FC2ブログ

東海道・関宿

東海道の四十七番目の宿場町 関宿 2014-5-25訪問     2014-6-6

関宿は5年ほど前に初めて訪れました。

こんな近くで、それなりに有名なのに初めての訪問でした。
それだけ、何も無い名所だったんですーー;

5年前はやっと訪れたのに17時を過ぎていたので、ほとんどの店が閉まってました。
今度は活気のある時に来たいなと思っていました。
また、最近よくTVでも取り上げられるし、
何よりネットで日本を旅した外国人が行って良かった場所を
紹介していたんですが、その中に関宿が入っていたんです。

そりゃあ近所に住んでる日本人としてじっくり見ておかないと!と
思って気合を入れて出掛けました。

関はもちろん東海道(国道1号線)沿いです。
と言っても関宿は旧東海道になるので、R1から少し入ります。

駐車場は道の駅関宿(ここが一番広いです)か、少し細い道を走りますが関宿
通り越した所に観光駐車場(16台)もがあります。
ここは観光案内所もあり、足湯もあります。
あとは関宿の西と東の端の追分の所にも2~3台とめられます。

私たちは観光駐車場に止めましたが、午前10時過ぎで満車でした。

関宿 013

駐車場から歩いてくると関地蔵院の前に出ます。
地蔵院の 記事 >>

関宿 001

関地蔵院
関宿に来たもう一つの目的は、地蔵院の参拝とご朱印だったんだけど
ご住職、不在Σ( ̄Д ̄;)

関宿 014

地蔵院の向かい側。
お食事処があったり、賑やかです。観光客もたくさんいます。
写真の一番右の建物は会津屋。昔は大きな旅籠でした。

関宿 015

でも、思ったほど観光客はいません。
このくらいが歩きやすくて良いんだけど、これでは前回と変わらない?

初めの看板にもあったように昭和59年に伝統的建造物保存地区に指定されました。
古い江戸っぽい建物の間に昭和を感じさせる建物が少し混在している感じです。

電柱もすべて無くして、美しいと言うか懐かしい街並みのような気がします。
私の子供の頃はこんな感じの所が多かったです。

関宿 018

各家々に市民が書いたと思われる綺麗な絵手紙が飾ってあります。
白黒が多い街並みに、少し色を添えていて良い感じです。
関宿を良くしようと言う住民の意気込みを感じます^^

関宿 019

高札場。

関宿は古くは壬申の乱の時に天武天皇がここを通って尾張に行ったそうで、
飛鳥時代には古代三関のひとつ伊勢鈴鹿の関でした。

関宿 020

高札場の隣の郵便局。

関宿は伊勢別街道と大和街道との分岐になり、たいへんな賑わいでした。
江戸後期には本陣が2軒、脇本陣が2軒、旅籠42軒、飲食店99軒もあり、
参勤交代の一行も泊まった宿場町でした。
本陣跡っていう看板も見ました。写真撮らなかったけど。

関宿 029

これは山車をしまう倉庫。
「関の山」の語源となった関の山車です。
これだけ賑わった関宿ですから豪華な山車だったんでしょうね。
当時は16基、現在も4基あります。

見たこと無いけど夏にこの山車を曳きまわして祭りが行われます。
遠くから花火が上がっているのは見た事あります^^;

関宿 022

ここは創業370余年の深川屋。銘菓「関の戸」で有名です。
TVで何度も紹介された関宿で一番の有名所ですね。
「関の戸」は上品な甘さで美味しいですよ^^(前にもらって食べた事があります)

看板を見てください。立派な看板ですが平仮名を混ぜて「関の戸」と書いてあります。
江戸時代、字の読めない人も道に迷わないように、平仮名の看板を辿って行くと
京の都に着いたそうです。

関宿 021

看板の反対側。「関能戸」と書いてあります。
漢字を辿って行けば江戸を目指せたそうです。
すごいですね、東海道の店の看板はみんなそうなっていたんでしょうね。
先人の知恵に脱帽です。

