木津川の秋の特別御開帳 4

九体仏の鎮座する浄瑠璃寺    2014-11-1参拝  2014-11-14

本日の参拝 海住山寺→神童寺→蟹満寺→浄瑠璃寺→岩船寺→旧燈明寺

小田原山 浄瑠璃寺(じょうるりじ)またの名を九体寺(くたいじ)と言います。

たくさんの国宝を有するお寺で、それぞれ御開帳日が違うんですが、
この特別御開帳ではすべての秘仏、秘宝が公開されます(v^ー°)
近くには岩船寺(この後で参拝します)もあります。

この辺は「当尾(とうお)」という地名で、昔の道沿いにたくさんの石仏が
残っており、「当尾の石仏巡り」は人気のコースです。
この日も午前中、雨だったにも関わらずハイカーがいました。
木津駅の辺りは市街地でその周辺は新しい団地がたくさんあったんですが、
浄瑠璃寺へ向かって行くと、だんだん田舎の風景になっていきます。

もともと田舎育ちなので、田舎へ来ると安心します^^;
緑って良いですよね~
奈良県との県境の近くに浄瑠璃寺があります。

浄瑠璃寺の前にはお土産物屋さんと有料駐車場があります。

木津川 045

奥の白いプレハブが駐車場の詰所です。
浄瑠璃寺は後ろの方向です。

木津川 046

お土産物屋さんがなくなると、浄瑠璃寺へまっすぐ続く参道です。

木津川 047

漬物、売ってます^^1個100円です。
帰りにゆず大根を買いました。おいしかったです(o´ω`o)

木津川 048

ちょっと雰囲気のあるお食事処。
帰りに「とろろ定食」を食べました。1080円でリーズナブル。

ここの他にもう一軒、食事のできるお店がありました。
この辺りはコンビニを含め、全くお店がないです。

木津川 049

当尾は平安時代から人が行き来する所だったんですね。
当時はもっと山深かったと思うけど、昔の人はすごいね!

木津川 050

小さな山門。
もっとすごい楼門があってもいいのに~と思いますが、
このお寺はどうやら大寺院ではなかったようです。
なので兵火で焼かれることもなく、国宝がたくさん残ったのかな?

木津川 053

山門をくぐると池と本堂が見えます。
拝観料は本堂を拝観する方のみです。
お庭や三重塔はなんと!無料で見学できます。

木津川 062

説明板。なんとか読めますね。
浄土式の完全な形で残されたお寺と書いてあります。

寺伝の書が唯一、寺の歴史を伝えるもので、「1047年義明上人により本堂が建立され、
檀那は阿知山大夫重頼であった」とあるんですが、二人ともよくわかない人物だそうです。
他の古文書には登場しない名前で、有名じゃない僧侶と地方の豪族だったらしいです。

木津川 051

庭園は浄土式庭園だそうで、池をはさんで東(此岸(しがん))に薬師如来を祀る三重塔。
西(彼岸)に阿弥陀如来を祀る本堂があります。

東の薬師さんは現世、西の阿弥陀さんは来世の仏さんだそうです。
此岸から彼岸まで大きな乗り物で運んであげようというのが大乗仏教だそうです。
池は三途の川ですかね?

過去だ未来だ現在だ、と聞くと私の年代は♪「現在、過去、未来~」と昭和のヒット曲を
口ずさんでまいますよね^^;そんなことない?

木津川 052

国宝の三重塔です。
寺伝によりますと「1178年(治承2年)、京都の一条大宮から移建したとする」が、
真偽の程は不明だそうです。

この塔の中には創建当時の御本尊と言われる薬師如来像が安置されています。
浄瑠璃浄土は薬師さんの世界で、薬師さんが御本尊だったので
浄瑠璃寺とされたのだろうと書いてありました。

木津川 057

塔内部は毎月8日の公開ですが、秋の特別御開帳です!
「好天のみ」と書かれていたので、今日はどうかと心配しましたが大丈夫でした。

でも、写真を見てもわかる通り、ほんのちょっとの隙間から覗く感じです。
内部に灯もないので、薬師さんがぼや~と見えるだけです><

木津川 113

パンフレットより。右のお方です。
肉眼では金色の頬の辺りと胸の辺りが暗闇の中でほんのり見えただけでした;;

