吉野周辺へ行ってみる 6

眼病封じの壺坂寺 2016-7-23参拝  2016-8-17

お盆も終ったと言うのに、未だ7月の記事を書いてます (´Д`*)
がんばって書きます!

本回のコース
烏川神社→運川寺→丹生川上神社・上社→鳴貝山龍泉寺→蜻蛉の滝→
宮滝遺跡→桜木神社→比曽寺跡(世尊寺)→壺坂寺→談山神社

壺坂山 南法華寺(つぼさかさん みなみほっけじ)
通称、壺坂寺(つぼさかでら)です。

眼の病気に効くと有名で、西国三十三所第六番札所でもあります。
人形浄瑠璃『壺坂霊験記』の舞台でもあるそうです。

インドでの救ライ事業にも尽力していて、インドから送られた石造もたくさんあり、
ちょっと不思議な雰囲気を醸し出しているお寺です。

壺坂寺は高取町の高取山の中腹にあります。
もっと山を登っていくと高取城跡があります。
日本百名城のひとつです。行ってないけど^^;だって暑いし・・・

比曽寺から林道みたいな県道269を通って壺坂寺のある県道119に出ました。

東奈良より 128

119号の合流地点から高取城跡の方へ少し行くと壺坂寺の奥の院と言われる五百羅漢があります。
車も1台くらい駐車できるスペースがあります。

五百羅漢の石像を楽しみにして行ったんだけど、草ボーボーで止めました。。。
虫や蛇が出そうな雰囲気だったので。次回は秋か冬に来たいです。

東奈良より 170

壺坂寺は麓の町からはかなり離れています。
周りに門前町とかあるのかと思っていましたが、ぽつんと山の中にあるお寺でした。

なので緑いっぱいのお寺です。

東奈良より 129

駐車料金500円。拝観料600円です。

東奈良より 133

いつもの如く、読めそうで読めない縁起の看板。

大宝3年(703)に元興寺の弁基上人がこの山で修行し、愛用の水晶の壺を
坂の上の庵に納め、感得した像を刻んで祀ったのが始まり。

奈良時代には元正天皇の祈願寺になり、平安期には貴族が盛んに参拝し、
枕草子にも霊験あらたかな寺として、その名が登場します。
しかし戦乱に巻き込まれ、壮大な伽藍を失い衰退します。

その後、高取城主となった本多氏、のちの藩主植村氏の庇護を受け復興します。

東奈良より 130

壺坂寺は見所満載。
ゆっくり見たいんだけど、暑さとの戦いでありますーー;
今日は曇りの予報だったのに。。。めっちゃ太陽、照ってるやん。

東奈良より 132

境内に入るとすぐに大講堂があります。
講話などが行われるようで、椅子がたくさん並べてあり、
正面にはたくさんの仏像が祀られています。

東奈良より 131

大講堂には良い仏像がおわします。

駐車場にはたくさん車が停まっていましたが、大講堂は一人くらいしかいません。
ここを拝まないなんて、勿体ない~~~と、しばらく仏像を眺めておりました。

東奈良より 134

仁王門。

東奈良より 136

修理しているので新しく見えましたが、古い門でした。

東奈良より 135

仁王像と高下駄。
説明も付けてくれあるのですが、見所多すぎて写真に撮ってないし、
HPを見ても載ってないので、説明を読んだ記憶はあるのですが、
何が書いてあったか忘れてしまいました^^;

東奈良より 137

眼病封じの特別な祈願があります。

年をとると老眼に始まり、いろんな目の病気になります。
もうちょっと年をとったら祈願に来ようと思いました。

東奈良より 142

御手洗の屋根、すごい立派!

東奈良より 143

多宝塔。

平成15年壷阪寺開創1300年を迎えるにあたり、平成14年に建立されました。
扉は閉まってましたが、中には平安時代の大日如来像が安置されています。

東奈良より 144

灌頂堂。

東奈良より 145

このお堂も開創1300年を期に平成17年に再建されました。

東奈良より 146

室町時代の十一面観音像。遠くから望遠で撮りました。

東奈良より 150

重要文化財の三重塔。明応6年(1497)再建。

素敵な塔なんだけど、インド石像のインパクトが強すぎて、
印象が薄れてしまいました。

東奈良より 152

重要文化財の禮堂。室町時代。

本尊を礼拝するためのお堂です。
創建当初からあるお堂ですが、何度も焼失し、再建されましたが、
江戸時代には模様替えなど大改築され規模も縮小ました。

昭和解体修理時に行われた地下発掘調査並びに残存していた部材から、
室町時代の禮堂の姿が判明し、御堂の大きさ等を室町のそれに戻して建てられました。

東奈良より 157

禮堂の後ろに建っているのが八角円堂。
現在のお堂は江戸時代の再建だそうです。

ちょうど神社の拝殿と本殿みたいな感じです。
八角円堂には御本尊の十一面観音像を祀っています。

八角円堂の中には発掘された奈良時代の瓦などもあり、
ちょっとした博物館みたいになってます。

東奈良より 159

八角円堂からの景色。
外の回廊を歩くことが出来ます。良い景色ですし、涼しかったです^^

東奈良より 158

奈良の都と二上山。
参拝の方はすぐ帰ってしまうけど、ここから景色を眺めるのはお勧めです。
きっと万葉の昔から景色はあまり変わってないんじゃないでしょうか?

