室生から東吉野への旅 1

女人高野室生寺        2014-12-21参拝   2014-12-23

年末も差し迫ってまいりました。
大した用事もないんですが、何か気忙しく、社寺巡りに行ってなかったので、
ブログに書くことが無くなり、急遽、旦那さんにお願いして室生寺とその周辺に行ってまいりました。

今回のコース 室生寺→白馬寺→平野水分神社→丹生川上神社(中社)→天一神社

もしかして雪化粧の室生寺が見られるかな?と思って行ったけど、
雪は欠片もなく、ただ寒いだけでした><

今回は初瀬街道(R165)を通って室生に行き、室生の山を越えて、
和歌山街道(R166)から帰ってくるコースです。

街道から山に入ると飲食店もコンビニもなくなるので、
室生寺方面に入る前のコンビニでお昼を買いました。
何度かヒモジイ思いをしたので食べ物は確保しておかなくちゃね。

9時半に室寺前に到着。
観光客はまだ少ないようです。観光シーズンでもないですしね。

室生&東吉野 001

有料駐車場があちこちにあります。だいたいどこでも500円です。
無料駐車場はないです。

朝が早いからか、シーズン外れだからか、お店はほとんど閉まってます;;

室生&東吉野 002

赤い太鼓橋を渡れば室生寺の境内です。

橋の両横は室生の老舗の橋本屋です。

室生&東吉野 004

橋を渡るとすぐに門がありますが、右側へしばらく歩くと受付があります。
拝観料600円なり。

室生&東吉野 006

立派な山門。
この山門は昭和40年に再建された物だそうです。
なので仁王さんも色鮮やかなんですね。

室生寺は真言宗室生寺派大本山。山号を宀一山(べんいちさん)といいます。
山号の「宀一」は「室」のうかんむりと「生」の最後の一画だそうです。

左側の建物でご朱印を貰えます。
室生寺ではここ以外に本堂と奥の院でもご朱印を頂けます。
それぞれ違うご朱印を頂けるので、私も3種類のご朱印を頂きました♪

室生寺はオリジナルの素敵な御朱印帳もあるんですが、
現在、新しい御朱印帳はたくさんあるので、次回の拝観の時に買いたいと思います。

室生&東吉野 007

頂けるご朱印の案内と境内図。
今、御朱印をもらう人が多いみたいですね。
御朱印をもらう若い女性を「ご朱印ガール」って呼ぶとか。
私は「ガール」に入れてもらえるだろうか?
「ご朱印おばちゃん」と言われたら、ちょっと悲しい(_ _|||)

室生&東吉野 008

山門をくぐると池があって、その向こうに弁財天社があります。
室町時代の春日造りのお社です。

景色は冬枯れでちょっと寂しいです。
前に来た時は一昨年の秋で紅葉がきれいで、御開帳もしており人も多くて賑やかでした。
その前に来た時は何十年前かの学生時代の遠足です^^;
懐かしいです、、、と言いたい所ですが、あまり記憶にありません。

室生&東吉野 010

この池はただの池じゃありませんでした。
●字池です。あの文字は梵字の「バン」という文字で大日如来を表すそうです。

阿字池はあちこちで出会ったんですが、バン字池は初めてです。
と言うことは、他にも●字池があるのかな?

室生&東吉野 009

この坂は鎧坂です。
坂の両側に石楠花がたくさんあります。
室生寺は石楠花の名所で、境内に3000本の石楠花があります。
次回は石楠花の咲くころに参拝したいと思ってます。

鎧坂の上に見える屋根が国宝の金堂。

室生&東吉野 011

平安時代前期(9世紀後半)の建立ですが、室町時代に大修理をしているそうです。
どっちにしろ十分古いです^^;

室生&東吉野 051

金堂は建物だけでなく、お堂の中にいらっしゃる仏様たちも凄いんです。

十一面観音立像(国宝)、文殊菩薩立像(重文)、本尊釈迦如来立像(国宝)、薬師如来立像(重文)、地蔵菩薩立像(重文)の5体が横一列に並び、これらの像の手前には十二神将立像(重文)が立ってます。
時間を忘れて、ぼーっと見とれてしまいます。

室生&東吉野 052

私はここの仏さんたちの光背が好きです。
凄く綺麗なんですよ~。ただ遠くからしか見ることができないのが残念です(´_`。
国宝は近付けないんですよね。。。

もちろん、写真も撮れないのでじーっと見て目に焼き付けておこうと
思うのですが、なかなかねぇo(TヘTo)

