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木津川の秋の特別御開帳 1

国宝五重塔を有する補陀洛山 海住山寺   2014-11-1参拝  2014-11-10

本日の参拝 海住山寺→神童寺→蟹満寺→浄瑠璃寺→岩船寺→旧燈明寺

国宝や重要文化財って公開する日が決まっているところが多く、
たくさん宝物のある社寺は、その宝物ごとに御開帳の日が違っていたりします。
遠いところはそう何度も行けませんよね。

しかーし!発見しました!
木津川市の宝物を一度にたくさん拝観できる「秋の特別御開帳」ヾ(≧▽≦)ノ゙

木津川は伊勢の国からはR163(伊賀街道・大和街道)で行けます。
社寺友のTさんと二人でのんびりドライブで出かけました。

まずは補陀洛山 海住山寺(ふだらくさん かいじゅうせんじ)です。
ここのお寺は国宝五重塔をはじめ、重要文化財の宝庫です。

海住山寺は山の中腹にあり、道が細く、坂が急です。
本日は御開帳で三連休だからなのか、警備のオジサンが誘導してくれてました。

木津川 001

車を駐車場に停めて(あまり広くない)歩いて行くと、境内に入ります。
境内だけなら入山料100円で拝観料(400円)はいらないようです。
(特別公開期間は金額の違うので要チェックです。)

木津川 003

寺伝では天平7年(735年)、 聖武天皇の勅願により良弁(奈良東大寺の初代別当)を開山として
藤尾山観音寺という寺号で開創したそうです。
が、史実とはちょっとズレがあるそうです。

その後、保延3年(1137年)に全山焼失し、承元2年(1208年)、笠置寺から移り住んだ貞慶(解脱上人)によって
中興され、観音寺から補陀洛山海住山寺に改められたそうです。
笠置寺は9月に行ったばかりで、なんだか嬉しい~

せっかくなので笠置寺の記事 >>

木津川 004

鐘楼と修行大師像。
何気なくある鐘ですが、鋳物師丹治国忠作、室町時代(1527年)です。

修行大師って誰だろうと思ったら若き日の修行に励む空海でした。
弘法大師ではダメなんだろうか?

木津川 006

山門は鐘楼の向うでした。
本当の参道の入り口はここですね。
一旦出て、山門から入りなおします^^山門の正面には本堂が見えます。

山門の向う側に茶所があって、ここで拝観料を納めます。
今日は特別拝観で五重塔と本堂と本坊を拝観できます(特別拝観800円)。

木津川 011

国宝 五重塔
鎌倉時代(1214年)、裳階付、高さ(基壇上面 - 相輪上端)17.7m、初重一辺2.74m

紅白の幕がちょっと…なんですが、多分、塔の扉を開けてあるので
塔内の保護の意味があるのかな。
それと拝観料も払わずに覗く不届者対策も兼ねているのかも^^;

木津川 009

係りのおじいさんにチケットを渡して拝観です。
まだ朝も早かったので、他の人も少なくじっくり拝観できました^^

塔の内部はもちろん撮影不可です。
えーっと確か小さな金色の仏舎利塔を四天王が守護してました。

木津川 005

この極彩色の残った四天王です。
でも、ここにいるのはレプリカで本物は本堂のガラスの中でした。

塔内の扉の絵や壁画はだいぶ、剥げてしまっていてよく見ないとわかりません。
係のおじいさんが「あの扉に一番のイケメンがいる」と教えてくれたので
また戻って見に行きました^^阿南尊者さんでした。

木津川 012

係のおじいさんの教えてくれた五重塔のベストスポットからの撮影。

ここからは少しですが、眼下に広がる瓶原(みかのはら)が見えました。
「みかの原~」で始まる百人一首の歌がありますよ、聞いたことあるでしょ?

瓶原には天平12年(740年)聖武天皇の勅命により、
平城京から遷都された恭仁京(くにきょう)跡があります。
完成を見ないまま終わった幻の都です。
その後は山城国分寺となったそうですが、現在はやっぱり残ってません;;

木津川 014

三社。

この奥には薬師堂や解脱上人の墓所などがあるのですが、
今日はしっかり秘宝を拝観したかったので時間を惜しんで行きませんでした。

木津川 008

さあ、本堂です。

本堂は明治の建立だそうです。そういえば造りが簡素です。

木津川 017

海住山寺ってどういう意味なのかなってたぶん誰もが思うと思います。
この地は海なんて遥か遠くですしね。

調べたところ、『明本抄』「良算聞書」に書かれているところによると、
まず、「海」とは、観音の衆生を救済しようという誓願が海のように広大であることを意味し、
海のような観音の誓願に安住するという意味があるとする。
また、インドの仏教では観音の住処は南方海中の補陀洛山(ポータラカ山)にあるとされ、
当寺を海に住する山である補陀洛山になぞらえる意味もあるという。

海住山寺のある山は、「三上山」と言うんですが別名「補陀洛山」と言います。
とにかく観音さんの住む山なんですね^^;

木津川 016

御本尊は木造十一面観音立像 、平安時代、像高189cm、一木造
確か横に大きな四天王があったと思います(*「´・ェ・`)?
(いつもの事ながら、一日でたくさんのお寺を巡ったので記憶が曖昧><)

たくさんの仏像や文書や絵がありました。
パンフレットを無理やり写真に収めました。

木津川 114

右の十一面観音立像が御本尊で大きな観音さんです。
左上が奥の院の十一面観音立像で平安時代、像高45.5cm、一木造。
奈良国立博物館に寄託されており、今回は御開帳ということで帰って来てました。
ガラスケースに入ってましたよ。
左下は解脱上人像。

木津川 115

木造四天王立像 。 鎌倉時代。
奈良国立博物館に寄託。「大仏殿様」と呼ばれる東大寺鎌倉復興像の模刻像。
こちらの本物も博物館から帰って来てました^^

写真では大きく見えますが、30cmくらいでした。
ガラス越しではありましたが、近くでゆっくり拝観できました。
あまりの美しさにしばらく見とれていました。

かなりの時間を本堂で費やしました^^;

木津川 018

文殊堂。鎌倉時代のお堂。

木津川 019

中には文殊菩薩じゃなくて役の行者が鬼を従えていました。

木津川 020

本坊。ここでご朱印を書いて頂けます。
ここは写真OKでした^^

木津川 022

本堂の扁額。鎌倉時代のものです。

木津川 021

小さい庭ですが、少し紅葉が色づいていて奇麗です。

木津川 023

上に説明があるんですが、よく見て来なかったので
いつの時代の誰のどんな題材の絵かさっぱりです;;

木津川 025

海住山寺に1時間半もいました。
私たちが来た時は、ほとんど車も停まってなかったのに今は満車。
ちょっと時間オーバーしちゃいました^^;

 補陀洛山 海住山寺 京都府木津川市加茂町例幣海住山境外20

 海住山寺 HP >>

次は峠を越えた向こうにある神童寺に行きます。

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tag : 木津川 補陀洛山 海住山寺 解脱上人 国宝 五重塔

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Author:じゅみーcoco
伊勢神宮の近所で生まれ育って
現在、伊勢の隣の町に在住。

忙しかった子育ても一段落。
行きたかった神社、お寺、
歴史の舞台、遺跡etc
あちこちお出かけするぞ~~
御朱印ももらっちゃうもんね^^

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