石仏に会いに… 大光寺

天平の寺 大光寺  2016-11-3参拝  2016-11-14

岡山 大光寺(おかさん だいこうじ)。 

三重四国八十八ヶ所霊場であり伊賀四国八十八ヶ所霊場でもあります。
天平勝宝五年(753)に七堂伽藍の一宇を建立したとの伝承があり、
かつては大きな寺院だったようですが、天正伊賀の乱で
兵火に掛かり燃亡してしまいました。

伊賀街道が通り、近くには伊賀一宮の敢國神社があり、
昔は重要な栄えた地域だったのでしょうね。

大光寺へ行くには、まず毘沙門寺を目指します。

のぼのと荒木 045

中之瀬磨崖石仏から程近く、国道163号から寺田集落に入った一番奥に毘沙門寺があります。

ナビを頼りに来たら、めっちゃ狭い道に案内されました。
田んぼから来た方が来やすいです。

のぼのと荒木 046

中之瀬磨崖石仏は大光寺の管理ですが、大光寺はこの後ろの山の中にあり無人で、
この毘沙門寺が管理しているようです。
つまり崖石仏も大光寺も毘沙門寺の管理ってことでしょうかね?

のぼのと荒木 050

毘沙門寺は伊賀四国八十八ヶ所霊場で御朱印を頂けます。
(セルフサービスなので私はもらっていません)
大光寺も伊賀四国八十八ヶ所と三重四国八十八ヶ所の霊場になっていますので
この毘沙門寺に朱印が置いてあります。(もちろんセルフ)

のぼのと荒木 047

お堂の前にはお札を納める箱が置いてあります。

毘沙門寺について、歴史などを調べてみようとネットで検索してみましたが、
伊賀四国の霊場と言うこと以外、分らず・・・謎のお寺です。

のぼのと荒木 051

銀杏の木が色づき始め。

のぼのと荒木 052

やっと車が一台、通れる道です。気をつけて。
車は毘沙門寺の駐車場に置かせてもらうのが正解です。

のぼのと荒木 053

その細い道にこんな案内看板があります。
大光寺はどうやら公園というかハイキングコースになっているようです。

のぼのと荒木 054

ネット地図で見ると南宮山の頂上には浅間社という神社があります。
この岡山、南宮山一体が霊場だったのかもしれませんね。

ちなみに南宮山は伊賀小富士と呼ばれるそうです。
なので浅間社があるんですね。別ルートから登れるそうです。

のぼのと荒木 056

道は行者堂で山道になります。
ここから大光寺本堂まで約20分だそうです。

のぼのと荒木 057

ぽつんとある行者堂。

のぼのと荒木 061

もうちょっと参道らしいと言うか、ハイキングコースらしい整備された道を想像してました。
けっこう荒れてます・・・

のぼのと荒木 060

待望の石仏さんです。鎌倉時代です。

のぼのと荒木 059

三体の石仏さん。模様のある台座に座ってます。
ちゃんとお参りする人がいるようで、お花が供えられています。

のぼのと荒木 096

北向地蔵の横にあった小さな石仏。
なんとも素朴な二体のお地蔵さん。

のぼのと荒木 064

参道はイノシシが掘り放題。
まるで耕した農地を歩いているみたいです。
雨の後はとてもじゃないけどぬかるんで歩けないかも。

のぼのと荒木 063

ずいぶん前に大光寺へ行った人のブログを見たとき、
参道にたくさんの石仏が並んでいたと記憶していたのですが、
さっきの北向地蔵からぜんぜん見つかりません。

なのでこんな石も仏さんに見えてきます^^;

のぼのと荒木 065

中間地点。ここから本堂まで10分。

石仏さんは見つからず。。。
後で調べたら本堂から山頂を巡る道に西国三十三霊場の石仏があるそうです。
古いのか新しいのかはわかりませんけど。

なんで後で調べるんだぁって自分でつっこみました><

のぼのと荒木 066

あったあ~~もうじき埋もれてしまいそうな石仏さん。
きっと昔はこんな感じでもっとたくさんあったんじゃないだろうか?