室生&東吉野 016

金堂の左隣にあるのが鎌倉時代建立の弥勒堂。

正面に小さく見えるのが弥勒菩薩立像(重文)平安時代。
右に見える座像が国宝の釈迦如来像 平安時代前期。
左には、覗かないと見えないですが役行者像がありました。

ここも役行者の開いたお寺です。
険しい山寺に役行者あり!って感じですね^^v

室生&東吉野 054

遠くから雰囲気だけ。なんとなーく見えますよね。

室生寺はそれぞれのお堂にちゃんと人がいて、きっちり管理してました。
さすがですね、でもそれだけの価値はありますものね。
質問すると答えてもらえるのが有難いです^^

まあ、私の質問は「ご朱印はここですか?」だったけど(〃 ̄ω ̄〃ゞ
前の参拝の時、他の方の質問に丁寧に答えていたのを見たんです。

室生&東吉野 012

金堂の右隣の天神社の拝殿。新しいです。
拝殿の横の大きな石は軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)。

室生&東吉野 014

軍荼利明王って誰だろう?と思っていたら、書いてありました。

密教において宝生如来の教輪転身とされており、さまざまな災いを取り除いてくれるという。
一般的には腕を8本に表現されることが多いが、この「軍荼利明王石仏」の腕は10本。

宝生如来もよくわからない(*´д`)??
ああ、仏教迷宮に入ってゆく~~~

室生&東吉野 013

拝殿から小さな赤いお社が見えます。

室生&東吉野 015

この小さなお社から見ると不釣り合いなほど拝殿が立派なような気がします。
天神さんは室生寺で重要な神様なんでしょうか?

室生&東吉野 017

金堂からまた石段を登ると本堂です。

室生&東吉野 018

本堂へ行く途中に石の柵のある四角い池があります。
この池は名前も由来も謎です^^;

室生&東吉野 019

本堂(潅頂堂(かんじょうどう))。
このお堂もまた国宝で、建立は鎌倉時代・延慶元年(1308年)です。

室生&東吉野 021

この本堂で二つ目のご朱印が頂けます。

室生&東吉野 049

本堂には如意輪観音像(重文・平安時代)が祀られています。
両横に胎蔵界・金剛界の古ーい曼荼羅がありました。
この曼荼羅が国宝かと思ってじーっと見て来たんですが、違いましたΣ( ̄ロ ̄lll)

国宝は伝帝釈天曼荼羅で金堂の本尊背後の壁に描かれた板絵でした。
背後の壁は全く見てきませんでした>< また、やらかしたよ;;

室生&東吉野 048

室生寺は見るべき所がたくさん有り過ぎて困ってしまいます。
私のメモリーが足りません。

室生&東吉野 020

こういう石塔はあちこちにいっぱいあります。
壊れることなく全部残ってるんですね。

この石塔が何のための塔なんだかわからないんですが、
こうして綺麗に残っていることに感動です。

室生&東吉野 022

そして国宝・五重塔。
数年前の台風による被害から復活!
良かったです、また美しい姿に戻れて。

直した職人さんに感謝です。技術の継承って大切ですね。

室生&東吉野 023

高さは16.22mで、屋外に建つ五重塔では日本で最も小さいそうです。
建立時期は室生寺の創建期である、天平時代末から平安初期だそうです。

室生&東吉野 045

五重塔の内部はどんなんだろう?
いくつかの塔の内部を拝観しましたが、どれもこれも素晴らしかったです。

でも室生寺の塔の特別拝観って聞いたことないですね。

室生&東吉野 026

石仏さんに見送られ、難関の奥の院へ向かいます。

室生寺の創建は役行者が天武天皇9年(680年)に開いたそうです。
空海の中興という伝承もありますが、奈良時代末期に興福寺の僧・賢憬(賢璟)が
朝廷の命でここに寺院を造ることになったと言うのが正しいみたいです。

室生&東吉野 027

伽藍の造営に当たったのは興福寺の高僧修円で、この人は空海や最澄に並んで平安時代初頭の仏教界を指導する高名な学僧でありました。

と、言うことはもしかして弘法大師自身は室生寺とは関係ない?

