幽玄の高野山へ 4
高野山 女人堂 2022-7-23参拝 2023-4-17
最近、TVの情報番組で高野山に外国人観光客が戻って来たと言う
ニュースを見ました。
コロナの影響で人が少ないうちに高野山に行こうと思っていたけど
ちょっとモタモタして機会を逃してしまった気がしますーー;
今回のコース
高野山 奥の院→女人堂→立里荒神社→野川弁財天→波宝神社
- 高野山 女人堂 こうやさん にょにんどう -
高野山は空海の創建以来、約1000年の間、女人禁制でした。
その間は「高野七口」と言って高野山への七つの入口に女人堂を
設けて女性の入山を取り締まっていました。
女性は七つの女人堂と奥の院を結ぶ15kmの女人道と呼ばれる高野山の外周を
一周して下山したそうです。
女人禁制が説かれたのは1872年。
現在残っている女人堂は不動口のみです。
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最近、TVの情報番組で高野山に外国人観光客が戻って来たと言う
ニュースを見ました。
コロナの影響で人が少ないうちに高野山に行こうと思っていたけど
ちょっとモタモタして機会を逃してしまった気がしますーー;
今回のコース
高野山 奥の院→女人堂→立里荒神社→野川弁財天→波宝神社
- 高野山 女人堂 こうやさん にょにんどう -
高野山は空海の創建以来、約1000年の間、女人禁制でした。
その間は「高野七口」と言って高野山への七つの入口に女人堂を
設けて女性の入山を取り締まっていました。
女性は七つの女人堂と奥の院を結ぶ15kmの女人道と呼ばれる高野山の外周を
一周して下山したそうです。
女人禁制が説かれたのは1872年。
現在残っている女人堂は不動口のみです。
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奥の院の駐車場から車で女人堂へ行きます。
女人堂は中心から少し離れているので、旅行に来ても時間の都合で
行けない事が発生するかもしれないので、この機会に行っておくことにしました。
高野山の街を車で走るとほんとうにお寺ばっかりで、
おおっ高野山に来た!って感じがします。

高野山への入口の石柱。この道が高野山へと繋がります。
女人堂はこの石柱の外にあります。
当時の女性たちは苦労してここまで辿り着いても中には入れず、
この中はどんなんだろう?極楽浄土みたいなのかな?なんて思いながら
この道を眺めていたんでしょうね。
ちょっと切ない気持ちになりました。

不動口女人堂。
かつてあった七つの女人堂のうち、唯一前存するお堂です。
駐車場は左側にありますが、3台くらい置けるかな?と言うスペースです。
トイレもあります。

説明。

大日如来、弁財天、神変大菩薩(役行者)を祀っています。
ここにはお坊さんがいて御朱印も書いてもらえます。
御朱印は3種類です。
他に参拝者がいなかったので3つともお願いしちゃいました。

大日如来。

弁財天。

神変大菩薩(役行者)。

女人堂の横にある小杉明神社。
不動口女人堂は七つのうち一番初めに出来た女人堂です。
ここに祀られている小杉という女性が関係しています。

説明。
この小杉さん、そりゃあもう悲惨な人生を送って来た人です。
彼女がここへ辿り着いた時、やはり同じような悲惨な目に遭ったたくさんの女性たちが
弘法大師に救いを求めてやって来ていたそうです。
しかしこれ以上中には入れない女性たちの為に、彼女は尼になり小さなお堂を建て、
やさしい接待をしました。
これが女人堂の始まりです。

女人堂の向かいにある「お竹地蔵」
その名の通り、お竹さんと言う一人の女性が建てたお地蔵さんです。

説明。
お竹は江戸の大地震で亡くなった夫の供養のために高野山に来ました。
ここでお地蔵さんの霊夢を見て、30年間働いてためたお金で
この大きなお地蔵さんを建てたのでありました。
なんとも芯の強い女性たちです。
何も知らずに女人堂まで来ましたが、女性の強さを感じられる場所なので
迷っている人や悩んでいる人は来てみると良いかもしれません。
二人の話をちゃんと知っておかないといけないけどね。

雨が止んで日が差してくると、ぐんぐん気温が上がります。
でも、高野山はビックリするほど涼しいです。
すごく良い気分で高野山を後にして、次は立里荒神社へ行きます。
空海が高野山を開創する際に祀ったと伝わります。
<< 高野山3 奥の院 参 高野山5 立里荒神社 >>

女人堂は中心から少し離れているので、旅行に来ても時間の都合で
行けない事が発生するかもしれないので、この機会に行っておくことにしました。
高野山の街を車で走るとほんとうにお寺ばっかりで、
おおっ高野山に来た!って感じがします。

高野山への入口の石柱。この道が高野山へと繋がります。
女人堂はこの石柱の外にあります。
当時の女性たちは苦労してここまで辿り着いても中には入れず、
この中はどんなんだろう?極楽浄土みたいなのかな?なんて思いながら
この道を眺めていたんでしょうね。
ちょっと切ない気持ちになりました。

不動口女人堂。
かつてあった七つの女人堂のうち、唯一前存するお堂です。
駐車場は左側にありますが、3台くらい置けるかな?と言うスペースです。
トイレもあります。

説明。

大日如来、弁財天、神変大菩薩(役行者)を祀っています。
ここにはお坊さんがいて御朱印も書いてもらえます。
御朱印は3種類です。
他に参拝者がいなかったので3つともお願いしちゃいました。

大日如来。

弁財天。

神変大菩薩(役行者)。

女人堂の横にある小杉明神社。
不動口女人堂は七つのうち一番初めに出来た女人堂です。
ここに祀られている小杉という女性が関係しています。

説明。
この小杉さん、そりゃあもう悲惨な人生を送って来た人です。
彼女がここへ辿り着いた時、やはり同じような悲惨な目に遭ったたくさんの女性たちが
弘法大師に救いを求めてやって来ていたそうです。
しかしこれ以上中には入れない女性たちの為に、彼女は尼になり小さなお堂を建て、
やさしい接待をしました。
これが女人堂の始まりです。

女人堂の向かいにある「お竹地蔵」
その名の通り、お竹さんと言う一人の女性が建てたお地蔵さんです。

説明。
お竹は江戸の大地震で亡くなった夫の供養のために高野山に来ました。
ここでお地蔵さんの霊夢を見て、30年間働いてためたお金で
この大きなお地蔵さんを建てたのでありました。
なんとも芯の強い女性たちです。
何も知らずに女人堂まで来ましたが、女性の強さを感じられる場所なので
迷っている人や悩んでいる人は来てみると良いかもしれません。
二人の話をちゃんと知っておかないといけないけどね。

雨が止んで日が差してくると、ぐんぐん気温が上がります。
でも、高野山はビックリするほど涼しいです。
すごく良い気分で高野山を後にして、次は立里荒神社へ行きます。
空海が高野山を開創する際に祀ったと伝わります。
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