鑑真和上の唐招提寺

西ノ京・天平の寺 4 唐招提寺  2016-4-16参拝  2016-5-6

本日のコース 西大寺→薬師寺→唐招提寺

南都六宗の一つである律宗の総本山の唐招提寺。
開基は鑑真大和上。
渡日に何度も失敗し、12年かかってやっと日本に着いた時には
視力を失っていたと言う中国の偉いお坊さんです。
歴史の時間に勉強しましたね~

お堂も仏像も奈良時代の物がたくさん残っており、国宝多数あり。
薬師寺の華やかな朱色の建物と対照的に落ち着いた深い色合いのお寺です。

西大寺 070

南大門から入ります。

昭和35年(1960)に天平様式で再建されたものです。
高さのある門ではなく、横に長い門です。
そういえば薬師寺の仁王門もこんな感じでした。

西大寺 071

立派な門です。正面には金堂が見えます。

ここで拝観料600円を払います。

西大寺 073

緑に囲まれた境内はなかなかに広いです。

西大寺 072

まずは金堂へ。

国宝 奈良時代(8世紀後半)建立の寺院金堂としては現存唯一のものでだそうです。
圧倒的な存在感です。

両横の木が邪魔なんだけど、近づくと大き過ぎてフレームに全体が入りません。

西大寺 099

堂内の中央に本尊・盧舎那仏坐像、右に薬師如来立像、左に千手観音立像(いずれも国宝)が並びます。
須弥壇の四隅には四天王像(国宝)、さらに梵天・帝釈天(国宝)。
天平時代の厳かな雰囲気に包まれています。

でもね、私はどのお方もしっかりと目に焼き付けたくて、右往左往。
厳かな雰囲気も飛んでしまいました。

西大寺 098

そんなに素敵な仏像さまだったのに、今日はどこのお寺も凄い仏像さまオンパレードで記憶がごちゃ混ぜになってしまいました。
もうちょっと知識があると、ちゃんと整理して記憶に残せたんでしょうけどね。
うーん、ここでも残念な私。

西大寺 075

右から礼堂(らいどう・鎌倉時代・重文)、鼓楼(ころう・仁治元年(1240)鎌倉時代・国宝)、
講堂(こうどう・奈良時代(8世紀後半)・国宝)。

どの建物にも中には国宝や重文の仏像や舎利塔があります。
残念ながら拝めませんでしたけど。

西大寺 077

国宝の鼓楼ですが、太鼓なんかがあるのかな?と思ったら
中には鑑真さんの仏舎利を納めているそうです。
なので舎利塔とも呼ばれます。

仏舎利は金色の舎利塔(14世紀)にペルシャガラスの容器(8世紀)に入れられ、
中国のレース(8世紀)に包まれていたそうです。
ぜーんぶ国宝です。

残念ながら拝めませんのでHPで見てくださいね^^;

西大寺 076

経蔵と宝蔵。どちらも奈良時代の国宝。

唐招提寺は新田部親王邸跡に建てられており、
その新田部親王邸の米倉を改造したものといわれています。
唐招提寺で最も古い建造物であり、日本最古の校倉です。

西大寺 080

国宝の講堂。
天平宝字4年(760年)頃、平城宮の東朝集殿を移築・改造したものです。
天平時代の平城宮の面影をとどめる唯一の建築物だそうです。

平城宮の人々はここで毎日、何をしていたんでしょうね?

西大寺 079

開山堂。

唐招提寺は外国人観光客も多かったです。
とくに中国人は中国人の僧侶が作ったお寺と言うことで、喜こんで来るそうです。
私たちも異国の地で日本関連物があると嬉しいですものね。

西大寺 083

何の門か、わかなくなりましたーー;

西大寺 084

唐招提寺の境内もまた美しい苔の庭です。

西大寺 085

開山御廟。鑑真和上のお墓です。
境内の奥の方で静かな森の中に鑑真さんは眠っています。

ちょうど鑑真和上の話をTVで見たばかりでした。

天平5年(733年)、遣唐使と共に渡唐した普照と栄叡という留学僧が戒律を授ける「導師」「伝戒の師」を探して中国を旅します。(この二人の僧も凄い人だと思います。)
742年に鑑真と出会い、753年、6回目の渡航計画でようやく来日に成功します。
しかし鑑真は当時既に66歳、栄叡はすでに病死し、死去した弟子もおり、鑑真は失明します。

西大寺 086

天平勝宝6年(754年)4月、東大寺大仏殿前で、聖武太上天皇、光明皇太后、孝謙天皇らに菩薩戒を授けます。
5年間を東大寺唐禅院に住した後、天平宝字3年(759年)、今の唐招提寺の地を与えられます。

天平宝字7年(763年)5月、波乱の生涯を日本で閉じました。

西大寺 090

御影堂。の入り口。

今日は入れません。建物は江戸時代の重文。
中には国宝の鑑真和上坐像が奉安されており、東山魁夷画伯が描かれたふすま絵、障壁画が収められています。

西大寺 094

戒壇。

戒壇とは戒律を授ける(授戒)ための場所です。
授戒を受けることで出家者が正式な僧尼として認められることになります。

鑑真はこの為に来日したわけだけど、「伝戒の師」を招いたのは長屋王だったそうです。
時すでに遅し、鑑真が到着した時には長屋王は死去した後です。
招いた皇族がいなくなって、鑑真の扱いはあまり良いものではなかったようです。
と、いう話をネットで読みました。

当時、情勢はコロコロ変わるものだったし、そういう事もあっかたもしれませんね。

西大寺 093

石段のみ、鎌倉時代のものだそうです。

西大寺 088

境内図に載ってない注連縄付きの覆い。

西大寺 089

大きな井戸でした。今も水が湧き出しています。

ずーーーーっと何百年もの間、ここのお坊さんたちに使われて来た井戸かもしれませんね。

西大寺 092

鑑真さんもこの道を歩いたんでしょうか?
当時から境内の景色はそう変わってないんでしょうね、きっと。

唐招提寺・朱印帳

唐招提寺の朱印帳。
カッコイイです!絶対買おうと思っていた朱印帳です。
千手観音光背の模様です。

唐招提寺

本尊の御朱印。

この後、唐招提寺の駐車場のお店でお土産を買って帰りました。
初登場のOさんは「また誘ってね(社交辞令かもしれないけど^^)」と言ってくれたので、
あちこち付き合ってもらおうと思ってます v(o゚∀゚o)v

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伊勢神宮の近所で生まれ育って
現在、伊勢の隣の町に在住。

忙しかった子育ても一段落。
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あちこちお出かけするぞ~~
御朱印ももらっちゃうもんね^^

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