室生&東吉野 024

ひっそりと佇む修円廟。

室生&東吉野 028

奥の院には御影堂があって弘法大師が祀られているし、
女人高野って言うから、てっきり弘法大師のお寺だと思っていたのに。

室生寺の山深い環境が密教に最適だったそうで、
鎌倉期には真言密教になっていったらしいです。
御影堂もその頃に建てられたそうです。

室生&東吉野 030

さあ、ここから心臓破りの急な石段です(;≧皿≦)
二年前には筋肉痛に襲われました。

室生&東吉野 033

石塔と石仏。

途中で写真を撮りながらゆっくり登ります。
登るだけは辛いけど、景色や石塔などを見ながら登るといいですよね^^

室生&東吉野 032

階段の石にも奉納者の名前が刻み込まれています。(多分そうだと思う)
名前を読むのも面白いです^^

室生&東吉野 031

奥の院のお堂が見えてきました。
室生寺の奥の院は大きくて立派です。

室生&東吉野 034

常燈堂(位牌堂)

何か始まるらしくて、お坊さんや檀家さんがゼーゼー言いながら、
どんどん奥の院へ登って来ます。

室生&東吉野 035

御影堂と納経所。こちらで三つ目のご朱印を貰えます。

室生&東吉野 036

お坊さんが何か唱えてます。

言ってはいけないかと思うけど、もうちょっと木を切ってくれると景色がいいのに。
せっかく舞台造りなのに。。。昔はきっと室生の山々の景色が見えたんじゃないだろうか?

室生&東吉野 037

奥に見えるのは七重石塔です。

残念なのはお堂の壁にめいっぱい落書きがされていたこと。
昭和の時代、文化財保護の意識はまだまだ低かったんですよね。

室生&東吉野 040

七重石塔が立っている岩は諸仏出現岩と言うそうです。

室生&東吉野 041

御影堂。室町時代前期の重文。

お坊さんが鐘を鳴らしてます。
常燈堂で何か準備が進んでます。

観光客も奥の院から離れず、その様子をじっと見ています。
そんな中、主人が「行こうぜ~」と、とっとと階段を下りていきます。
この人は…本当に私に付き合って来てるだけなんだと、つくづく思う。
連れて来てくれるんだから感謝だね^^;

室生&東吉野 042

奥の院からチーンチーンと聞こえて、多分お経が始まったんだと思うけど、
下からはペチャクチャとおしゃべりしながら登って来る輪袈裟を掛けた檀家のおばあちゃんたち。
しゃべるの止めたら、もっと早く登れるんじゃない?┐(´ー)┌

室生&東吉野 043

脇にそれると、また階段と石塔。

ついさっき、ネットで知ったんですが納経塔(石造二重塔)と言う平安時代の重文が
ありまして、五重塔の西にある如意山の頂上にあるんですが、
この納経塔に空海が如意宝珠を埋めたという伝承があるそうです。

実際、発掘調査で琥珀と巻物と当時の古銭が見つかったそうです。
弘法大師が室生寺と全く関係ないことは無いようです^^;

情報はこちらです。
 ますます訪ねたくなる奈良
行く前に読むべきHPですよ^^

室生&東吉野 055

受付まで戻って来ました。
みなさん、帰ってしまうんですが、私はちらっと立派な屋根を見つけてしまいました。

護摩堂です。
中は見えませんが、立派なお堂です。

さらに奥へ行ってみます。
お寺の方は奥まで観光客がウロウロしてるのは鬱陶しいかも。

室生&東吉野 056

如水庵と書いてあります。茶室のようです。

室生&東吉野 057

書院、本坊、紫雲殿があります。

室生&東吉野 059

ゆっくり室生寺を巡ることができました。
本当に素敵なお寺でした。

 女人高野 室生寺 奈良県宇陀市室生78

 室生寺 HP >>

これから山を越えて東吉野へ行ってみます^^

<< 飯高 水屋神社(元伊勢)      室生から東吉野へ2 白馬寺・投石の滝 >>

にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ
にほんブログ村

スポンサーサイト

theme : 神社仏閣
genre : 学問・文化・芸術

tag : 奈良 室生寺 女人高野 国宝 空海 弘法大師

comment

Secret

FC2プロフ
プロフィール

じゅみーcoco

Author:じゅみーcoco
伊勢神宮の近所で生まれ育って
現在、伊勢の隣の町に在住。

忙しかった子育ても一段落。
行きたかった神社、お寺、
歴史の舞台、遺跡etc
あちこちお出かけするぞ~~
御朱印ももらっちゃうもんね^^

最新記事
Lc.ツリーカテゴリー
最新コメント
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

最新トラックバック
フリーエリア
 
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
FC2カウンター
お勧めショップ

仏教美術の世界にようこそ



ご朱印帳と旅する

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

検索フォーム
神社・寺などの名前を入れてね。
月別アーカイブ
フリーエリア
フリーエリア
リンク
Amazon商品一覧【新着順】
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

FC2ブログジャンキー

「アクセス数が全然伸びない…」そんな悩みをブログジャンキーが解決します!

QRコード
QR
RSSリンクの表示