大光寺の「みどころ」に「石仏が点在しており」って書いてあるもん。
もう一つのみどころ、古墳群もどこかにあるらしいです。

のぼのと荒木 067

相変わらず参道はイノシシによって耕されてますが、
ここまでのところ、石段も無く登りもゆるくて散策には最適です。

のぼのと荒木 070

所々に分岐点があり、あちこちからの参道があるようです。
が、どれも荒廃した感じです。

のぼのと荒木 069

當國八十???と読めるけど、不明。

のぼのと荒木 071

お地蔵さんがたくさん。まとめてあるのかな?

ぽつぽつとある方がいいよね。

のぼのと荒木 072

この先、視界が開けているようです。

のぼのと荒木 073

本堂が見えてきました。
小さなお墓は歴代住職さんかな?よく見てきませんでしたーー;

のぼのと荒木 074

倒れかかった石碑もありますが、ちゃんとお参りの痕跡があります。
良かったな~忘れられてなくてと、ほっとします。(すでに老婆心状態)

のぼのと荒木 075

本堂への参道の両側は、かつてはたくさんの堂宇が建っていたのかなと
思わせる平坦な土地です。

お寺の境内からは鎌倉時代の古瓦や、南北朝時代の軒瓦が発見されています。

のぼのと荒木 076

平坦な土地ではありますが、水捌けが悪いようでぬかるんでいます。
そこに無数のイノシシの足跡。今はイノシシ天国のようです^^;

のぼのと荒木 077

縁起によりますと天平勝宝五年(753)2月初午の日に、
服部党の党領平康氏入道という人が春日明神の夢告で、覚真長老という僧侶を開祖とし、
七堂伽藍の一宇を建立したと伝わります。

のぼのと荒木 083

初午の日に開山したとあって、往古より本尊十一面観音を中心に、
厄除観音として人々の信仰を集めてきたそうです。

本堂の前にはお札を入れる箱があって、けっこうお札が入ってました。
巡礼している方はここまで来るんですね。

のぼのと荒木 078

本堂の中を覗いてみたら、いくつかの仏像と仏具があり、
現在もちゃんとお祭りされている事がわかります。

のぼのと荒木 079

多分、御本尊の十一面観音像。
このお方はいつの作かなど、情報は皆無でした;;

のぼのと荒木 082

古民家的な庫裡。

のぼのと荒木 088

鐘楼があります。

のぼのと荒木 089

ちゃんと鐘もあります。

のぼのと荒木 092

十三石塔とかつて池があったであろう窪み。

天正伊賀の乱の兵火ですべて燃えてしまったそうなので、
今のものは再建ですが本堂も本尊も鐘もいつの再建なのか全くわからず。

そんなに古い訳ではなさそうです。

のぼのと荒木 084

ところで発願者の服部党の党領平康氏入道は何者か?
伊賀の服部と言えば服部半蔵!!
と、言うことで調べてみました。はい、わかりませんでしたーー;

ただ、この辺りは服部発祥の地らしいです。きっと関係があるんでしょうね。
そう言えば伊賀街道の隣を流れる川は服部川です。

のぼのと荒木 086

のぼのと荒木 087

素朴な石仏さんがあります。

石仏さんについて検索していたら、桐之木谷地蔵坐像磨崖仏という石仏が
伊賀の文化財に指定されたという記事を見つけました。
なかなか彫りの細かい奇麗な仏さんで室町前期の作だそうです。

どこにあったんだろう?この仏さんは見ていない!
桐之木谷ってどこ???

のぼのと荒木 091

ここが山頂をぐるっと回って来られる散策路の入り口です。
この先に西国三十三観音と展望台と天狗の岩があります。
行ってませんけど・・・

のぼのと荒木 093

石仏がもっとたくさんあると思っていたので、ちょっと残念でした。
しかし鄙びた山寺としては満点です。

鄙びた山寺好きな方はぜひぜひ。

 岡山 大光寺 三重県伊賀市寺田1535

この後は服部川の向こうにある須智荒木神社へ行きます。
荒木郷はあの剣豪の荒木又衛門の故郷です。

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伊勢神宮の近所で生まれ育って
現在、伊勢の隣の町に在住。

忙しかった子育ても一段落。
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あちこちお出かけするぞ~~
御朱印ももらっちゃうもんね^^

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