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伝統的建造物保存地区 今井町

江戸時代の町屋の残る今井町 2023-5-20訪問 2023-11-8

先日は紀伊半島の南の熊野、新宮へ行きました。
死んでく死んでく詐欺の母を姉とミカンを買いに行ってきました。

この場所は熊野三山や熊野古道の世界遺産があり、
びっくりするほど外国人が多かったです。

またブログを書きたいと思います。
ミカンは箱買いしました^^


本日のコース 
おふさ観音→今井町

- 今井町 いまいちょう -

今井町は国の重要伝統的建造物群保存地区で、環濠集落でした。
戦国時代には武装宗教都市となり、江戸時代に称念寺の寺内町となり
商業都市として発展します。

全建物数約1500棟弱のうち、約500件の伝統的建造物として現存しています。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

おふさ観音から今井町にやって来ました。
1kmちょっとなので車だとすぐに着きます。

駐車場は今井まちなみ交流 センター 華甍の有料駐車場です。
まずは今井まちなみ交流センター(無料)を見学です。

橿原 (35)

和洋折衷のオシャレな建物です。
明治36年(1903)高市郡教育博物館として建てられました。

地元のシニアが頑張ってます。
今井町の事を何も調べずに来たので、ちゃんと見たらより楽しく散策出来ます。

しかし、私はあまりしっかり見ずに行ってしまいました^^;
寺内町で豪商がたくさんいたという事だけわかりました。


橿原 (36)

東西約600m、南北約310mで1~4丁目まであります。
ぶらぶら散策しながら、いくつか公開されているお屋敷を見学します。


橿原 (38)

中尊坊通りから町並み保存地区に入ります。
右側の立て看板のある古民家は高木家と書いてあります。
幕末の頃の建築です。


橿原 (39)

今井町は古くは飛鳥時代に聖徳太子が斑鳩宮から橘宮へ通うときに
蘇武橋(今も現代の橋はあります)を渡っていたという記述があるそうです。
蘇武橋は飛鳥川に架かる橋で今井町の入口です。



橿原 (40)

蘇武橋の袂には蘇武之井(そぶのい)と言う井戸(現存)があり、
聖徳太子も太子の愛馬の黒駒も喉を潤したと伝わります。


橿原 (41)

豊太閤本陣跡と書かれています。

鎌倉時代から戦国時代にかけては今井庄は興福寺一乗院の荘園でした。
その頃は古代豪族の流れを汲む大和四家と呼ばれる有力衆徒国人(筒井氏、越智氏、
十市氏、箸尾氏)が各地の荘園を管理していたそうです。

今井郷に一向宗の道場がたてられましたが、
興福寺一乗院の国民越智氏によって幾度も破却されました。


橿原 (72)

今日はイベントが行われていて、たくさんの文化財である商家に入ることが出来ました。
なので、どこに入ったか全くわからなくなりましたーー;

戦国時代に騒乱が繰り広げられると今井郷は有利に発展し、
興福寺からの弾圧も免れられました。


橿原 (76)

旧米沢家住宅に入りました。
金具商、肥料商。
農家風の民家で、18世紀中頃の建築と推定。

永禄年間に顕如上人(本願寺)により寺号を得て、
河瀬兵部丞(後改め今井兵部房)と河合清長(後改め今西正冬)が
門徒や在郷武士・牢人を結集させ今井道場を中心とする寺内町をつくりました。
中世の今井庄環濠集落を母体として発展し、今町・他の6町が成立したのでありました。


橿原 (77)

旧米沢家外観。

安土桃山時代、石山合戦で本願寺についた今井郷は織田信長に対抗する為、
堀を深くし土塁や見通しを妨げる筋違いの道路等を築き桝形として虎口を固め、
最前線である西口に櫓 (城郭)を設け、今西家を城構えとして環濠城塞都市となりました。


橿原 (73)

今井郷の武士集団は筒井順慶率いる織田の軍勢と半年あまり戦いましたが、
一向宗率いる顕如が信長に和睦を申し入れたために降伏を余儀なくされました。


橿原 (74)

降伏した今井郷はどんな仕打ちが待っているかと思いますが、
堺の豪商津田宗及の斡旋により今井郷に対して信長から朱印状(今井郷惣中宛赦免状)が
付与されなんと赦免されたのでありました。


橿原 (75)

信長は武装放棄を条件に「萬事大坂同前」として、
この町に大坂と同じように検断権(自治権)を認めたのでありました。
他の一向宗寺内町の扱いとは別格で寛大なものであったそうです。


橿原 (81)

音村家住宅に来ました。
金物問屋。
17世紀後半頃の建築と推定。

自治権を与えられた今井郷は、
自治都市として「海の堺」「陸の今井」と謳われて繁栄しました。


橿原 (78)