東奈良より 155

壺坂寺が眼病封じと言われるきっかけになった逸話のお里と澤市の像。

後ろに「身投げの谷」と書いてるので、下を覗き込んだら大して高くない。
相方と「コレは死ねないね」と言っていたら二人は死んだんじゃありませんでした。
お話はこちら↓

東奈良より 156

盲目だった澤市の目が見えるようになったので「眼病封じに御利益あり」となったらしいです。

で、この話が明治に人形浄瑠璃や歌舞伎になり大ヒットしたそうです。
人々がその舞台である壺坂寺に押し寄せ、一大観光地となったわけですね。

東奈良より 160

千年以上の歴史を持ち、文化財もたくさん現存する壺坂寺ですが、
この鬼や後ろのインドのレリーフなど、「古来の日本」以外の物もあります。

東奈良より 154

立派なレリーフです。釈迦の悟りと入滅の場面だったかな?

東奈良より 153

場面ごとにちゃんと説明があります。

東奈良より 149

慈眼堂。
痛んだ古い阿弥陀堂を古材を利用して平成18年に再建しました。
二階に阿弥陀像、一階に澤市夫婦の夫婦観音像を祭ります。

東奈良より 151

堂内にはインドの画家の釈迦の佛伝図を揚げ、こんな発掘の仏像もありました。
破損しているとはいえ、ガンダーラの時代の物、国外へ持ち出せるんだ?

こんな感じでインド由来の古い仏像がたくさん置いてありました。

東奈良より 167

ここから少し山を登っていくと巨大な石造があります。

東奈良より 162

天竺渡来大観音石像。昭和58年3月 開眼 全長20m 全重量1200t。
インド・ハンセン病救済事業のご縁で招来したそうです。
のべ7万人のインドの石工が手作りで製作した像です。

慈善事業に力を入れているんですね。
人の為に尽力するって偉いです、宗教の本来の姿ですよね。

東奈良より 164

天竺渡来大涅槃石像。平成11年安置 全長8m。

見応えのある巨大な石像なんですが、暑さのせいか人はまばらです。

東奈良より 165

でも壺坂寺へ来たなら、ぜひ、ここまで登ってください。
この景色が見られますよ^^v

東奈良より 138

インドエリア。
この像は多宝塔の横です。

東奈良より 140

東奈良より 141

石像巡りもあります。私は暑さに負けて巡っていません。

東奈良より 139

すごーい!石の千手観音。この像、結構大きいです。
そして、あちこちにいます。

信者が奉納しているんです。

東奈良より 169

天竺渡来 大石堂(納骨永代供養堂)

インド・アジャンタ石窟寺院をモデルに日本・インドの人々によって造られました。
木が邪魔で見えないんですが、素敵な彫刻が施されています。

東奈良より 168

エキゾチックな雰囲気ながらも日本的な部分もあって不思議な空間です。
多少の違和感は否めませんが、こうやって東西の文化が融合されていったんだなと
思うと、なんとなーく納得します。

東奈良より 166

歴史ある三十三観音霊場なのにインドとごちゃ混ぜのお寺ってイメージだったけど、
インドの人々のお礼の気持ちなんだと思うと、とても良い物に見えてきました ^^;
上辺の見かけではなく「正しく理解する」って大切ですね~

そして、やっぱり千年以上受け継がれてきた歴史の重みもちゃんとありますから。

 壺坂寺 HP >>

壺坂寺

御朱印。

壺坂寺の朱印は他にもいくつかあったんですが、
ちょうど三十三観音巡りのバスツアー客と一緒になってしまって、
御朱印所が大忙しで、他の朱印も欲しいとは言えませんでした。


さてさて、まだあと一つくらい行けそうな時間があります。
全く予定になかったんですが、談山神社へ行くことにしました。
前から行きたかった神社です!やったぁ!

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tag : 奈良 吉野 高取 壺坂寺 南法華寺 インド 慈善事業 眼病封じ 朱印 三十三観音

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Author:じゅみーcoco
伊勢神宮の近所で生まれ育って
現在、伊勢の隣の町に在住。

忙しかった子育ても一段落。
行きたかった神社、お寺、
歴史の舞台、遺跡etc
あちこちお出かけするぞ~~
御朱印ももらっちゃうもんね^^

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