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和銅の道6 高倉神社

美しい極彩色の高倉神社   2015-3-21参拝  2015-4-7

行者堂→薬師堂磨崖仏→観菩提寺(正月堂)→鵜宮神社→西念寺→高倉神社→仏土寺

高倉神社はだいぶ前にネットで見て、その美しい社殿を忘れられないでいました。
伊勢の国は神明造りの白木の簡素な社殿ばかりで、
こんな神社を見慣れてなかったので凄く感動したんです。

その後、たくさんの極彩色の神社に巡り逢い、そんなに珍しい社殿ではないと知るのですが。
でも、いつか行ってみたい神社の一つでした。

タイトルに「和銅の道」と入れてありますが、
実は今日巡った島ヶ原の史跡は和銅の道からは
少し離れた所が多かったんです。

でも高倉神社へは和銅の道を通っていきます。

正月堂から和銅の道を通っていきます。
(正月堂は和銅の道の近くです)

道には「和銅の道」と書かれた看板が所々にあります。
徒歩しか行けない山の道もありますけど、
だいたい車で走って行けます。

丘陵地帯のちょっと高い所を通っているので、景色がとてもいいです。
千枚田やだんだん畑。
伊賀盆地が一望出来て、遠くには伊賀上野城が見えます。
写真を撮って来なかったのが悔やまれます。

高倉神社は和銅の道から少し川を上がって行った所にあります。

月ヶ瀬と島ヶ原 158

まさに鎮守の山。

誰もいない…と思いきや愛知県ナンバーの車が一台。
男性が一人で来てました。
誰もいないと確信している所で人に会うとびっくりします^^;

月ヶ瀬と島ヶ原 159

右側は川の土手で梅林になってました。

これは一の鳥居ではないようです。
参道は西高倉の集落を通って来るので、集落のどこかにあるみたいです。

この鳥居は車でくぐれます。
この奥に駐車場がありました。

月ヶ瀬と島ヶ原 160

すごーく古い神社です。

垂仁天皇の時代というと紀元前から紀元に変わる頃だそうです。
つまり2000年前くらいってことですね(考古学的に確証はない^^;)

月ヶ瀬と島ヶ原 161

手水鉢。

なんて言う字?これは梵字みたいですね。
その昔、近くには別当寺であった補陀落寺がありました。
残念ながら廃寺になってしましまいました。
もしかしたら補陀落寺の物かもしれませんね。

現在も西高倉の集落の中の参道に一町ごとに建てられた道しるべの石が残っています。
最古の町石は「建長5年(1253)建立」と刻まれているそうです。

月ヶ瀬と島ヶ原 162

高霊神(たかおかみかみ)は龍神で、雨乞いをした神社があったそうですが
明治に高倉神社に合祀されました。

月ヶ瀬と島ヶ原 165

高霊神の後ろに可愛い淡い紫の花が咲いていました。
「アヤマスズの自生地」と書いてあったので、この花か?と思って
写真を撮ったんですが、アヤマスズとは笹の一種でした^^;
この花は全く関係なく、何の花か謎です。

月ヶ瀬と島ヶ原 163

石段はそこそこ急です。

月ヶ瀬と島ヶ原 166

立派な拝殿です。

奥行きのない境内にいっぱに建ててあるので、全体がフレームに収まりません。
それだけ大きな拝殿なんですが、屋根に対して柱が細すぎるような気がします。

こんなに立派な屋根なのに、この柱では支えきれてないような…?
大丈夫?と思ってしまいました。
まあ、プロが建ててるんだから大丈夫なんでしょう。

月ヶ瀬と島ヶ原 180

横からなら撮れます。

月ヶ瀬と島ヶ原 167

額は新しいです。
なんとか大明神?読めない (_ _|||)

