覚王山 025

しかも門と近すぎて塔の全体は全く見えない・・・
おもっきりズームして奉安塔の基壇の部分が見えるだけ。

遠くからでいいので、塔全体を見える所を作って欲しいな~

名古屋覚王山 028

入れないけど、中には釈迦の入滅らしき像がありました。

お釈迦さまは死後、荼毘にふされ遺骨を八つに分けられました。
その一つが1898年(明治31年)ネパールの南境に近い英領インドのピプラーワーというところで、
イギリス人が古墳から人骨を納めた蝋石の壺を発見しました。

名古屋覚王山 023

その壺には西暦紀元前3世紀頃の古代文字でお釈迦様の骨~と書いてあったわけですな。
イギリスは壺や出土品はインドに、遺骨は仏教国であるタイへ寄贈されました。

タイ政府はその遺骨の一部を同じく仏教国であるセイロンやビルマに分け与えました。
そこで、日本も欲しいです!と名乗りを上げ、お釈迦様の骨は日本にやってきました~

名古屋覚王山 032

覚王山の石灯籠。

本物のお釈迦様の遺骨って凄くない?
でも、全く知られていませんよね?

塔すら見れないにしても、もうちょっと世間にPRしてもいいんじゃない?と思うのですが。

 覚王山 日泰寺 HP >>

名古屋覚王山 034

帰る途中、塔が見えたので、これかっ!?と写真を撮りましたが、
これは慰霊塔でしたーー;
お釈迦様の奉安塔は全く見えず・・・

ついでと言っては何ですが。。。

名古屋覚王山 029

ムーミンの家と言われる地域のランドマークの給水塔。
現在は使われていませんが見た目がかわいいので残っています^^;

次は日泰寺の境内の横にある「揚輝荘」へ行きます。
ここは大正時代に作られた松坂屋の初代社長の豪華な迎賓館なんです。

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tag : 名古屋 覚王山 日泰寺 釈迦 タイ 朱印 遺骨 舎利

comment

Secret

にゃごーやぁー

こんにちは。いつもお世話になっております。
本年もよろしくお願い申し上げます。

なぜっ。なぜ、名古屋!?
覚王山、といえば、梅花堂の鬼まんじゅうっ。あれ?

大伯父の家が近くて、境内で遊び回ったなつかしいところです。
なんて懐かしい画像でしょう。ありがたや。

Re: にゃごーやぁー

つねまる様

いつもコメントをありがとうございます。
本年もどうぞ、よろしくお願いいたします^^

なせ名古屋かと言いますと・・・

1 車を使わない前提になると電車で行きやすいから。
2 私の我侭に付き合ってくれるOさんが9個の選択肢の中から選んだから。

と言う理由なんですが、私には一番身近な都会でありながら、
主要な街以外行ったことがないんです。
なので、せっかく歴史のある街なので行ってみようかと。。。

梅花堂の鬼まんじゅう、知らなかったな~
今度行ったら買ってみます!

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プロフィール

じゅみーcoco

Author:じゅみーcoco
伊勢神宮の近所で生まれ育って
現在、伊勢の隣の町に在住。

忙しかった子育ても一段落。
行きたかった神社、お寺、
歴史の舞台、遺跡etc
あちこちお出かけするぞ~~
御朱印ももらっちゃうもんね^^

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