FC2ブログ

天照山 大神宮寺

安濃津の八町歴史巡り 4   2016-2-28参拝   2016-3-9

伊賀街道・八町通り(谷川士清旧宅→谷川神社・福蔵寺→六阿弥陀寺→慈眼院観音寺)
→延命地蔵→大神宮寺→國魂神社

大神宮寺は納所町(のうそちょう)にあります。

「納所」という地名も歴史がありそうでしょ?
その通り、安濃郡から伊勢神宮に納めるお米を計量していた場所なんです。
献納米を計っていたその場所が大神宮寺なんです。


伊賀街道を城跡方面へ歩いてきましたが、伊賀方面へ戻って、
安濃川を渡って納所町へ行きます。

津 伊賀街道 059

伊賀街道。うっすらと長野峠のある山が見えます。

昔の街道の名残の大木です。
道にかぶさる様になってきているので、もしかしたら切られてしまうかも。。。

ちなみにこの先は神納町という地名です。
きっとここも神宮に納めていたんだろうと思うのですが、調べても分からず。。。

津 伊賀街道 058

大木の手前、安濃川を渡る納所橋の袂に延命地蔵があります。
川を流れてきた地蔵を祀ると災いがなくなったといいます。

この辺りは土地が低く、安濃川もよく氾濫したそうです。(社寺友Tさん情報)

津 伊賀街道 060

大小、四体のお地蔵さんが祀られています。
右端のお地蔵さんが流れてきた延命地蔵さんだそうです。

「顔が白く塗られて「白粉地蔵」とか「土手の地蔵」と呼ばれている。」と書いてありましたが剥げ落ちたのか白くは無いです。

津 伊賀街道 062

伊賀街道から外れて橋を渡って納所町へ入ります。
橋の灯籠が素敵^^

津 伊賀街道 063

川の景色は普通です。

納所町へ入ると道がとても狭いです。
ある方のブログで車では行けないと書いてあったので歩いて来て正解です。
私には絶対無理。

津 伊賀街道 064

軽自動車で運転が上手かったら通れるかもしれない。。。
でも対向車が来たらOUT!

お寺も駐車場は無いようでした。

津 伊賀街道 065

天照山大神宮寺。神仏習合の名残の残るお寺です。
こちらも三重四国八十八ケ所霊場の第七十番です。

神社と一緒になったお寺を神宮寺と言いますが、伊勢神宮のお寺は「大」が付くのかな?
伊勢国には いくつかの大神宮寺があったようですが残念ながら今は一つも残っていません。

津 伊賀街道 074

手水舎。気のせいか、神社っぽい。

大神宮寺は天平十七年(745)行基により開創と伝えられていますが明らかではないです。
慶長五年(1600)には関ケ原合戦津城篭城戦で西軍に焼き払われたそうです。

津 伊賀街道 066

本堂全体の写真を撮り忘れました><

現在の本堂は創建より三回目の本堂だそうです。
津二代藩主藤堂高次が寛永十一年(1634)再建されました。
高野山より宥算大僧都を迎え、歴代藩主より手厚い保護をうけ寺運は興隆しました。

津 伊賀街道 071

本堂は献納米を計量して納めていたことから御倉堂と呼ばれます。
本尊は十一面観世音。脇侍は雨宝童子(天照大神)と明神像(春日権現)で三尊の神仏習合です。

津 伊賀街道 068

こちらのお寺は市指定の文化財も多数所持しています。
聖観音像は藤原時代の仏像です。歴史の深さが覗えます。

他にも平安時代の仏像や鎌倉時代の神像などたくさんの寺宝があります。

津 伊賀街道 069

お米を計っていた枡も残ってます。
この古枡は太閤検地以前のもので、律令制時代の土地税制の貴重な資料です。

本堂内陣柱は、金箔黒漆塗を施し極彩色で亀甲紋、花鳥、天女が描かれているそうですよ。
今日は閉まっていて中は見えませんでしたが、事前に電話予約すると堂内を拝観できるそうです。

ネットに堂内の写真が少し載っていましたが、三十六歌仙の絵と極彩色の模様が素敵でした。
次回はぜひ、予約して拝観したいです。

津 伊賀街道 072

本堂前にあった目を惹くお堂。
「金」の字が書いてあるので金刀比羅宮だと思います。

津 伊賀街道 073

金刀比羅宮は船の神様。
献納米を船で神宮へ運んだのかな?
それとも津の港の廻船問屋の信仰かな?

津 伊賀街道 067

赤い鳥居。

お稲荷さんとたくさんの小さな祠。

津 伊賀街道 070

こちらもお稲荷さん。

津 伊賀街道 075

門から外を見るとまっすぐ安濃川の土手に続いています。
こちらが表参道でしょうか?

でも車では無理です。

津 伊賀街道 077

土手から見たお寺。
道の脇には古いお墓があります。

 天照山大神宮寺 津市納所町903

納所町のはずれには弥生時代の遺跡があり(どこにあるのかはさっぱり分からないけど)、
2200年前の琴が出土するなど、とにかく古い歴史があることがわかります。

しかしながら分かるのはここまで。詳しいことは不明。
地元の郷土史研究家と一緒に散策してみたいですね~

納所町も30分くらいの予定でしたが、車に着いたら1時間経ってました。
急いで國魂神社へ!

<< 安濃津八町3 六阿弥陀・慈眼院     安濃津八町5 國魂神社 >>

にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ にほんブログ村 コレクションブログ 御朱印へ


スポンサーサイト



theme : 神社仏閣
genre : 学問・文化・芸術

tag : 安濃津 八町 納所町 大神宮寺 御倉堂 伊勢 神宮 延命地蔵 伊賀街道

comment

Secret

No title

こんにちは。ご無沙汰してます。
津、って、地味なイメージですが、うろうろすると歴史を感じるものが点在していて、気絶しそうな細い道に入ってしまった記憶があります。
お米を計量していた所なのに、計量町とかにならなかったのかぁ。面白いなー。納める方が優先、なんですね。

Re: No title

おほほほほ^m^
気絶しそうな細い道ですか。うん、あるある。

津のようなマイナー(おっと失礼)な所もウロウロしているんですね。
歴史は古いんですけど、先の戦争で古い物は ほとんど焼けてしまったのが残念ですね。

どこの地方でも地名はとても面白いですね。
勝手な想像を掻き立ててくれます^^
調べてみたら予想と全く違うことも、また面白いです。

FC2プロフ
プロフィール

じゅみーcoco

Author:じゅみーcoco
伊勢神宮の近所で生まれ育って
現在、伊勢の隣の町に在住。

忙しかった子育ても一段落。
行きたかった神社、お寺、
歴史の舞台、遺跡etc
あちこちお出かけするぞ~~
御朱印ももらっちゃうもんね^^

最新記事
Lc.ツリーカテゴリー
最新コメント
フリーエリア
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

最新トラックバック
 
カレンダー
07 | 2021/08 | 09
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
FC2カウンター
お勧めショップ

仏教美術の世界にようこそ



ご朱印帳と旅する

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

検索フォーム
神社・寺などの名前を入れてね。
シンプルアーカイブ
フリーエリア
フリーエリア
リンク
Amazon商品一覧【新着順】
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

FC2ブログジャンキー

「アクセス数が全然伸びない…」そんな悩みをブログジャンキーが解決します!

QRコード
QR
RSSリンクの表示