伏見深草の寺めぐり 2
多宝塔のある宝塔寺 2016-6-7参拝 2016-7-11
本日のコース
伏見稲荷大社・本殿→奥社→伏見神宝神社→三ツ辻→四ツ辻→三ノ峯→
二ノ峯→一ノ峯→御膳谷奉拝所→四ツ辻→三ツ辻→裏参道→荒木神社→
本殿→東丸神社→石峰寺→宝塔寺→瑞光寺
深草山宝塔寺 (じんそうざんほうとうじ)
平安時代に藤原基経が創建したと言う歴史ある古いお寺なんですが、
鎌倉時代末期、住職であった良桂が日蓮宗の僧・日像と法論を行い、
論破され日像に帰依し、真言律宗から日蓮宗に変わりました。
そんなすぐに変わるもんなんですかねぇ?
お弟子さんも檀家さんもびっくりですよね^^;
本日のコース
伏見稲荷大社・本殿→奥社→伏見神宝神社→三ツ辻→四ツ辻→三ノ峯→
二ノ峯→一ノ峯→御膳谷奉拝所→四ツ辻→三ツ辻→裏参道→荒木神社→
本殿→東丸神社→石峰寺→宝塔寺→瑞光寺
深草山宝塔寺 (じんそうざんほうとうじ)
平安時代に藤原基経が創建したと言う歴史ある古いお寺なんですが、
鎌倉時代末期、住職であった良桂が日蓮宗の僧・日像と法論を行い、
論破され日像に帰依し、真言律宗から日蓮宗に変わりました。
そんなすぐに変わるもんなんですかねぇ?
お弟子さんも檀家さんもびっくりですよね^^;
宝塔寺は石峰寺から直線距離で100mくらいなんですが、
山の麓なので一旦、下まで下ってまた登ることになります。
それでも大した距離ではないですけど。

住宅街の中に突然現れる門と先の見えない参道。
車はもう一本隣の道から駐車場へ行けるようです。

ちょっと読み難いですけど。
寺名は日像が京都の七口(京都に入る7つの街道の入口)に
建立した題目石塔の1つを日像の廟所に祀ったことによります。

四脚門(総門)は室町時代中期に建立された重要文化財です。
参道の両側には頭塔が建ち並びます。

まずは大雲寺(西之大坊)、天文5年(1536年)建立。

それから圓妙院、慶長2年(1597年)建立。

直勝寺、慶安4年(1648年)創建。

霊光寺、天正13年(1585年)再建。

慈雲院、明暦3年(1657年)創建。
どれもこれも立派なお寺ですね~

そして山門です。 1711年(宝永8年)再建。


山門の天井には牡丹の花。
鮮やかで奇麗です。2000年に修復されたそうです。

本堂。慶長13年(1608年)建立の重要文化財。
とても大きな本堂です。
御本尊は三宝尊。
三宝尊って知らなかったんですが法華宗・日蓮宗の本尊で
仏・法・僧の三宝を祀るんだそうです。

はじめに書いた通り、藤原基経が発願し、その子の藤原時平により899年(昌泰2年)に
建立されました。当時は極楽寺といい、藤原家の菩提寺でした。
源氏物語の三十三帖「藤裏葉」に寺が登場するそうです。
お話しに登場するほどのお寺だったわけですね。

当時の藤原家の権力を考えても、相当大きな、しかも豪華なお寺だったのでは?
鎌倉時代には論法で負けて、日蓮宗になるわけです。
長い歴史の中では応仁の乱で焼けたり、一時荒廃した時期もあったそうです。

彫刻などは全く無いシンプルなお堂です。
が、とても大きいんです。威厳があるんです。
心地よい緊張感があって、この場を離れ難い気分でした。

本堂に三つの額がありましたが、その真ん中の額です。
なんて書いてあるんでしょう?
真ん中が「南無妙法蓮華経」って書いてある事しか分かりません。

「七面大天女」と書かれています。
裏の山は七面山と言い、山頂に七面大明神を祀る七面宮があります。
お寺の鎮守として吉祥天女が祀られています。

渡り廊下?をくぐって七面宮へ行ってみます。

太鼓楼?になってるみたいです。

ずっと登りの石段が続きます。
散々歩いた後なので、ちょっと足に来ます><

途中にはお社やお堂やお墓もあります。
こちらは三十番神。

日像上人廟。論法に勝った人ね^^b

日蓮上人像。

千仏堂。鬼子母神が祀られています。

まだ登ります・・・・

ちょっと平らになって、その先にまだ階段があると言うフェイク山頂 ;;

じゃーん、思ったより立派なお社。
寛文6年(1666年)に勧請された七面天女を祀ります。
神社が先かと思ったら、お寺が先なんですね。

ここでお火焚祭と言う行事も行われるそうです。
建物の大きさからして、たくさんの人が集まるようですね。

山頂には他にもお堂があります。

こちらはお社。
小さな堀があって橋も架かってますよ。
今日は天気が悪くて、何も見えなかったんですが、安土桃山城も見えるそうです。
視界がいいと大坂城まで見えるとか。

本堂の所まで戻って来ました。
この門は高麗門と言うそうです。
奥には客殿があります。

こちらから寺務所へ行けるようです。
御朱印を頂に行きます。

ご住職の御自宅にもなっているようです。

寺務所の天井。
立派な梁ですね~天井が高いです。
こちらの建物もずいぶん、古そうです。

こちらは鐘楼。

最後に多宝塔。
墓地への入り口に建っています。

重要文化財で少なくとも室町時代、1438年以前の建立と見られています。
瓦が「行基葺き」と言う独特の様式だそうで、飛鳥、奈良時代に多く見られ、
それ以降はほとんど例がないそうです。

