fc2ブログ

京都母子旅 15

あの世の入口 千本ゑんま堂   2021-7-2参拝  2021-10-11

京都に用事があり、これ幸いにと社寺巡りにも行ってきました。
旅の友は長女です。

京都に行ってからずいぶん時間が経って
どうなることかと思ったコロナの第5波もなんとか乗り切りましたね。
ワクチンも広がり、薬も開発されてきたようで、
これに期待するしかないですね。

7月1日のコース
清水寺→地主神社→清水門前から祇園→平安神宮→二条城
7月2日のコース
金閣寺→晴明神社→大将軍八神社→東向観音寺→北野天満宮→
千本釈迦堂→千本ゑんま堂→釘抜地蔵

― 光明山歓喜院引接寺 こうみょうざんかんきいんいんじょうじ
           千本ゑんま堂 せんぼんえんまどう ―


あの世とこの世を行き来し、閻魔大王の書記官を務めたと言われる小野篁(802 – 853)が
自ら閻魔法王の姿 を刻み、祠を建立したのがゑんま堂の始まり。
この地は平安京三大葬送地のひとつ「蓮台野」の入口にあたり、
現在も周辺からは多くの石仏群が出土 します。

寛仁元年(1017)、比叡山恵心僧都源信の門弟・定覚上人が、
ここを「諸人化導引接仏道」の道場とすべく「光明山歓喜院引接寺」を開山しました。

お精霊迎え、ゑんま堂狂言、風祭りなどの行事があります。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

千本釈迦堂から千本ゑんま堂へ。
距離は700mほどで、やはり千本通にあります。

千本釈迦堂は現在の千本通からは少し外れてますが、
千本ゑんま堂はまさに千本通沿いにあります。

千本通りは葬送地の蓮台野へ続く道で卒塔婆や石仏が並ぶ道だったそうですが、
現在は片側2車線の大きな道です。
交通量も多いし、道の両側には家屋が建ち並んでいます。

2021-7京都母子旅 (316)

アーケード街でお店が並ぶ中にある千本ゑんま堂は、この赤い提灯を見逃すと
通り過ぎてしまいそうです。
今回は徒歩なので、すぐ分かりましたが車だったらあれ~~?って感じで行ってしまうかも。

2021-7京都母子旅 (317)

開基は小野篁(802~853)で閻魔法王を安置したことに始まります。
その後、寛仁元年(1017)、比叡山恵心僧都源信の門弟・定覚上人が、
「光明山歓喜院引接寺」を開山しました。

5月に行われる「千本ゑんま堂大念仏狂言」は京都三大念仏狂言の一つです。

2021-7京都母子旅 (315)

境内はあちこちに車が停まっていて、駐車場として貸しているっぽい一角もありました。
舗装も継ぎはぎだし、古い公民館的な建物(狂言会館でした)もあるし、
雑然とした境内に見えました。

でも、こういう社寺は地元との関わりが密接で、昭和の時代に事あるごとに直したり、
建てたりした結果、まとまりが無くなってしまったと言う所が多いように思います。
あくまで私の意見です。

2021-7京都母子旅 (320)

この日も地元の老人が集まって、ワイワイ楽しそうに会合をしてました。
私たちがウロウロしていると、声をかけてくれます。

ちょうど風祭りの期間でした。熱心に説明もしてもらいました。
ゑんま堂への愛が感じられます^^

2021-7京都母子旅 (321)

硝子戸の向こうに閻魔大王像が安置されています。
応仁の乱(1467-1477)で当初の閻魔像は焼失してしまい、
長享2年(1488)仏師・定勢が新たに閻魔法王像を刻んで安置しました。
高さ幅とも2.4mの巨大な像です。

秘仏ですが毎月16日に御開帳されるそうです。
また、拝観料を払うと内陣を拝観できます。
知らなかったので拝観してきませんでした;;

画像1

画像を拾ってきましたが、ボカシを入れておきます。

巨大な閻魔さんはかっこよくて、須弥壇や天井絵も素敵だったので、
紹介したかったんです。
千本ゑんま堂で検索するとすぐ画像は出てくるんですけどね。

閻魔さんの前に座ったら、もう地獄か天国かの裁判を受けてる気分。
これから良い事をいっぱいしますから~!天国へ行かせてください!!って
心を入れ替える人もいるかもね^^
いや~拝観したいですね~

2021-7京都母子旅 (327)

板絵はほとんど見えませんが、なんか閻魔様の裁判の場面みたいじゃないですか?

