六道の辻5 市村一房堂

浮世絵摺師の店 市村一房堂  2016-11-26訪問  2016-12-8

今回のコース
六波羅蜜寺→西福寺(六道の辻)→愛宕観音堂→市村一房堂(浮世絵)
摩利支天堂(禅居庵)→建仁寺→京のおばんざいランチ→六道珍皇寺→
八坂の塔(法観寺)→安井金比羅宮→吒枳尼天豊川稲荷→
京都ゑびす神社→若宮八幡宮(陶器神社)

世界一小さい浮世絵博物館市村一房堂。

浮世絵は絵師と彫師と摺師の三人の職人さんの手を経て作られる作品。
絵師ばかりが有名になってますけど、彫師と摺師の腕がなければ、
あの素晴らしい作品はないわけです。

そしてここの店は数少ない(多分)摺師のおじいさんの店です。

社寺友のTさんはずっと前から「浮世絵が欲しい~浮世絵が欲しい~」と
言い続けていました。
ネットで探したら?と言っても、それではダメなんだって。(値段も高いし)

そして彼女はこの店を探し出しました。
それからは「京都で浮世絵を買いたい~」と言い続けてました。

六道の辻辺りを巡ろうと計画を立てた時も「浮世絵~浮世絵~」まるで呪文。
私も浮世絵には興味があったので、ぜひ立ち寄ってみたいと思っていました。

事前調査では摺師のおじいさんの気分で店を開けると言う事で、
閉まっていることもあるようです。
六道の辻から近いんですが、「おじいさん、店開けてるかな?」と心配しながら向かいます。

六道の辻 053

ちょっと見えませんが電柱の向こうの木がいっぱい出ているのが市村堂です。
開いてるかな?おじいさん、いるかな?

いたーーーー!店の前の塀に座り込んでいるのは見えますか?

「こんにちは」と声をかけると、「ちょっと助けて」と言われました。
??? どうもさっき、届いたであろうパンフレットの包みを開けられないようです。
包みを開けて、店の中に運んであげました^^

おじいさん「どこから来たん?」
私「三重県の伊勢です」
おじいさん「何しに来たん?」
私「浮世絵を買いに来たんです。おじいさんに会いに来たんですよ。」
おじいさん「あれ~~~うれしいわ~~~こんなジジイに会いに来たん」
と、大変喜んでもらいました。

その会話を聞いていたTさんは「この人、上手い事言うわ~」と思ったそうです^^;

六道の辻 054

お店の中。

喜んだおじいさんは「春夏秋冬、どれが好き?」と言ってます。

浮世絵舞妓

「春」と言ったらこの葉書をくれました。これも版画です。

店内には作業場もあり(普通の和室で作業しているけど)
葛飾北斎の波の版木があり、その説明をしてくれました。
紺色が染み込んだ版木には、ちょっと感動~

その後はおじいさんの話が延々、1時間続きました。
浮世絵の話に始まって、京都のトイレの話まで。

六道の辻 055

若い人がネットに載せてくれて、たくさんの人が来てくれる事。
日本人より外国人の方が興味を持ってくれている事。
日本人に自国の文化に興味を持ってもらいたい事。
なので浮世絵を買いに来た私たちは大変歓迎されたわけです。

ここまでの話は良かったんですけどね、、、
トイレの話になり、忘れたけど、どうでもいい話になり、
しまいには「三重はなんか面白い話はないのか?」と聞かれました^^;

六道の辻 056

Tさんが浮世絵を選んでいると、「浮世絵好きな人!」と呼ばれます^^;
とにかく、話を聞かないといけないみたい・・・

実はおじいちゃん、朝から一杯やっていたようで、酒臭いです ┐(´~`)┌

おじいさん、トイレに行って来ると席を立ちました。
ここぞ!とばかりに二人で気に入った浮世絵を探しました。

浮世絵岡崎

私が買った浮世絵。B5くらいの大きさです。
広重の東海道五十三次の岡崎(愛知県)
富士山の書いてある絵が欲しかったんですが、丁度いい絵がなくて岡崎にしました。
1900円でしたが、オマケしてくれました^^

六道の辻 001

Tさんは美人画と東海道五十三次の瀬田の唐橋です。
確か、美人画は4000円くらいで東海道は2000円くらいでした。
どちらも私のより大きいです。

最後に写真を一緒に撮ってもらいました。
外に出ようとするので、送らなくてもここでいいです~と言うと、
いや、外に出てビールを飲むと言ってました^^; 
まだ飲むんかいっっっ

六道の辻 058

左の英語は「朝起きたら開店します。夜眠たくなったら閉店します。
もうたくさんだ、と言う時も店は閉まっています」と書いてあります。

誰かが書いてくれたんですね。
朝、届いたであろうパンフレットも英語と日本語でした。

ちなみにおじいさんは、
文部大臣認定 浮世絵木版画彫摺技術保存協会 理事という肩書きを持ってます。

去って行く私たちをいつまでも見送ってくれました。。。
少し足が悪いようですが、いつまでもお元気でがんばって欲しいものです。

 市村一房堂 京都市東山区大和大路通四条下る四丁目小松町151

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tag : 京都 六道の辻 浮世絵 市村 一房堂 摺師 美人画 東海道

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Author:じゅみーcoco
伊勢神宮の近所で生まれ育って
現在、伊勢の隣の町に在住。

忙しかった子育ても一段落。
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歴史の舞台、遺跡etc
あちこちお出かけするぞ~~
御朱印ももらっちゃうもんね^^

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