残念ながら、その瓦は全然写真に写ってません^^;

お墓はかなり大きくて、歴史に名を残した人のお墓もあるようです。
古いお墓はいろんな形の墓標があって、実は見るのが好きです。
今、外国人観光客が日本のお墓を見に来ると聞きましたが、
あー分かるなぁと思ってしいます。
しかしながらお墓ですからね・・・失礼の無いように・・・

御朱印。
おお~~かっこいい御朱印です。
深草山 宝塔寺 京都府京都市伏見区深草宝塔寺山町32
次は本日最後の参拝のお寺、瑞光寺です。
<< 伏見深草の寺めぐり1 石峰寺 伏見深草の寺めぐり3 瑞光寺 >>
山の麓なので一旦、下まで下ってまた登ることになります。
それでも大した距離ではないですけど。

住宅街の中に突然現れる門と先の見えない参道。
車はもう一本隣の道から駐車場へ行けるようです。

ちょっと読み難いですけど。
寺名は日像が京都の七口(京都に入る7つの街道の入口)に
建立した題目石塔の1つを日像の廟所に祀ったことによります。

四脚門(総門)は室町時代中期に建立された重要文化財です。
参道の両側には頭塔が建ち並びます。

まずは大雲寺(西之大坊)、天文5年(1536年)建立。

それから圓妙院、慶長2年(1597年)建立。

直勝寺、慶安4年(1648年)創建。

霊光寺、天正13年(1585年)再建。

慈雲院、明暦3年(1657年)創建。
どれもこれも立派なお寺ですね~

そして山門です。 1711年(宝永8年)再建。


山門の天井には牡丹の花。
鮮やかで奇麗です。2000年に修復されたそうです。

本堂。慶長13年(1608年)建立の重要文化財。
とても大きな本堂です。
御本尊は三宝尊。
三宝尊って知らなかったんですが法華宗・日蓮宗の本尊で
仏・法・僧の三宝を祀るんだそうです。

はじめに書いた通り、藤原基経が発願し、その子の藤原時平により899年(昌泰2年)に
建立されました。当時は極楽寺といい、藤原家の菩提寺でした。
源氏物語の三十三帖「藤裏葉」に寺が登場するそうです。
お話しに登場するほどのお寺だったわけですね。

当時の藤原家の権力を考えても、相当大きな、しかも豪華なお寺だったのでは?
鎌倉時代には論法で負けて、日蓮宗になるわけです。
長い歴史の中では応仁の乱で焼けたり、一時荒廃した時期もあったそうです。

彫刻などは全く無いシンプルなお堂です。
が、とても大きいんです。威厳があるんです。
心地よい緊張感があって、この場を離れ難い気分でした。

本堂に三つの額がありましたが、その真ん中の額です。
なんて書いてあるんでしょう?
真ん中が「南無妙法蓮華経」って書いてある事しか分かりません。

「七面大天女」と書かれています。
裏の山は七面山と言い、山頂に七面大明神を祀る七面宮があります。
お寺の鎮守として吉祥天女が祀られています。

渡り廊下?をくぐって七面宮へ行ってみます。

太鼓楼?になってるみたいです。

ずっと登りの石段が続きます。
散々歩いた後なので、ちょっと足に来ます><

途中にはお社やお堂やお墓もあります。
こちらは三十番神。

日像上人廟。論法に勝った人ね^^b

日蓮上人像。

千仏堂。鬼子母神が祀られています。

まだ登ります・・・・

ちょっと平らになって、その先にまだ階段があると言うフェイク山頂 ;;

じゃーん、思ったより立派なお社。
寛文6年(1666年)に勧請された七面天女を祀ります。
神社が先かと思ったら、お寺が先なんですね。

ここでお火焚祭と言う行事も行われるそうです。
建物の大きさからして、たくさんの人が集まるようですね。

山頂には他にもお堂があります。

こちらはお社。
小さな堀があって橋も架かってますよ。
今日は天気が悪くて、何も見えなかったんですが、安土桃山城も見えるそうです。
視界がいいと大坂城まで見えるとか。

本堂の所まで戻って来ました。
この門は高麗門と言うそうです。
奥には客殿があります。

こちらから寺務所へ行けるようです。
御朱印を頂に行きます。

ご住職の御自宅にもなっているようです。

寺務所の天井。
立派な梁ですね~天井が高いです。
こちらの建物もずいぶん、古そうです。

こちらは鐘楼。

最後に多宝塔。
墓地への入り口に建っています。

重要文化財で少なくとも室町時代、1438年以前の建立と見られています。
瓦が「行基葺き」と言う独特の様式だそうで、飛鳥、奈良時代に多く見られ、
それ以降はほとんど例がないそうです。

残念ながら、その瓦は全然写真に写ってません^^;

お墓はかなり大きくて、歴史に名を残した人のお墓もあるようです。
古いお墓はいろんな形の墓標があって、実は見るのが好きです。
今、外国人観光客が日本のお墓を見に来ると聞きましたが、
あー分かるなぁと思ってしいます。
しかしながらお墓ですからね・・・失礼の無いように・・・

御朱印。
おお~~かっこいい御朱印です。

次は本日最後の参拝のお寺、瑞光寺です。
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