授与所へ行って御朱印を頂きました。

千本ゑんま堂朱印

御朱印。

期間限定のキレイな御朱印も、閻魔大王の御朱印帳もあります。
風祭りの御朱印があったそうなんですけど、気が付かなったな~

2021-7京都母子旅 (319)

ゑんま堂狂言会館だったっけなぁ?
ゑんま堂狂言は、定覚上人が布教のため、
大念仏法会を始めた事が起こりと伝えられます。

戦後、狂言は中断し、昭和49年には江戸時代に建てられた狂言堂が不審火により全焼。
衣装や小道具が焼失しましたが、庫裡に保管されていた面は無事でした。
そこで保存会が発足し、復活させることができました。

2021-7京都母子旅 (318)

分かり難いけど、大きな閻魔像です。
なんかの祭りのパレードに製作された閻魔像だそうです。

天正2年(1574)織田信長が上杉謙信に贈ったと言われている国宝・洛中洛外図屏風の
中で、ゑんま堂狂言の閻魔庁が演じらている様子が描かれています。
また1565年(永禄8年)宣教師ルイス・フロイスも千本ゑんま堂の様子を記しています。

2021-7京都母子旅 (322)

「塔婆流し場」と書かれています。

8月7日~15日に塔婆を流して迎え鐘をついて、
ご先祖の精霊をお迎えするのが精霊迎え。
8月16日は精霊送りなんですって。

2021-7京都母子旅 (323)

紫式部の供養塔。重要文化財です。
紫式部の像もあります。

2021-7京都母子旅 (324)

これはちょっとボロボロで読む気がしない^^;

供養塔には南北朝時代の至徳三年(1386)円阿上人の勧進により
建立されたとの刻銘があります。
紫式部のあの世での不遇な姿を見て成仏を祈って建立したそうです。

なんで紫式部が不遇なのかと言うと、当時、事実以外の事を書いたからです。
仏教でいう五戒の一つの妄語戒(ウソをつく事)を犯すことになり、
大焦熱地獄に堕ちたと言われているんです。
なんとも気の毒な話です。

2021-7京都母子旅 (325)

鐘楼。
提灯がいっぱいで、まるでお神輿みたいです。

2021-7京都母子旅 (326)

提灯に埋もれた鐘。

 千本ゑんま堂 引接寺 HP >>

この日は風祭りで夜には境内のたくさんの提灯に明かりが灯るんです。
残念ながら帰途につかなくてはいけないので諦めました。
と言うか、疲れて元気もなかったし。。。

次はついに最後のお寺です。釘抜地蔵尊です。

<< 京都14 千本ゑんま堂            京都16 釘抜地蔵 >>
にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ
にほんブログ村
にほんブログ村 コレクションブログ 御朱印へ
にほんブログ村

ブログランキング

ブログランキング

ブログランキング




スポンサーサイト



theme : 神社仏閣
genre : 学問・文化・芸術

tag : 京都 千本ゑんま堂 小野篁 朱印 閻魔像

comment

Secret

FC2プロフ
プロフィール

じゅみーcoco

Author:じゅみーcoco
伊勢神宮の近所で生まれ育って
現在、伊勢の隣の町に在住。

忙しかった子育ても一段落。
行きたかった神社、お寺、
歴史の舞台、遺跡etc
あちこちお出かけするぞ~~
御朱印ももらっちゃうもんね^^

最新記事
Lc.ツリーカテゴリー
最新コメント
フリーエリア
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

最新トラックバック
 
カレンダー
10 | 2021/11 | 12
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
FC2カウンター
お勧めショップ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

検索フォーム
神社・寺などの名前を入れてね。
シンプルアーカイブ
フリーエリア
フリーエリア
リンク
Amazon商品一覧【新着順】
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

FC2ブログジャンキー

「アクセス数が全然伸びない…」そんな悩みをブログジャンキーが解決します!

QRコード
QR
RSSリンクの表示