深川屋さんのHPにちらっと載っていたんですが、今でも橋を架ける時、
橋名は上り方面は平仮名、下りは漢字で表記するそうです。
今度、橋の名前を見てみようっと。

関宿 016

福蔵寺。
父の仇打ちで有名な「関の小万」のお墓があります。
写真だけで行きませんでした。

関宿 025

旅籠の玉屋。
「関で泊まるなら鶴屋か玉屋、まだも泊まるなら会津屋か」と謡われたほどの
関を代表する大旅籠の一つです。
現在は歴史資料館として公開されています。関まちなみみ資料館とセットで大人300円。

関宿 030

こちらが鶴屋です。ちょっと残念な感じ><
行政の力で玉屋みたいに…と思っても人が住んでたらそうは行かないもんね。

関宿 031

関まちなみ資料館。旅籠玉屋とセットで300円。
玉屋とは少し離れていますので、チケットを買った人は見忘れないように^^b

関宿 026

百六里庭(眺関亭)
関宿は江戸から106里あるそうです。
ここは建物に登って上から関の街並みを見下ろす事が出来ます(無料)

関宿 027

西側。鈴鹿の山が見えます。
これから鈴鹿峠を越える旅人はこの山を見てふーっとため息をついた事でしょう。

関宿 028

東側。
こちらは伊勢に行くならもう一息。
でも、江戸へ行くなら前途多難ですね。やっぱりため息をついたんでしょうね^^;

関宿 024

ここはTVで良く紹介される現代の旅籠です。
夫婦で関宿に移り住んで、築120年の古民家でゲストハウスを運営されています。
素泊まりで2500円って書いてありました^^
ライダーや若い人が多いみたいで、今日もワイワイしてる感が外まで伝わってきました。

HPを見てみたら和風の中庭があって、素敵な旅籠でした。
外国人はこう言うの、すごく好きだと思う!(私の偏見ですが)

関宿 017

みなさんも思っているでしょけど、私が期待していた感じとは違います。
店自体が無いです。活気もないです(頑張っている感はあるんだけどね)
あるのはのんびりした時間が止まったような町並みです。
主人がぽつりと「前と一緒やな」と言いました;;
それでもとにかく最後まで見てきます。

関宿 032

銀行。
伊勢のおはらい町の銀行もこんなんだ~

関宿 033

御馳走場(ごちそうば)

美味しい物が食べられるとこかと思いきや、関宿に出入りする大名行列を
役人が迎えたり送ったりした場所だそうです。
関には4か所の御馳走場があったらしいです。

関宿 034

神社を発見。土地の神様にはお参りしとかないと。

関宿 037

関神社です。

関宿 036

関の山車の祭りはこの神社の夏祭りです。
創建は分かりませんでしたが、関氏の祖が熊野神を祀ったとか
書いてあったので、かなり古そうです。

関宿 038

神社の前に山車の倉庫がありました。
ここはあまり景観を気にしなくて良いようです。
中が見えるようになっていたので、覗いてみましたが、
木の太い棒が見えただけでしたーー;

