世界遺産の薬師寺 前篇

西ノ京・天平の寺 2 薬師寺 前篇  2016-4-16参拝  2016-4-27

本日のコース 西大寺→薬師寺→唐招提寺

法相宗大本山 薬師寺。
別称を瑠璃宮と言うそうです。

南都七大寺のひとつ。国宝、多数あり。

元は天武天皇により藤原京に建立されましたが、
平城京移転に伴って現在の地に移されました。
お寺らしからぬ華やかな雰囲気のように感じました。

薬師寺は近鉄・西ノ京駅前にあります。
隣には(と言ってもちょっと歩きますが)唐招提寺があります。

西大寺 036

駅から近いのは與樂門です。
この門を挟んで金堂や大講堂のある白鳳伽藍と玄奘三蔵院伽藍に分かれます。

西大寺 035

まずは白鳳伽藍の方へ行きます。

今回は白鳳伽藍と期間公開の玄奘三蔵伽藍と大宝蔵殿・聚寶館の特別展1と
西塔の特別展2を拝観します。セット券で1600円也。

西大寺 037

大宝蔵殿・聚寶館の特別展は「仏教と刀展」。
とにかく日本刀がずらっと並んでました。。。。しかし、ほとんど見れず。
Oさんによると、今、刀を擬人化したゲームが流行っているとかで、
若い女の子がじーーーーーっと刀を見ていて、全く列が動かない。

私たちの後ろのおじさんも「動かんやないか!」とブツブツ。
そんなに刀に時間をかける訳にも行かないので、じっと眺める女の子たちの隙間から
チラッと見て進んでいきます。

凄い古い時代の刀もあったり、聞いたことのある名前の刀もあったけど、
興味のない人にとってはどれも同じように見えます。
そんなもんですよね。

薬師寺・クリカラ

ここで御朱印を売っていたので買いました。
倶利伽羅不動と書かれていたので、お不動さんがいるんだと思っていましたが、
どこにるんだか わからぬまま、館外へ・・・

後で調べたら刀自体が、お不動様の代表的な功徳を神格化したものでした。
そういえば龍が掘り込まれた刀がたくさんありました^^;
龍は倶利伽羅竜王と言うそうです。
いや~~~せっかく行ったのに知識が足りませんでした><

西大寺 038

次は東僧坊。
こちらは売店と、お寺の歴史なども展示されてました。
確か休憩のイスもあったように思います(記憶が薄れています;;)

奥の建設中の建物は食堂です。
「しょくどう」ではなく「じきどう」だそうです。
やっぱりご飯を食べる所なのかな????

西大寺 039

鐘楼と修理中の国宝・東塔(見ないなんて残念!!)

裏から入ったので順序が逆で変な感じです。
やっぱりちゃんと表の南門から入ればよかったかな?

西大寺 041

次は大講堂へ行くんですが、右にちらっと見えているのが大講堂。
左の屋根が何十にもなってるのが金堂。

薬師寺の創建は608年(白鳳時代)に天武天皇が皇后・鵜野讃良(うののさらら)後の持統天皇の
病気平癒を願って発願しましたが、天武天皇は完成を見ずに死去。
その後、持統天皇、文武天皇へと引き継がれます。

和銅3年(710年)の平城京への遷都に際して、飛鳥から平城京(現在地)に移転します。
(藤原京の薬師寺跡は今も残っています)

西大寺 046

金堂と西塔。

薬師寺は天禄4年(973年)の火災と享禄元年(1528年)の筒井順興の兵火で多くの建物を失いました。
現在、奈良時代の建物は東塔を残すのみです。
その東塔は修復中で食堂同様、覆いの中。
完成したら、もう一度、参拝に来たいです。

西大寺 047

大講堂。

色鮮やかで奈良時代にタイムスリップしたようですね。
どこかで見たことあるな~と思ったら昨年末に行った平城宮跡にあった
朱雀門や太極殿とよく似ています。

平城京の時代は都の要所要所にこんな建物が建っていたんですね。
高い建物がなかった時代、遠くからも見渡すことができたことでしょう。

西大寺 043

ちょっと小さい字で読む気が失せますね^^;

大講堂は平成15年に復興されました。
裳階付の薬師寺独自の様式です。

天井にも花の絵が描かれ、朱色は鮮やかで、仏像は天平時代の重文なんですが、
その仏像さんの周りは金ぴかです。
古いお寺はみんな落ち着いた黒白の世界ですが、
建立された当時はどこもこんな風に鮮やかな色で飾れていたんでしょうね。

西大寺 042

大講堂には弥勒三尊(重文・天平時代)が祀られています。
周りには四天王もいます。

そして仏足石があります。
仏足跡歌碑と共に国宝(奈良時代)です。

薬師寺

大講堂で御朱印がもらえます。
こちらは薬師寺の本尊の薬師如来さんの御朱印です。
弥勒菩薩さんの御朱印も欲しかったんですが、どちらか一つと言われ、
御本尊にしました。

ネットで見ると仏足石の御朱印もあるようです。

西大寺 050

金堂。

こちらで御本尊の薬師三尊像(国宝・白鳳時代)が祀られています。
仏像も有難い光を放ってますが、如来さんの台座も国宝です。

この台座は東僧坊にもレプリカがありましたが、
刻まれた模様が上にギリシャの葡萄唐草文様、次にペルシャの蓮華文様、
各面の中央には、インドから伝わった力神の裸像が浮彫りされています。
さらに、下には、中国の四方四神が刻まれています。
まさにシルクロードですね。終着点は大和の国だったんですかね。

実はここまで詳しく知らずに行ったので、なんかエキゾチックな模様だな~と
思っただけで終ってしまいました >< 残念な私。

西大寺 048

金堂は享禄元年(1528)戦火に巻きこまれ、西塔などと共に焼け落ちてしまいました。
その後、豊臣家が金堂の仮堂を建て、その後、再建に取りかかる筈でしたが、
豊臣家滅亡などの事情で400年近く仮堂のままの状態でした。

悲願の金堂再建は、昭和51年に白鳳時代様式の金堂が建立され、果たされました。

西大寺 049

享禄元年(1528)に焼失した西塔は昭和56年(1981)に復興されました。
当時安置されていた像も焼失したので、今は釈迦四相像が祀られています。
釈迦の成道・転法輪・涅槃・分舎利を彫刻で表現されています。

美術館のような、異世界のような、不思議な空間になってました。

西大寺 053

中門です。
薬師寺は回廊がぐるっと巡らされています。

西大寺 054

やっぱり南門から入って中門をくぐって金堂を見るべきでしたねぇ。

西大寺 058

中門は昭和59年(1984)に復興されました。
平成3年(1991)には二天王像も復元されました。

西大寺 051

こちらが南門。
元はもっと大きな山門だったんでしょうね。

西大寺 052

南門の向こうには休ケ岡八幡宮があります。
薬師寺の鎮守社で、現在の社殿は桃山時代の慶長元年(1596年)、豊臣秀頼の寄進によるもの。
重要文化財です。

行きたかったんですが、出てしまうと境内に戻れないかなと思い、行きませんでした。
受付で、また入れるか聞いてみたら良かったなと後悔しています。
この神社でも御朱印が頂けたそうです;;

長くなってきたので前後編に分けます。
あとは国宝の東院堂と玄奘三蔵院です。
そしてやっと唐招提寺に行きます^^

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伊勢神宮の近所で生まれ育って
現在、伊勢の隣の町に在住。

忙しかった子育ても一段落。
行きたかった神社、お寺、
歴史の舞台、遺跡etc
あちこちお出かけするぞ~~
御朱印ももらっちゃうもんね^^

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