1679年(延宝7年)に今井町は、4代将軍徳川家綱によって天領に編入され、
今井家と今西家は武士の資格を停止せられ、
今井家は純然たる釈門に帰し、今西家は郷中並の惣年寄筆頭となりました。


橿原 (79)

これによって、町内に武門は跡絶えることとなり、事実上自衛権を剥奪されて
1575年(天正3年)から104年間続いた自治都市制度を終焉し、
環濠西側の外部に同心屋敷と呼ばれる代官所が設けられました。


橿原 (80)

それでも今井町は他とは違う支配体制で優遇されました。
今西家、尾崎家、上田家の三人の惣年寄を頂点に
町年寄・町代を置き、警察権・司法権・行政権を与え、自治的特権を与えられました。


橿原 (42)

称念寺(しょうねんじ)
今井御坊と呼ばれ、今井町の中心でした。


橿原 (43)

本堂は重要文化財。


橿原 (44)

室町末期の天文年間、本願寺の一家衆今井兵部卿豊寿が
ここに本願寺の道場を建てたのが称念寺の始まりです。


橿原 (45)

文禄年間(1592~1595年)今井道場が今井御坊稱念寺となります。
今井氏は代々兵部と名乗り、僧侶を兼帯し、
堺住吉郡の代官や大阪城の普請奉行の要職についていました。


橿原 (47)

しかし、延宝七年(1679年)には武士を返上して釈門に帰り、
大和の真宗寺院を統轄していた五カ所御坊、十六大坊の中心寺院として
幕末まで中本山的な役割を果たしました。


橿原 (52)

豊田家住宅 外観。


橿原 (60)

紙半豊田記念館。

紙と付くから紙問屋なのかと思いきや紙は扱っておらず、
「紙」は加美屋とも書かれ「半」は半三郎という初代からの襲名で
そこから「紙半」となりました。

主に肥料・綿・木綿を扱う一方で両替商・大名貸しも行っていました。
つまり豪商ですね。


橿原 (54)

300有余年・12代にわたり豊田家歴代当主が収集・愛用した約4,000点を展示しています。

江戸時代中期からの書画・骨董・陶磁器・蒔絵・古美術品、
豪商家の風習等を書き残した古文書、当時の生活用品等があります。


橿原 (55)

すごい柱が見えます。


橿原 (56)

こんな風に番頭さんが座って商いをしていたんですねぇ。
TVの時代劇で見たことがあります。


橿原 (57)

「五代・六代目紙屋半三郎」が財を成ました。
七代目は華道・茶道・三味線など文化人であったため、
江戸後期から末期にかけての今井町の衰退と時を同じくして
紙半豊田家の最盛期も終焉へと向かいました。


橿原 (58)

この通りを人々が行き交ったんですね。


橿原 (59)

文化人らしくここで書物を読んだり書を書いたりしていたんでしょうか。

紙半トヨタ記念館 HP >>


橿原 (61)

今井町の端にある春日神社です。


橿原 (62)

ご祭神は天児屋根命。


橿原 (63)

創建は不明ですが、平安時代、今井町がまだ興福寺の荘園であったころは、
この春日神社を中心に環濠集落が造られていたと考えられています。


橿原 (64)

絵馬堂。
なかなか凄いです。


橿原 (65)

どれだけ賑わっていたかが偲ばれます。


橿原 (66)

江戸時代の初めに神宮寺として常福寺が建立されました。
その後は常福寺の鎮守として春日社が祀られました。

明治の廃仏毀釈で常福寺は廃寺となり春日社だけが残りました。


橿原 (67)

説明書きだけ撮ってお堂は撮り損ねております;;


橿原 (68)

こちらは観音堂と思われます。


橿原 (69)

説明書き。
うーん、読めそうで読めない。。。


橿原 (70)

この後、また町並みを散策しながら車に戻りました。
お土産に恒岡醤油醸造本店でお醬油を買いました。
美味しかったです~


橿原 (82)

おまけで近くにある藤原宮跡に寄りました。


橿原 (83)

これも読めない。
694年、持統天皇が造った藤原宮です。


橿原 (84)

日本の中枢でたくさんの建物が建ち並んでいましたが、
今は長閑な風景です。
赤い柱は大極殿の跡です。

近くには橿原神宮もあり、大和三山もあり、もうちょっと行けば明日香の地もあります。
片っ端から散策したい場所です。
良い具合に田舎で緑も多くて、大好きな場所です。


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Author:じゅみーcoco
伊勢神宮の近所で生まれ育って
現在、伊勢の隣の町に在住。

忙しかった子育ても一段落。
行きたかった神社、お寺、
歴史の舞台、遺跡etc
あちこちお出かけするぞ~~
御朱印ももらっちゃうもんね^^

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