月ヶ瀬と島ヶ原 181

左に神社に寄付した人の名前が書いてあるんですが、
有名どころの会社の名前がずらりと並んでます。

倉庫や運送など流通の会社です。
伊賀は関西と中部、関東を結ぶ中継地なので倉庫なんか多いんです。

なんで倉庫かというと主祭神の高倉下命(たかくらじのみこと)は倉庫の守護神なんです。

月ヶ瀬と島ヶ原 179

古い絵馬。

月ヶ瀬と島ヶ原 178

神殿は三つあります。

現社殿は 天正二年(一五七四年)に伊賀国守護職仁木長政の造営。
一間社流造りで桧皮葺の本殿を中央に右に八幡社 左に春日社と三社信仰を今に伝える古社です。

月ヶ瀬と島ヶ原 168

桃山時代の神殿だそうですが、最近直したんでしょうね。
すごく綺麗です。

月ヶ瀬と島ヶ原 170

本殿。

祭神は、
 高倉下命(たかくらじのみこと) 倭得玉彦命(やまとえたまひこのみこと)

月ヶ瀬と島ヶ原 171

高倉下命はどこかで聞いたことがあると思ったら、
神武天皇が熊野に上陸した時に建御雷神から夢のお告げで
剣を渡すように託された人です。

建御雷神が剣を置いたのが高倉下の倉の中です。
で、倉つながりで倉の守護神になったんでしょうね。

ちなみにその剣は布都御魂(ふつみたま)ともいい、石上神宮に祀られています。

月ヶ瀬と島ヶ原 177

倭得玉彦命は、七代の孫でこの地に移り住んで祖神を祀って氏神となった人です。
この辺りにはきっと今も末裔が住んでいるんでしょうね。

月ヶ瀬と島ヶ原 173

八幡社。
祭神は、應神天皇や少彦名命、大山祇命などなど。

月ヶ瀬と島ヶ原 176

幾何模様も美しいんですが蛙股の彫刻が好きです。

月ヶ瀬と島ヶ原 172

春日社。
祭神は天兒屋根命、大物主命などなど。

月ヶ瀬と島ヶ原 174

春日社はやっぱり鹿なんですね。

月ヶ瀬と島ヶ原 175

この神様にはこの動物とか、こういう時はこの植物とか、きっと決まっているんでしょうね。
今まで何も考えず、あ~きれい~と見るだけでしたが、それぞれ意味があるのかも。

月ヶ瀬と島ヶ原 182

拝殿の正面にも石段がありました。
こちらが表参道でしょうね。

月ヶ瀬と島ヶ原 183

階段の下には今風の立派な建物がありました。
参集殿かな?

公民館的な建物もありました。
西高倉の人々の生活に密着した神社のようです。

 高倉神社 三重県伊賀市西高倉1046

次は東高倉の仏土寺です。

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genre : 学問・文化・芸術

tag : 伊賀 高倉神社 高倉下 補陀落寺 倉庫の守護神

comment

Secret

きれーい

こんばんは。いつもお世話になっております。
きれいなお社ですねー。参道からはこんな素敵な社殿があるとは予想できないです。こんな綺麗な社殿を見たらわくわくしますね。
仁木長政が本願造立の棟札を残し、と説明板にありますね。彼の氏族である伊賀仁木氏は近衛家と近く、近衛家の信楽荘を護衛してます。
で、伊賀仁木氏は、足利尊氏の時に伊賀国、丹波国、伊勢国の守護をつとめていますよー。はぁーい、お姉さま、丹波国と繋がりましたー\(^o^)/

うふふ。

Re: きれーい

コメントありがとうございます^^

武将はぜんぜん分からなくて;;仁木長政を検索しましたよ!
ひとつ、賢くなったような気がします。

神社仏閣に絡んで、皇族や貴族や武将など時の権力者や土地の有力者たちをぽつぽつと覚えて来ている所です。

その覚えた人の名前が、あっちやこっちで出てくると「繋がったー!」って凄く嬉しいですね。

いつか丹波国に行ったとき、知ってる歴史上の人物がたくさん分かるように知識を広げたい!!

老化防止にも役立ちそうだし^^v
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プロフィール

じゅみーcoco

Author:じゅみーcoco
伊勢神宮の近所で生まれ育って
現在、伊勢の隣の町に在住。

忙しかった子育ても一段落。
行きたかった神社、お寺、
歴史の舞台、遺跡etc
あちこちお出かけするぞ~~
御朱印ももらっちゃうもんね^^

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