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六道の辻3 六波羅蜜寺

空也上人の六波羅蜜寺  2016-11-26参拝  2016-12-6

今回のコース
六波羅蜜寺→西福寺(六道の辻)→愛宕観音堂→市村一房堂(浮世絵)→
摩利支天堂(禅居庵)→建仁寺→京のおばんざいランチ→六道珍皇寺→
八坂の塔(法観寺)→安井金比羅宮→吒枳尼天豊川稲荷→
京都ゑびす神社→若宮八幡宮(陶器神社)

補陀洛山 六波羅蜜寺(ふだらくさん ろくはらみつじ)
西国三十三所第17番札所。

六波羅蜜寺は空也上人の立像が有名です。
その空也上人にずっと会いたいと思っていましたが、
六波羅蜜寺については空也上人以外には知識が殆どありませんでした。

六波羅蜜寺ってなんか、意味ありげな名前だとは思ってましたが、
その意味は全く知らず。。。。
で、調べました。いや、調べるまでも無く六波羅蜜寺のHPに載ってました。

六波羅蜜とは、仏様の境涯に到るための六つの修行のこと。
布施、持戒、忍辱、精進、禅定、智慧。
何を意味するのかは六波羅蜜寺のHPをご覧下さい~

六波羅蜜寺は京都の住宅街に突然現れるような感じです。
周りの路も狭く、細い路地が縦横無尽って感じです。

京都の道は碁盤の目でどこでも繋がっているイメージでしたが、
うなぎの寝床の行き止まりがけっこう多いですーー;

六道の辻 007

入り口。
お寺らしからぬ門と塀です。
門を入って右側に受付があり拝観料600円を納めます。

六道の辻 008

六波羅蜜寺は重要文化財がたくさんあり宝物館に安置されています。
ご本尊の国宝の観音様よりこの空也上人立像や平清盛像の方が有名かもしれません。

六道の辻 009

まず眼に入るのは弁天堂。
六波羅蜜寺は都七福神の一つです。

六道の辻 010

願いこめて三回ぐるぐる回してきました^^

六道の辻 012

手前が阿古屋塚、奥にあるのが清盛塚。

六道の辻 013

阿古屋塚の由来。
これを読んで、源平合戦の影で一人の女性が悲恋に涙したのか、
と思っていたら、この女性、実在の人物ではないそうです。

歌舞伎の演目で有名になったんですね。
坂東玉三郎の当たり役だそうです。

六道の辻 015

平清盛塚は詳しい説明はありませんでした。
こちらもかなり古そうですね。

六波羅蜜寺は清盛像もありますし、平家と繋がりの深いお寺です。

六道の辻 017

ちょっと見づらいですが、此の付近は平氏ゆかりの地、見たいな事が書いてあります。
礎石らしき石もあります。

平安時代の終わりの頃、平忠盛が六波羅蜜寺の敷地内に平家一門の拠点として「六波羅館」を
置いたことをきっかけに近辺には平家の人々の館が立ち並んだそうです。
その数は最盛期には5200軒余もあったとか。凄いですね~どの家も「平」さんなんだ。

その後、平家が源氏に敗れると鎌倉幕府がここに六波羅探題を置いたわけですね。

六道の辻 016

たくさんの石仏さんと首だけの仏像。
この奥はお墓になっていました。

この石仏たちは昭和44年の本堂の解体修理の際の発掘調査で出土した仏さんです。
六波羅の地はあの世の入り口。
死者を送り出し、弔う為にここに立てられた仏像だったと考えられています。

他にも創建当時のものと思われる仏具や瓦、
今昔物語などに書かれている泥塔8000基が出土したそうですよ@@;

六道の辻 018

さあ、本堂へ参ります~~~
本堂は敷地が狭いので正面から全体をフレームに入れられません;;

堂内は当然ながら撮影不可でございます。
ご本尊は空也作と言われる国宝・十一面観音です。はい、秘仏です。
12年に一度のご開帳です。次はいつだろう?