しかし、誰も管理の人がいません。
国宝の塔なのに誰も監視がいなくていいのかな?と心配になりました。

木津川 054

池の真ん中には弁財天を祀る小島があります。

この池は「阿字池(あじいけ)」と言いまして、梵字の「あ」の形だそうです。
梵字の「あ」ってどんな形だろう?調べてみましょう~

木津川 060

この池は興福寺の恵信(えしん)という僧が掘ったものだそうです。
聞いたことのある名前がやっと出てきました。

木津川 063

受付で拝観料300円を払ってご朱印をお願いします。

木津川 064

ちょっといい感じの手拭いが売られていました。
買おうか迷ったんですが、買ってどうしようと思って、、、やめました。

木津川 058

本堂も国宝です。
九体阿弥陀堂といい、九体の阿弥陀さんを祀るための横長のお堂で、
現存する唯一のもの、と書いてありました。

本堂の中にはもちろん九体の阿弥陀さんがいます。
この方々も国宝です。
平安時代の九体揃った阿弥陀さんはここだけだそうです。

木津川 111

パンフレットより。

九体の阿弥陀さんがずらっと並んだ姿は圧巻です。
丈が139cmから145cmあり、大きいです。

真ん中の阿弥陀さんは224cmもあります。

九体阿弥陀仏って、実は初めて聞きました。
「観無量寿経」にある九品往生(くぼんおうじょう)で、
とにかく人々を救済し来世へ導いてくれる有り難ーい仏さんです。

木津川 110

パンフレットより。
右が中央に鎮座する大きな阿弥陀さん。光背も金色です。

もれなく助けてくれるんですが、下品下生(げぼんげしょう)から始まり、
上品上生(じょうぼんじょうしょう)までレベルが9あるわけです。

悪い奴はレベル1でしか助けてもらえないんです。
悪い奴でも助けてもらえるんだ。そんな奴は地獄でいいと思うけど。

下品とか上生とかって何かと思ったら、手の形でした。
私はなかなか覚えられそうにないです><

木津川 112

左の四天王像(平安時代)も国宝です。
二体は京都と東京の博物館に出張中です。

169cmもある四天王は躍動感があり迫力満点です。
思わず「かっこいい~~」と言ってしまいます。
彩色、金、飾りもしっかり残っていて、美しい四天王でした。

隣の不動明王(鎌倉時代)もかっこいいです。
脇侍の童子もかわいい。こちらも重要文化財です。

木津川 113

そしてこのお方。
真ん中の吉祥天女像。鎌倉時代の重要文化財。

本当に綺麗な天女さんでした。うっとり眺めてました。
厨子も美しい絵が描かれていたんですが、これは模写だそうです。
本物は東京芸大の所蔵となっているそうです。

とにかく、国宝だ重文だと所狭しと並べられて秘仏の大日如来さんは
拝んだような、拝んでないような…地蔵菩薩さんは拝んだと思う…

木津川 056

説明書きもたくさんあったんですが、あまり頭に入ってないです。

でも、二回目ならもっとしっかり拝観できると思います。
また行きたいと思うお寺だったので、次は自分のブログを読んで
記憶を呼び覚まして、反省点を見てから行きます!

次はすぐ近くの岩船寺へ行きます。

 小田原山 浄瑠璃寺 京都府木津川市加茂町西小札場40

<< 木津川3 蟹満寺        木津川5 岩船寺 >>

にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ
にほんブログ村

スポンサーサイト

theme : 神社仏閣
genre : 学問・文化・芸術

tag : 木津川 浄瑠璃寺 当尾 九体寺 国宝 九品往生 吉祥天女

comment

Secret

FC2プロフ
プロフィール

じゅみーcoco

Author:じゅみーcoco
伊勢神宮の近所で生まれ育って
現在、伊勢の隣の町に在住。

忙しかった子育ても一段落。
行きたかった神社、お寺、
歴史の舞台、遺跡etc
あちこちお出かけするぞ~~
御朱印ももらっちゃうもんね^^

最新記事
Lc.ツリーカテゴリー
フリーエリア
最新コメント
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

最新トラックバック
 
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
FC2カウンター
お勧めショップ

仏教美術の世界にようこそ



ご朱印帳と旅する

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

検索フォーム
神社・寺などの名前を入れてね。
月別アーカイブ
フリーエリア
フリーエリア
リンク
Amazon商品一覧【新着順】
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

FC2ブログジャンキー

「アクセス数が全然伸びない…」そんな悩みをブログジャンキーが解決します!

QRコード
QR
RSSリンクの表示