関宿 040

だいぶ歩いてきましたが、まだ真ん中の部分の中町を歩いただけです。
関宿は東西に1.8kmもあります。まだ、その中の1/3くらいです。

この先、東の追分まで木崎の街並みが続きます。
誰も歩いてないのが一目瞭然です。
でも、東の追分まで行ってみます。

関宿 041

ふぅ~東の追分到着。
伊勢神宮遙拝の鳥居です。ここから伊勢別街道に入ります。
この鳥居は遷宮の時に宇治橋の南詰の鳥居が遷されます。

関宿 043

一息ついたら今 来た道を戻って西の追分を目指します。
つまり1.8Kmを歩くわけです。
単純に往復で3.6Km歩くことになりますね、、、

しかし、ここまでずうっと江戸時代の面影を残した家が並んでいます。
ちょこちょこ昭和な家もありますけどね。
思ったより長くて、思ったより家がたくさん残ってます。

そういった家には「伝統的建造物○○番」とプレートが付いています。
関宿には200軒ばかり伝統的な家が残っているそうです。

関宿 044

キレイに残っている家もあれば、ボロボロの家もあるし、売家と書かれた家もありました。
表札からお年寄りが住んでいるんだなって思える所もあります。

朽ちそうな社寺でいつも思う事だけど、古い物を古いまま保存するのは大変です。
たくさんの人が住んでいる街全体を保存するのは、もっと大変です。

観光化されて人を集めるだけが良いとは思いませんが、空き家があるようでは
維持管理は大変なんじゃないかと思います。

関宿 045

ポストもレトロ。

「関町商工会(観光協会だったかも)青年団」と書かれたTシャツを着た若者が3人ばかり、
手にノートを持って何か調査をしてました。

やっぱり若い人ががんばらないとね!
10年後の関宿に期待したいと思います。ちょっと明るい気持ちになりました。

関宿 012

地蔵院まで戻ってきました。多分、地蔵院のご住職の自宅かな。

地蔵院の前では団体さんが熱心に説明を聞きいていました。
ここだけは観光地ですね。

関宿 047

西の追分に向かって歩いて行きます。残りの1/3です。
こちらの新所の街並みは東側よりもっと観光客がいません。住人も見えません。
お店も全くないです。ただの古い住宅街ですね^^;

でも、家は江戸時代。映画のセットみたいです。

関宿 048

関宿には地蔵院以外にもたくさんのお寺があります。
中は入っていません。門だけです。
なんだか入りにくい感じがしたんです。

関宿 049

こちらは街道に面した観音院。
後で行く観音山は元々この観音院があった所です。

関宿 050

関西山福聚寺。820年開創で豪族・関氏の祈願寺だったそうです。
豊臣秀吉により焼失。
江戸時代に入り、この地に関西山観音院として再建。

地元民による観音講で幕末に元の観音山に三十三観音の石仏を安置したそうです。
この後、行ってきます!
観音山公園 三十三観音石仏の記事 >>

関宿 052

西の追分に到着。
西の追分は東海道と大和街道の分岐点です。
ここは古民家が開放されていました。

関宿 053

中は無人でした。

関宿 054

土間を抜けると庭に出られます。

関宿 055

小さな昔の家の庭。
縁側があって木や草が植えてあって、、、よくある昔の家の庭です。

その向こうにはR1号線が見えて、車がゴーゴー走って行きます。
昔と現代が混在したような光景です。

関宿はこれからどんな風になって行くんでしょうか?
このまま、のんびりとした風情のある昔の面影を残す宿場町でも
素敵だと思うのですが、観光に来る人はやっぱり妻籠や馬籠のような観光地を
求めてくるんだと思うんです。私もそうでしたから。

今のままでは一度は訪れても、リピーターは少ないと思います。
だから若い人が何とかしようと頑張っているんですが、
観光化せずに静かに生活したいと思っている人も少なからずいるんでしょうね。
難しい所です。

複雑な気持ちで関宿を後にしました。

「なんだ、関宿はつまらないのか」って思わないでくださいね。
たくさんの人に江戸時代の旅人気分でこの宿場町を歩いてもらいたいです。
これだけ街並みが保存されているのに、来ないなんて勿体ないですよ。
関宿のイラストマップをゲットして有名な町屋や家に施された細工を
探し歩くと一層楽しめると思います。
道の駅や観光協会に置いてあると思います。
関宿イラストマップ >>

<< 湖東三山御開帳5 胡宮神社               関地蔵院 >>

にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ
にほんブログ村



スポンサーサイト



theme : 史跡
genre : 学問・文化・芸術

tag : 亀山 関宿 東海道 伝統的建造物 関地蔵院 宿場町

comment

Secret

FC2プロフ
プロフィール

じゅみーcoco

Author:じゅみーcoco
伊勢神宮の近所で生まれ育って
現在、伊勢の隣の町に在住。

忙しかった子育ても一段落。
行きたかった神社、お寺、
歴史の舞台、遺跡etc
あちこちお出かけするぞ~~
御朱印ももらっちゃうもんね^^

最新記事
Lc.ツリーカテゴリー
フリーエリア
最新コメント
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

最新トラックバック
 
カレンダー
10 | 2019/11 | 12
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
FC2カウンター
お勧めショップ

仏教美術の世界にようこそ



ご朱印帳と旅する

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

検索フォーム
神社・寺などの名前を入れてね。
月別アーカイブ
フリーエリア
フリーエリア
リンク
Amazon商品一覧【新着順】
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

FC2ブログジャンキー

「アクセス数が全然伸びない…」そんな悩みをブログジャンキーが解決します!

QRコード
QR
RSSリンクの表示