御朱印は本堂で頂けます。

六道の辻 019

このお寺は平安時代中期の天暦5年(951年)に空也上人が造立した十一面観音を
本尊とする道場に由来し、当初は西光寺と言うお寺でした。

当時、京都では疫病が蔓延し人々が苦しむ中、空也上人はこの十一面観音を
車に乗せて引きながら歩き、念仏を唱え、病人に茶をふるまって人々を救ったそうです。

応和3年8月(963)、鴨川岸に僧600名を集め、大般若経を読み、
夜には五大文字を灯じ大萬灯会を行いました。
これがこの寺の起こりです。

六道の辻 024

空也上人は醍醐天皇の皇子と言われていますが、自らの出生は語らなかった為、
真偽の程は不明なんだそうです。

空也上人は念仏の祖と言われ、当時、庶民には馴染みのなかった念仏を
極楽へ導くものだと広め、絶大な人気を得ることになります。

六道の辻 021

しかしながら、出る杭は打たれる…多くの信者を持ったため、
これを脅威に思った鎌倉幕府に弾圧されることとなります。

念仏を唱えるだけで捕まるので考えたのが踊り念仏。
「南無阿弥陀仏」をわからない様に唱えるそうです。

12月13日から年末まで空也踊躍念仏(重要無形民族文化財)が行われます。

六道の辻 026

ここでちょっと疑問。
踊念仏は空也上人がはじめたってことになってますが、
彼は972年に没してます。それってまだ平安時代なんじゃない?
鎌倉幕府が弾圧したって書いてあったけど???
歴史って辻褄が合わないよねぇ。

いろいろ調べていたら、空也が踊念仏を始めたという確証は無いと書かれておりました。
事実はどうかなのか分りませんので、まあ、聞き流すことにします。

六道の辻 025

この本堂は室町時代貞治2年(1363)建立で重要文化財です。
京都は応仁の乱(1464~)でほとんど焼き尽くされた為、それ以前の建物は
大変貴重なんだそうです。

昭和44年に解体修理され、色彩も蘇り美しくなりました。

六道の辻 023

本道の裏に宝物館があります。
大きくはないんですが、空也さんをはじめ重要文化財の仏像がいっぱいです。
Tさんとかなり長い間、ウロウロしました^^;

一番会いたかった空也上人ですが、彼の生涯を読むととても力強い人という印象です。
でも像はなんだか弱弱しい感じです。
「南無阿弥陀仏」を口から出す空也さんは何を見つめているんだろう?

この像を彫ったのは運慶の四男 康勝。
慶派といえば、力強い像を思い浮かべるのですが、この像で何を表現したかったのだろう?
残念ながら私の想像力、理解力ではわからない><

私も修行を積んできたら(社寺を歩き回るだけだけど)何か分るようになるのかな?

六道の辻 029

一番奥にあるこちらのお堂では弁天さんの御朱印がもらえます。

六道の辻 027

そして水掛け不動尊と、、、、

六道の辻 028

銭洗い弁天さんがいます。

六道の辻 030

道元禅師がここで説法をしたそうです。

なんとも歴史の詰まったお寺ですね。

六道の辻 032

六波羅蜜寺は空也上人に建立され、平家の本拠地になり、
源氏の六波羅探題になり、いつも時の重要拠点であったため何度も焼失します。

その都度、再建され江戸時代には徳川幕府に保護され大寺院になります。
が、しかし明治の廃仏毀釈で領地は減少し現在の規模となります。

昔はきっと豪華絢爛なお寺だったんでしょうね。

六波羅密寺朱印

御朱印。

 六波羅蜜寺 HP >>

次の六道の辻にある西福寺は六波羅蜜寺の隣の隣です。

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tag : 京都 六道の辻 六波羅蜜寺 空也 踊念仏 平家 朱印

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Author:じゅみーcoco
伊勢神宮の近所で生まれ育って
現在、伊勢の隣の町に在住。

忙しかった子育ても一段落。
行きたかった神社、お寺、
歴史の舞台、遺跡etc
あちこちお出かけするぞ~~
御朱印ももらっちゃうもんね^^

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